フランス🇫🇷 Château de la Treyne (Lacave, France) 15年ぶりの再訪

2024年9月19日 21:40

ニューヨーク🗽で出逢った夫と婚約して、初めて２人でフランスを旅するのに選んだ行き先は、その当時、ニューヨークまで定期購読で取り寄せていたCREA Travellerの雑誌で見たフランスのDordogne地方

あの時は、夫のポンコツっぷりがまだ目立っていなくて（恋は盲目で見えていなかったのかしら🤣）、フランス国内の旅だからと夫が計画してエスコートしてくれたんですよね。Château de la Treyneはもしかしたら、見出しの写真が雑誌に載っていたから選んだのかもしれませんが、その時に滞在して以来の訪問でした

今まで滞在したシャトーの中でもとりわけ印象深く、２人で「いつかまた行きたいね、子ども達にあのお城を見せてあげたいね」と話していました

こちらのホテル、川沿いの橋を渡ってすぐの所に敷地への入り口があるのですが、一方通行（信号もなくお互いに譲り合って利用するスタイル）の小さな鉄骨の橋を渡っていく時に大きなお城が見えてワクワクします

「着いたゾウ！」
前日に先史時代のマンモスや馬を描いた壁画で有名なLascaux洞窟へ行ったので、
お土産屋さんで出会ったマンモス🦣も旅の仲間に加わりました

ホテルの様子

「婚約したばかりの15年前に来て、二度目なんですよ」と言うと、フロントの皆さんも喜んでくださいました。15年前には可愛いワンちゃん（レトリバー）がお出迎えしてくれたのですが、先代犬亡き後、今は常勤のワンちゃんはおらず、城主のお宅で子犬達がお客様をお迎えするトレーニング中なのだそうです🐕　15年前もディナーの時間に城主夫妻が各テーブルを回ってゲストに挨拶しているのが印象的でしたが、今回も、毎回マダムが各テーブルを回っていらっしゃいました。15年前の滞在や先代ワンちゃんのお話しが出来て楽しかったです💕

滞在した部屋（La Prison Dorée)

今回は子連れだったので家族向けのマスタースイートルームを予約し、La Prison Doréeというお部屋に案内されました

ちなみに15年前に滞在したお部屋Empireも改めてホテルのサイトで拝見しますと内装は当時と大きく変わってはいなさそうです。その時はバスルームだけは少し古いのは古城ホテルだから仕方ないよねぇ、と思っていたのですが、今回泊まったお部屋はサイトの写真をご覧いただければ分かるように、シャワーやバスタブは新設したばかりのようで、お手洗いはまさかのLixilウォッシュレットがついていました…！（正確にはリクシル子会社のGroheのブランドがついていましたが、完全に日本のウォシュレットです✨ラグジュアリー✨）

入ってすぐにメインのベッド（写真はそこから見える部屋の窓）

そしてそこから階段を上がった所にメインのバスルーム（シャワー、浴槽別、トイレ個室、洗面ボウル１つ）

反対側の階段を登った先にリビングルーム（ソファベッド、テレビ、ミニバー）とトイレ（個室）、シャワールーム（洗面ボウル2つ）

そして奥に子どもが大喜びの小さなハシゴ付きのベッドがある小部屋が♪

子ども達は滞在中、こちらの子ども部屋を気に入って２人で篭って遊んでいたようで時折笑い声が聞こえて来たり、いないなーと思うとここにいたり

ウェルカムギフトは美味しそうなお菓子が美しく飾ってありました
昔来た時も、この胡桃の焼き菓子をいただいて美味しかったのを覚えていた夫、再び美味しいケーキに会えて大喜びしてました😋

メインダイニングでのディナー

15年前も雰囲気の素晴らしいメインダイニングでの美味しいディナー🍽️を頂いた覚えがありました。今回は２泊したので、１泊目は外のテラス、２泊目はお天気が心配だったのでメインダイニングにディナー会場が変わり、どちらも楽しめたのも良かったです

Relais & Châteauxは美味しいレストランがあることが加盟条件のひとつみたいなので、お食事は間違いないことが多いです😋（メインダイニングが開いている日に予約しましょう！）　２日目は違うお店を探しても良かったのですが、美味しかったので子ども達もメニューを見て「明日はこれを食べよう」と言っていたので😂２日連続でホテルで夕食をとりました

こちらに２泊して、終日ある日にはガイドタクシーさんを雇ってRacamadourやPadiracを見学に行きました。　夫が手配に失敗し、見学チケットが入手出来ず…だったのですが、ダメ元で宿泊先に問い合わせると、なんと！！希望日のチケットをPadirac施設長さんを通して直々に予約を入れてくださり、当日は施設長さんが挨拶にいらしてくださったばかりか、入場まで行列なしで案内してくださいました🥹✨　夫の失敗がまさかのファインプレーに… 災い転じて…とはまさに

またシャトーが手配してくださった運転手さんが素敵な方で、時間があるから…とフランスの最も美しい村のひとつや、シャトーから車で20分ほどの所にある中世からあるという（そして実際にまだ粉を挽く機械が生きていて、小麦を挽く様子を間近に見られる）水車小屋Moulin de Cougunaguetにも案内してくださいました。こちらは歴史的建造物指定もされているとのことです。

フランスを車で旅すると、公共交通ではアクセスし辛い素晴らしい観光名所やミシュランに選ばれたレストラン、素敵な古城ホテルなどにも泊まれるので、運転がお好きな方はフランスの田舎をレンタカーで旅するのも良いかもしれません。都市部を運転するのと違って、あまりストレスはありません😁

夫と、「また15年後に、出来ればそれよりも前に、また来たいね！」とホテルを後にしました