無痛分娩を体験してみた!
こんにちは!えばっちょです。
2人の男児育児に奮闘しているワーキングマザーです。
わたくし、今年、第2子を出産しまして、はじめて無痛分娩を体験したんです!
無痛分娩って、痛くないってこと!?
痛くない反面、リスクあるんでしょ?実際どうなの??
って悩むママ多いと思います!
ということで、実際に無痛分娩で出産してみて、その体験記からメリットとデメリットを記します。
1、私が無痛分娩を選んだ理由
第1子のときは、普通分娩で出産しました。
その理由は、里帰り出産したので、田舎に”無痛分娩”なんて選択肢は無いということ。
また、一生に一回ぐらいは陣痛を経験してみるのも悪くないかも!という軽い気持ちからでした。
結果・・・陣痛は・・・
「鼻からスイカ」どころではありません!
「鼻からジャンボジェット機」です!!!
はい、これ本当です。
痛すぎて超絶ビックリしました。
出産すると痛みを忘れるという人もいますが、私は忘れることができません。
特に私は、陣痛が来た時に子宮口が全く開いておらず、また、予定日を1週間も超過していたため、階段の上り下り・スクワット・ 熱い湯船につかったり、 本陣痛を誘発するまでの時間が、すっごく辛かったです。
陣痛の最中・・・
「人間の出産は、なぜ卵ではないのか」
「なぜ男ではなく、女が生む定めなのか」
「アダムとイブは、なぜ出会ってしまったのか…」など、
陣痛の途中は、人類の誕生から呪いました・・・・
そんなこんなで、めでたく出産した直後も、「赤ちゃんがカワイイ」という気持ちよりも「お願いだから私の身体を休ませてくれ!」と思ってしまったことも事実。
第2子を産む機会があれば、絶対に無痛分娩にしよう!と誓いました。
2、無痛分娩のリスク
主治医のお医者さんに何度も確認しましたが、 リスクのない出産など元々なく普通分娩でもリスクはあることなので、
無痛分娩だからと言ってリスクが増えるわけでは無いそうです。
麻酔もまず問題ない!と説明を受けましたので、安心して決断することができました。
ただ、何より、お金がかかりますね・・!!
私の産院では、追加料金が12万円かかりました。。。
そして、いざ!出産!!
予定日を1週間超過した日、朝に”おしるし”の鮮血があり、日中は前駆陣痛がありました。
夜になるにつれ痛みの間隔が短くなったものの、上の子をお風呂に入れたり寝かしつけを行わなければならず、一通り家事を終えて陣痛感覚を測定すると、既に7分刻みに!
経産婦は15分間隔の陣痛がきたら、参院に電話するように指導されることが常なので、電話すると、「すぐに来てください」との指示が。急いで夫の運転する車で向かいました。
3、麻酔は、腰に注射!
産院に到着後、陣痛は時間を経るごとに痛みを増していき、子宮口が7cmに開いたときに、私は麻酔を打ちました。
助産師さん指導のもと、注射をするために背中を丸めキープしなくてはなりません。
エビみたいに丸くなるのです。
腰に注射ですよ!!!
8cmの管を腰に入れると言われたのです。
はっきり言って今回のお産で一番怖かったのはこの注射です。
正直、腰の注射が怖すぎて、直前に普通分娩も再度、脳裏をよぎりました。
しかし「鼻からジェット機」の悪夢は、二度と御免!
一生に一度の人生勉強だ!!と思い、腰の注射を決心しました。
結果、注射自体は、麻酔をするので、あまり痛くありませんでした(良かった!!!)
4、陣痛中に「海のさざ波」が聞こえる気が!
麻酔を打ってしばらくすると、
強くなっていた陣痛が、ほぼゼロに!
「海のさざ波」が聞こえるかと思うくらい、心穏やかに過ごせました。
その後、子宮口が全開になり、何度かイキんで、無事に出産しました。
5、無痛分娩のメリット
決定的な違いは、やはり陣痛の痛さです。
普通分娩と比べて、かなり軽いです。
体力と気力の消耗加減が、けた違いに違います!!
産後も大変じゃないですか・・・!
新生児の授乳に夜泣きに、ママの産後トラブルに・・・
産後の体力が温存できるのは、プライスレスですね!!
6、感じ方は 人それぞれ
無痛分娩は、もちろん医療行為ですので、麻酔が体質に合わなず副作用が出る人、麻酔があまり効かなかったという人もいると思います。
(私自身、副作用で、出産後に”かゆみ”が出ました)
というわけで一概に進めるわけではありませんが、
産院のお医者様とご家族とお財布(コレ大事!)と、よくご相談して決められるのが良いと思います。
とは言え、無痛分娩は、陣痛の痛みがとても軽いので、すっごくオススメです!!
絶対に普通分娩には戻れませんっ。もう一人くらい産めるんじゃないかと思ってしまうくらいです(笑)
ちなみに、当たり前ですが、分娩の方法で、子供への愛情なんて変わるわけがありません。
無痛分娩は、プライスレス!
痛みが少なく、産後の体力回復が早いので、
選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか!?
*(参考)無痛分娩のリスク↓
平成29年度厚生労働科学特別研究事業 「無痛分娩の実態把握及び安全管理体制の構築についての研究」