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スペース⊿ライフ

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宇宙に想いを馳せ、まずは月面社会の創造を目指すエンジニア
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#JAXA

スペース⊿ライフ001 : 宇宙兄弟

 まずは宇宙の勉強を始めようと、”【新品】宇宙兄弟 (1-38巻 最新刊) [小山宙哉先生描き下ろしボックス付/JAXA Ver.] 全巻セット”を大人買いした。ネットで購入して26,000円なり、思ったより大きいのと、ボックスから数冊はみ出していることに、配達されて初めて気付いて驚いた。  野口宇宙飛行士の打ち上げ成功の日から、会社の昼休みに1冊ずつ読み始めた。「挑戦をやめない人達をエンジニアと呼ぶ」を心に、ランチミーティングにも負けず、緊急事態宣言にも負けず⁉️、コツコ

スペース⊿ライフ020 : JAXA (実験棟/相模原)

JAXA相模原オープンキャンパスに参加した。長蛇の列に並んでも見たかったのが、宇宙探査イノベーションハブ/実験棟であった。60分待ちと書いてあったが、実質は30分程で入れた。 実験棟の月面模擬施設は日本最大、世界でも最大級で400m2の面積だそうだ。JAXAの宇宙飛行士選抜試験でも使った設備で、NHKの番組で見た事を思い出した。しかしながら、普通の照明でみると、単なる大きな砂場のように見えた。 ただし、照明を一端切り、月の南極域での太陽光を再現すると、急に月面の世界観に変

スペース⊿ライフ015 : 宇宙の日 (9月12日)

9月12日は、日本の独自制定の宇宙の日である。毛利衛宇宙飛行士が日本人として初めてアメリカのスペースシャトル「エンデバー」で宇宙に飛び立った日だそうである。 例年記念行事が行われており、今年も作文絵画コンテストが開催せれた。締め切りは8月末が慣例なので、興味のある方は来年に挑戦ください。なお、応募は最寄りの科学館ででき、日本全国の52もの科学館で応募可能。 ちなみに、過去の過去の受賞作品は、以下のギャラリーサイトで紹介されている。

スペース⊿ライフ010 : 野口宇宙飛行士の帰還

 日本人宇宙飛行士の切り込み隊長こと野口宇宙飛行士の打ち上げは、会社の会議卓のモニターにスマホをつないで見たが、あれからもう半年が経った。  帰還はどこにも行けない日本のゴールデンウィークと重なり、自宅でビールを飲みながら見た。パラシュートを広げ、日本時間の15時56分にメキシコ湾に着水する映像をスマホで見れる時代の凄さを、しみじみと感じた。  YouTubeの二大リンク(打上げ&帰還)は、以下の通り。 2021年05月02日 : 野口さん。「地球におかえりなさい!」Y

スペース⊿ライフ003 : 筑波宇宙センター

 JAXA筑波宇宙センター(タイトル写真)に訪問したのは、ちょうど13年ぶりに宇宙飛行士の募集を発表した日だった。勝手ながら、新たな時代の流れを感じた。  入館前には体温検査も実施し、入場者数も制限してコントロールされていた。込み合う事も無く、時間制限があって気持ちせかされたが、展示はしっかり見られた。  正門から覗くと、そこは大学を思い出すような、広大な敷地だった。完全厳秘かと思ったが、意外と構内マップ(Link)も公開されており、マップによるとC-5が

スペース⊿ライフ002 : ロケット広場

 筑波の距離感が、全く掴めなかった。遠くの天候は天気予報頼みであり、北関東は終日雨の予報で、茅ケ崎の朝は曇りだったが、日頃は持たない折りたたみ傘を探して持って行った。  予定より少し早めに到着すると、まるで記念撮影の時間を与えるように雨が止んだ。高そうなカメラと三脚まで持ってきた同行者の段取りの良さに感服しながら、H-IIロケットの実機が展示される「ロケット広場」で記念撮影を撮った (タイトル写真)。  宇宙兄弟の第一巻にも記念撮影のシーンが出てくるのが、このロケット広場