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サウジアラビア駐在記003 : トランジット (フィリピン)
1.入国
フィリピンの入国審査は、審査官がよそ見して、しゃべりながらパスポートにスタンプを押していた。その分、スムーズに入国の手続きが終わり、ホテルへ向かうタクシーを捜した。空港から出ると、熱気がむんむんとしており、まさに”くそ暑い”という表現がぴったりくる感じだった。
2.運転
ホテルが用意してくれたタクシーで、ホテルに向かった。道路にでると車の多さに驚かされた。日本のように綺麗に整列した渋滞でないので、余計に車が多く感じられた。運転マナーの悪さは超一級品で、この国ではウインカーを使う習慣が無いのではと思われる車線変更で、クラクションの音は絶えること無しになっている感じだった。大阪の運転はマナーが悪いとよく言われるが、レベルの違いを痛感した。
3.街並み
街並みの色は一言で表すと、”グレー”である。コンクリートの古ぼけた色がそれにあたる。排気ガスのせいが、ペイントのせいか、くすんだグレーが一面にあった。もちろん場所によりけりであろうが、空港からホテルにかけてはそんな感じだった。セブンイレブンも一軒あったが、くすんだ感じの色だった。もう一点風景で目に付いたのが、広告(いわゆるビラのたぐい)の多さだった。ビラの上からビラをはってぐちゃぐちゃになっていた。壁とゆう壁、歩道橋等貼れるところには隙間なく貼り詰められていた。