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いま必要なのは、学び直し、学びほぐし、アンラーニングからのリラーニング!!

2021.04.09

そのために「目からウロコ」の経験が必要です

①高校生から大学生に変わるとき、彼らはどのような学習経験をして「大学生」になっていくのでしょうか。
②また、大学生から社会人に変わるとき、彼らはどのような学習経験をして「社会人」になっていくのでしょうか。

それは、「目からウロコ」の学習経験をして、今まで常識・当たり前と考えていたことを「アンラーニング」し、新たな常識・当たり前を「ラーニング」していくことです。

①は私の大学院での研究テーマです。今、研究結果は整理できたので、論文を仕上げています。
②は私の(会社の)仕事の環境です。今、目の前にピカピカの社会人1年生が「アンラーニング&リラーニング」最中で、私の使命は「目からウロコ」の学習経験を提供することです。

話は変わりますが、
本日4月9日(金)の日経朝刊の<マーケット総合2>に「いつの間にか後進国になった」という見出しの記事が出ていました。
その記事のスタートは、ワクチン接種率は世界で100番目。まずは「ワクチン後進国」。
そして「デジタル後進国」、続いて「環境後進国」、「ジェンダー後進国」、「人権後進国」「財政後進国」と続きます。

ジェンダー後進国について、少し説明をすると
スイスのシンクタンク「世界経済フォーラム」が作成した「ジェンダーギャップ指数」の最新データが公表されました。156カ国中120位という結果で昨年よりもさらに1位下がったようです。

詳しくは:プレジデントオンライン
https://president.jp/articles/-/44903?page=1


大学生を見ていると、能力の差もセンスの差も男女の違いで生まれてはいません。しかし、いろいろな企業の研修をしていると、出席者の男女比率は等級(年代)が上がるほど広がっていき、「長」のつく研修になると女性比率は20%~0%となります。
その原因は、いろいろあると思いますが、多くの日本の組織人、企業人が「目からウロコ」の学習経験をしていないことにあると思います。

例えば、新しい会社に転職したら、今までと大きくミッションやルーチンが違い「アンラーニング」したとか、会社の中にいろいろな経験を持った人がいるので毎日「アンラーニング」を経験しているなどです。

別の方法では、新聞記事を読んでアンラーニングした、新たなスキルを勉強してアンラーニングしたという経験もあるかもしれません。

私も、時には同じ環境を離れ、さまざまな人と意見交換したりすることで、時代の変化に対応出来るイノベ―ティブな人になるように学びの環境をアレンジしています。

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