whyとwhatの不一致の話
おはようございます、やまもとみずです。
企画を立てる際、みなさまはどうしてらっしゃいますか?
私はポンコツ企画屋なので、なかなかポンっと出すことはないのですが、
私の場合はまずテーマと何故やるのかを考えて、めえっちゃ雑にまとめて誰かに相談することから始めます。
「~~というテックがあるけれど、まだ中小企業には浸透していない。
使うメリットは多々あるものの、用語の難しさや導入に向けての煩雑そうなイメージで近寄ることもないし、経営者層の優先度は低そうだ。だが、その存在とメリットを知ってもらうことは役に立つだろう」
みたいなところから始まることが多いです。
あ、私はセミナーやワークショップの「企画」をやっています。
講演するのは私ではないですが、講師を見つけてくるのは私の仕事です。
この件でいうと「テックによって中小企業の業務を楽にしたい」というbecauseから始まります。
whyとwhatの一致
これは昨日、企画のテーマ案を相談したときに「そうよなあ」と思ったことなのですが
whyやテーマの角度が面白くとも、どうカタチにするかはその時・その対象・その目的によりけりなんですね。すっっごく当然ですが。
例えば、あるテーマのもとに参加者同士の意見交換の場を設けて活気づけたい場合はワークショップがいいでしょうし
そこから踏み込んで参加者同士の人脈形成を狙うなら交流会でもいいかもしれません。
深く長く突っ込んでするのであれば、ゼミ形式でもよいでしょう。
幅広く浅く入口の知識を持って帰ってもらうならば、フォーラムスタイルでもいいかもしれません。
whyは絞られるのですが、whatの答えって結構無限大。
それをbecauseに合わせて、欲を言えばあまりなかった角度で実装することが大事。
これ、本当に基礎なんですけど、なかなか難しい。
昨日提出したテーマ案はここをかなり突っ込まれましたし、自分でもそうだよな、確かにな、もっかい考え直さないとな~と思ったところでした。
先日も取り上げたリクルートの事業開発についてのこちらの本で
リクルートでは「リボン図」というフレームワーク?が紹介されていました。
リボンの両側をみないといけないよ、という話なのですが
(全ての業種がこのモデルが当てはまるわけではないと思います)
これはビジネスモデルだけではなくて、whyとwhatを繋げるにも使えそうな気がします。
まとまらないまとめ
私のようなぽんこっつー企画屋はなかなかいないと思いますし(笑)
世界のプランナーさんや企画担当の方はもっと優れたリサーチ能力や構成力をお持ちだと思いますが
whyを5回繰り返しながらbecauseを絞り、what-何によって実装するのかを結ぶか、その結び目が企画の肝だよなと改めて思ったという備忘録でした。
まだまだ精進あるのみ!
それでは今日もお元気で!