地方メディアに特化したアプローチ結果を公開(新聞・テレビ・ウェブ多数の露出を獲得)
おはようございます。少し投稿が滞ってしまいましたが、自分の中で本当に発したいことが何なのかと向き合っていたために、なんとなく意思が固まるまでは書く気になれなかったのです。(モヤモヤ期)
今までnoteでは、広報としてこれまでやってきたノウハウをなんだか偉そうに語っていたけど、ある方のアドバイスもあり、もっと日々の生身の仕事に沿って、手触り感のある事柄を書き残していきたいなと改めて思った次第です。というわけで、直近連休中の広報の動きと成果についてここに記録として残しておこうと思います。
オンラインで繋ぐ、復興の姿
さて。賛否ありましたが笑、23日に東京オリンピックの開会式が行われました。開始時刻の20時まで、私は福島と次回五輪開催地であるパリをオンラインで繋いだイベントの対応をしておりました。
今回の東京五輪は当初(いや今も)復興五輪として、東日本大震災をはじめとする未曾有の大災害からの真の復興をアピールする場としても重要視されていました。コロナ禍により全世界が大規模な困難と今もなお向き合い続けるという誰も予想だにしなかった現実が訪れ、復興五輪の文脈は希薄化してしまいました。このあたりのことは、ぜひ下記記事などを読んでみてください。
しかし、「食」で東北に活力を取り戻すとともに、さらに世界に向けたブランドを構築していこうとする団体の広報を担う私としては、このオンラインイベントを機に復興五輪文脈の発信に少しでも貢献できればと考えました。そこで、福島県のメディアを中心に、22名の記者さん、報道機関へご連絡をし、イベントへのオンライン参加とオンライン会見、プレスリリースの配信を通じて広報を行いました。(過去取材で溜めてきたメディアリストです)
広報として具体的にしたこと結果
アプローチ方法としては、
①イベント概要を載せた企画書的な案内状をメールでメディアに個別送信
②プレスリリースをPRTIMESで配信
③イベント後のオンライン会見を念押しで再度メールでメディアに個別案内
これによって、露出獲得経緯には以下がありました。
✅個別メールからそのまま電話取材・掲載につながった
✅プレスリリースからの転載もしくは記事化
✅オンライン会見後の掲載
✅イベント後の後日取材によるテレビ露出
その成果としては、
✅新聞3紙(日経新聞、福島民友新聞、福島民報新聞、財経新聞)
✅テレビ1社(今後放送のため引き続き取材中)
✅ウェブ多数(PRTIMES経由、直接取材、リリースをもとに記事化)
での露出が本日時点で確認できています。まだ、これから掲載される媒体ももちろんあります。(そして見逃しもあるかも)
▼新聞のオンライン版とウェブ記事(一部)
記事掲載にあたっては記者さんと何度も確認の電話やり取りがありましたが、時間にして数分です。また案内やリリース送付はメールなので、こちらもパソコン作業で30分ほど。たったこれだけの稼働でも、しっかり広報成果を出すことができました。やっぱり動くことは大事。
それと、今回は数日という短い期間でこの広報をやり遂げましたが、何より、イベントに関わる全ての人の「この情報を世界に届けたい」という思いが非常に強かった。私自身は、それが成果につながったと思っています。
まとめ
✅地方メディアはやっぱり露出確率が高い!
✅地元メディアを中心に当たれるところは当たる!
✅記者クラブの投げ込みを有効活用する
✅記者クラブでの会見を有効活用する
ということで、地方での広報を強化したい方に向け、少しでも参考になればと思います。