転ママが「助けて」と言い続けたら、新期立ち上げ部署に引き抜かれていた話
お久しぶりです。
かなり間が開いてしまいましたが元気です。
産後4か月で就職して早1年半。
部署異動になりました。
「研究開発支援部」みたいなところです。
スーパー文系の私で、バックグラウンドには何一つ研究開発はありません。
が、部署異動になりました。
その理由は、この1年半運命のいたずらとしか言えませんが、
「研究開発支援」をせざるを得なかった?からです。
まったく違うキャリアに足をつっこんで凹む日々
最初4か月くらいはマジで周りが何言ってるかわかりませんでした。
会話についていけないんです。
これはつらい。で、育児も相変わらずですし、基本ワンオペなわけです。
周りはなんかみんな優秀。来るとこ間違えた。
とはいえ、仕事はせねばならぬ。
そのために土台の知識を入れねばならぬ。
朝活は…息子の夜泣きでできず…
そこで使ったのが「通勤時間」でした。
知識がない!助けて!
通勤時間はインプットにあてる。
そこしか私の生き残る道はない。
ということで、iPadを買いひたすらkindleで書籍を読み始めました。
ここら辺は3回ほど読みました。
またGoogleAlartに該当テーマを選んで、チェックしたり
Newspicksをインストールしたり、
もうとにかく通勤時間しかないので、通勤時間はぜったい死守しました。
書籍とネットに助けを求めたわけです。
私は地頭も良くないので、どうにかと思いこちらも受講しました。
(今もちょっとした時間に聞いてます)
そうするとだんだん会話についていけるようになります。
発言できずでも「こういうことを言っているかな」とはイメージは
できるようになる。
次は上司や専門家の面談に同席する。
最初は何言ってるかさっぱりわかりません。
zoomの面談なら、もう裏で調べまくる。
調べまくって「あ、あういうこと言うてたんか…」と後から理解する。
その繰り返しです。
その期間は「私無能です!教えてください!」です。プライドも何もありません。
調べながら聞くの繰り返しです。
するとこれまた段々話がわかってくる。
話のポイントもわかってくる。
上司や専門家が何を見ているのか、何を指摘しているのか、
どういうことを何故気にしているのかがわかるようになる。
ここまできたらぽつりぽつりと発言もできるようにもなりました。
(たまに何言ってんだ?となりましたけどね)
添削なんてできない、助けて!
そんなある日、これまた運命のいたずらで
とある申請書をブラッシュアップするという仕事をふられ…
振っていただきました。
集まってきた申請書に「こうすればもっと良くなりますよ」とお伝えする仕事です。
いや。待って。私の目にはすでに出来上がっているように見える。
どこを見ればいいんだ、何を返せばいいんだ、向こうは的確なアドバイスを期待している…詰んだ…
「もしもし…すいません。おたくも申請書添削してますよね、どうやっていますか…」
もうプライドなんてありません。わたしは無能です。でもいいもの返したい。助けてください!!をここで発動させます。
幸い、私の周りには本当に優しい方が多く、
申請書のポイントや審査員が見ているポイントを教えてもらいました。
また、元金融機関支店長経験者から、融資するときにどこ見てるか・どこを突っ込むか、どういう事業計画書だと落とすかも教えてもらうことができました。
(本当にみなさまのおかげで育っていますな…)
ということで、なんとかかんとかこの仕事は達成できました。
ついでに、申請書一回目添削くらいはできるようになりました。
そうこうしていたら、「研究開発系にはまったね、部署異動しようぜ★」と
新規立ち上げ部署に気が付いたらいたのでした。
ついでに昇格もしたのでした。
助けて!の力
自分のことは自分がよくわからんとは言いますが、
自分が優秀ではないことや、平均ちょい下くらいという優秀度であることはわかっています。
「我無能、ゆえに我あり!」と思って生きています←
なので、助けてもらうしかない。
書籍に、ニュースに、雑誌に、記事に、上司に、クライアントに、ステークホルダーに。
必ずいいアウトプットをつくりますから、と約束して。
すると助けてくれるんです。
そして今度は、自分が助けていく。
この歳になって、まだまだすぎて20代に戻りてえって
毎日思っていますが、今日が一番若い日と思い
「助けてー--」と言いながら、今日もお仕事頑張ります。
それでは!
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