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from チェンマイ【洪水とタイの人々:私たちは元気です】

10月初頭、私たちの工房のあるチェンマイは、数百年に一度ともいわれる大きな水害に見舞われました。

台風「yagi」が変化した熱帯低気圧の影響による大雨で、7日には市内を流れるピン河は最高水位を超えて越水し、それは市内に流れ込みました。

旧市街とその西側は浸水を免れましたが、ワローロット市場やナイトバザール、バスステーションやチェンマイ駅など、観光で訪れた方々にもお馴染みのエリアは甚大な被害となりました。

さいわい郊外にあるeavamの工房やスタッフたちの家は無事でしたが、現地で切り盛りする花岡安佐枝の自宅は被災エリアの中。

多くの家々で、家具や家電は浸水し思い出の品も失われ、電気や水道も止まりました。

しばらくは2階や避難所で備蓄した物品のみで過ごさねばならない時期もありましたが、タイの人々はこうした時にも力強く、自然発生的に皆で助け合います。

少しでも余裕のある人々は、水や食料を小分けに袋に詰めて近隣に配ります。ボートやたらいで足腰の弱いご老人を助け合いながら水の中を避難させます。水が引いたあと、泥に浸かった道路のクリーニングも進んでいます。

今チェンマイは日常を取り戻しつつあります。

どうか皆さま。日本にもチェンマイの工芸品や雑貨を扱うお店はたくさんあります。

銀細工でも竹などの籠や手織布でも、それを使った衣類、うつわなどでも。素敵なものが沢山あるはずです。

タイムラグは生じますが、日本のeavamのオンラインストアや取扱店を通じ、お買い物していただくことも力になります。

タイの工房へのリターンになりますし、スタッフたちの仕事を持続的に確保することにもなり、現在の停滞をリカバリーすることに繋がります。

これを機会にタイやチェンマイの素敵なものたちや、それらが生まれる源に触れてくだされば、困難も嬉しい出来事に変えられる気がするのです。

●ジャスミンバーム第二便が入荷いたしました。

さいわい被災を免れた私たちの工房では、洪水の直前に仕立てた出荷便を、日本の皆さまに向けて送り出すことができました。

この便には、若干数ですが、初夏に届いた今年のジャスミンバームの第二便が含まれています。

年ごとの花の作柄により、作られる量が限られるこの私たちのシグネーチャー・バームですが、今年は初夏の第一便を送り出した後も、ジャスミンは花を咲かせ続けてくれました。

オンラインストアに、ジャスミンバーム(nongharn 03 / 103)が入荷いたしました。

数に限りがございますため、SOLD OUTの際はご了承くださいませ。若干数ですが11月以降、いくつかの取扱いショップ様の店頭にも並ぶ予定です。

●尾道にて「アメニティのお披露目とお茶会」

尾道のLOGにてオリジナルアメニティのお披露目とお茶会を開催させていただきます。(以下、@log_onomichiさんのインスタグラムより)

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【特別イベント】LOGオリジナルアメニティ“onomichi”お披露目会

eavam大橋二郎さんと、花岡安佐枝さんをチェンマイよりお招きし、LOGオリジナルアメニティ“onomichi”のお披露目会を行います。

“onomichi”という名のアメニティができるまでのお話と合わせて、アメニティの使い心地をお試しいただけるワークショップを開催いたします。ワークショップ後は、お二人を囲んでお茶と菓子の時間を。

チェンマイの空気を感じながら、伝統的な美しい技術のこと、商品開発から製造・パッケージを通して一貫して伝えたいeavamの世界観の話など、皆さまと心地良い時間をご一緒できますように。

● 日時 11/9(土)15:00~16:30

● 会費 4,400円(税込) 

お土産“ onomichi”+菓子とお茶付

<申込方法>stay@l-og.jp宛に、件名に「eavamワークショップとお茶の会」とご明記の上、本文に①名前 ②電話番号 ③参加人数をご明記のうえお申し込みください。



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