見出し画像

【ゼロから広報】どうしたら社内から情報発信ネタが出てくるか?

こんにちは。今日はこんなテーマで。

これは・・・悩んでいる広報さん多いのではないでしょうか?私自身も「広報したいんです」って相談を受けつつも「何を?広報したいんですか?」って聞くと「具体的にこれというものはないのですが。。」ってことが結構あって心の中で突っ込んでいます。

そう。
メディアには出たい。会社の認知度はあげたい。でも、発信できる情報はないし、何からすればいいか分からない。というケースが非常に多いと思います。確かにそうですよね。新製品がそんなに出るわけでもなく、社内にニュースも転がっていないし、何か新しいことを始めるのも難しいとなると、リリース出すのに一苦労だと思います。

というわけで、整理してみました。ネタ探しに困ったら、以下の項目に沿って探してみてはいかがでしょうか?

①時系列ネタ
創業●年、発売から●年など時間軸における節目に出すパターン。自社が何周年なのかあるいは、社外・社会的な時間軸なども気にかけている必要があると思います。例えば今年なら震災から10年なので、そういったところに絡めて発信することもあり得ます。
②記録系ネタ
売上や販売数、出店数、フォロワー数などの数字絡みの記録はもちろん、何かにエントリーして受賞した場合なども「記録」として積み上げておいたら良いと思います。例えば●●賞受賞や●●に選定されました、●年連続などの連続記録なども。特に受賞系は注目度や認知度が上がるきっかけになりやすいため(賞を授ける側も発信してくれることが多い)、広報マンはエントリー情報にもアンテナを張っている方が多いと思います。
③トップ系ネタ
記録系と類似していますが、業界ナンバーワンなどの1位ネタと、日本初、世界初、業界初などの1番ネタ。これはかなりの注目度が期待できますね。国内とか大きな単位ではなく、地域ナンバーワンなど、母数を小さくするとナンバーワンが取りやすくなるので、単位を変えて見てみるということもいいかと思います。
④新規系ネタ
新発売、開業・開店、新機能、設立、合併、コラボレーションなどなど、新しいネタに関してです。王道です。
⑤告知ネタ
キャンペーン、イベント・セミナー開催、記者会見など純粋な告知情報。
⑥仕組み・制度系ネタ
企業の場合はユニークな社内制度などもリリースネタにしているところが多いですね。最近はチーフなんちゃらオフィサーとか、社会的に話題になりそうな職種を独自に作る。独自の福利厚生や、珍しい働き方、オフィスなどもテレビに取り上げられることが多いですね。今ではもう遅いですが、ちょっと前には副業解禁もニュースで目立ってしましたよね。本社移転とかもこのカテゴリに入ると思います。
⑧コラボネタ
一社単独でのネタ作りが難しい場合には、他の企業や人物、ブランドなどとのコラボ企画を組むのも手です。一社だけでは情報が薄い場合も、複数社が集まってワンテーマ設けるなどもありえると思います。

今回は初級編と言うことで、比較的オーソドックスなリリースネタを並べてみました。まずはこの辺りから探し始めてみてはいかがでしょうか?次回はマニアック編として、過去のユニークなリリースを事例と共にご紹介します。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?