見出し画像

広報PRのチカラで地方企業を強くする方法

皆さん、こんにちは。8月21日(水)に、株式会社丸信主催の広報PRセミナー『広報PRのチカラで地方企業を強くする方法』に講師として登壇させていただきました。今回はそのイベントレポートをお届けしたいと思います。

株式会社丸信「イノベーションセンター」にて

当日は、福岡県久留米市にある、丸信さんの本社近くの施設「イノベーションセンター」にお邪魔しました。オフラインとオンラインのハイブリッド開催だったのですが、なんと100名を超える方にお申し込みいただき、嬉しいと同時に、身が引き締まる思いがしました。

会場設営の様子

セミナーの内容

株式会社丸信 広報の田中さんとの対談形式

セミナーは、株式会社丸信の広報担当である田中敏彦さんとのQ&A形式で進行しました。はじめに、私のこれまでの経歴や、現在の広報支援活動などについて簡単に自己紹介させていただきました。

▼簡単な自己紹介はこちらからお読みいただけます

本セミナーのテーマは「地方企業こそ広報PRを強化すべき」というものです。私自身、2018年から3年間宮崎県新富町に移住し、地方広報に携わった経験があり、そのときの取り組みや学びをもとに、地方企業における広報の活用方法をお伝えさせていただきました。

▼移住したときのお話はこちら

主催の株式会社丸信さんも福岡県に本社を置く地方企業であるため、地方企業ならではの課題や強みについての議論が深まりました。

  • 広報PRの大事な4つの役割

  • 地方広報として実際に私が行っていた具体的な業務内容

  • 地方企業が広報PRに注力する意味

  • 広報活動の目標設定の仕方

  • アウトプット / リレーションズの成果の見方 

などについて詳しく説明させていただきましたが、参加者の方から特に反響があったのは、一連の広報業務を「縦ではなく横で切る」という考え方でした。

地方企業が広報PRを始める場合、まずはプレスリリースの発信からスタートすることをおすすめしています。その際、プレスリリースに関連する業務を横串で一気通貫して行うことが大切だとお伝えしました。つまり、情報開発→プレスリリース作成、発信→メディアアプローチ、露出獲得→露出の反応確認→社内振り返りまでを完結させること。規模は小さくてもいいので、始点から終点までを一通り経験し、実感に変えていくことが重要です。これについては、アンケートでも「やってみます!」というお声をいただき、私も嬉しく思いました。

セミナー第2部では、本セミナーの協賛企業である、株式会社PR TIMESの戸塚彩乃さんより、都市と地方でのプレスリリース活用状況の違いや、プレスリリースを活用した地方企業の成功事例が紹介されました。

田中さんと戸塚さんと記念撮影

▼株式会社丸信 広報の田中さんのnoteはこちら


参加者の声

セミナー後に実施したアンケートでは、ポジティブなお声がたくさん届きました。その一部をご紹介します。

●地方なりの戦略に気づきがありました。勉強になりました。
●早速、プレスリリースの作成の際には簡潔にまとめることを意識して取り組んでみようと思います。
●成果がわかりにくいからこそ、数値で追うことが大事だと思います。ここを愚直に実行することで必ず成果に繋がっていく、という確信が持てました。
●広報目的の部分から具体的なアクションまでご共有いただき学びになりました。目的の握り合い・自社価値の整理はできているので「これでいいのだ」と再確認できた一方、プレスリリースに目が向いていなかったので取り組みます。

すぐにアクションに移そうとする意欲が感じられるご感想を多くいただき、こちらも大変励まされました。今回のセミナーが、広報の皆さんの行動のきっかけになれば嬉しいです。広報活動は成果が見えづらいですが、何かを始めなければ何も変わりません。小さな一歩から、一つひとつ、積み重ねていきましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?