【知育】知育!と肩ひじ張らなくても、どうも良さそうだ。興味さえあれば。
私はフルタイム正社員ワーママである。
時間はない。時間貧乏である。
なので、これといった知育的なモノはできていない。
朝は怒涛のように過ぎ、夜も怒涛のように終わる。そしてこの生活をもう5年半もやっている(自分偉い。と自分をほめるスタイル)
が、意識していることはある。
それは「できるだけ多くの経験をさせること」だ。
ワークショップオタク、子連れでワークショップに行きまくる
ところで、私はワークショップが大好きだ。
自分で手と頭を動かし、場合によっては対話しながら何かを発見する、その時間が好きなのだ。好きすぎて、自分も仕事でワークショップを企画運営させてもらっていたりもする。
で、ワークショップオタク、略してワショオタの子どもは、自ずとワークショップに連れていかれる。
・はんだごてでペンダントつくるワークショップにに連れていかれる
・レゴシリアスプレイに連れていかれる
・子ども演劇ワークショップに連れていかれる
・世界のダンスワークショップに連れていかれる
・バスボム作りワークショップに連れていかれる
・パン作りワークショップに連れていかれる
・乗馬体験(ワークショップではないけど)に連れていかれる……などなどこの他多数
まあよくも付き合ってくれたものだ。
あくまでも、私が「やってみたい」と思ったものに付き合ってもらっているだけなのだが、これで子たちの興味がわかるから結構おもしろい。
娘の場合
娘は「世界のダンスワークショップ」が好きで、自分から「行きたい」というようにもなった。
色んな国のダンスを覚えて歌を覚えていくうちに、街中に飾られている国旗に興味を示したり、
そのうち、「どことどこがケンカ(戦争)しているの?」「この国では『こんにちは』は何ていうの?」「埼玉と大阪、日本とアメリカ、どっちが遠いの?」「独立って何?」と聞いてくるようになった。
今はガザとイスラエルに強い関心があるようだ。
私はエンタメと勉強は相性がいい信者だが、やっぱり相性はいいんだろう。
聞かれたら答えるが、私から世界のことを勉強しよう!とは言ったことがない。
楽しそうなので「ほぼ日のアースボール」を買ってみたが、これも気に入ったようで遊んでいる。
息子の場合
息子はものづくりがどうも好きなよう。大人しいな、と思って息子を見たら何かつくっていることが多い。
娘(お姉ちゃん)もものを作るのが好きな子で娘の影響もあるだろうが、黙々と作っている。
布とセロテープはくっつかない、なんで?
段ボールははさみで切れない、なんで?
という疑問が育っているようだ。
息子は好きなことをやっている時間は集中しているので、私も静かに過ごすことができて、一石二鳥である。どんどんやってくれ。
先日は足が20本ほどあるタコを紙コップで作ってきたが、めちゃくちゃかわいかった。足の本数とかはどうでもいいのだ。足がたくさんあることを表現できたこと自体が成長。
興味が育てば、きっと勝手に育っていくんじゃないの
と、私は思う。
興味があることを見つけるまでのサポートが親の担当で、そこから先は子どもが自分で探っていけばいいと私は思っている。
そういえば、私が大好きな本では
「子どもはみんなお絵描きが好きだ。なのに、どうしていつの間にか美術が嫌いになってしまうのか」という問いがあった。
それは大人が勝手に子どもの興味や表現を評価したり、知識から入ったりするから「おもしろくないね」となり、だんだんキライになっていくんじゃないか、というようなことが書かれていた。
(ちなみに私も美術はあまり好きではなかったが、原田マハさんの作品とこの本で、一気に美術・特に美術史への興味が増した。エンタメは偉大だ)
興味を持ったことは、とことん「勝手に」やらせる。
子どもなので飽きるのは早い。
飽きてきたら、また他の興味を一緒に探す。
何も肩ひじはって教材をやらなくても、知育によいおもちゃを買いそろえなくても、いいんじゃないか。
うちの家では、今のところこの「知育」がしっくりきている。
(し、もはや知育と思っていないところもある)
時間貧乏な我が家には、休日にできる・勝手にやってくれる、が一番都合がいいのだ。
世の中には、色んな知育がある。
教材もあれば、教室もある。どれもきっと素晴らしい。
が、一番大事なのは親と子がしっくりきているかどうかな気もする。
自分たちらしい知育のカタチができれば、きっと毎日ちょっと楽しいかも。
ちなみにワークショップ探すときはpeatixとかで探すといいよ!(回し者ではないよ!)
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