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料理への苦手意識について

※この記事は、instagramストーリーズに投稿した心の声ダダ漏れストーリーズを文字起こししたものです。

昨日、お打ち合わせをした方から

ジェンダーレスの時代ですが、今回の会は「女性」と謳っていて
それは、この手の会って、集めると男性が集まりやすく
ほとんど女性がいらっしゃらないので
敢えて女性と謳って集めているだけで
郷土料理の担い手を女性だけに押し付けようと
思っているわけではないんですが大丈夫ですか?

という趣旨の確認をされまして。

「いや、ぜんぜん大丈夫です。なんだったら私
女性だから料理ができて当たり前とか全否定派ですので。」

とお話ししまして。
料理は、習わなきゃ作れないし
そもそも料理を作るのは、
向き、不向きがあると思っていて

料理は自転車の乗り方と同じで
習ってないのに一人でできないのは当たり前だし
国語が得意で算数が苦手な人がいるのと同じで
男女問わず、その人の性質や個性として
料理が苦手な人がいるのも当たり前だと私は思っています。

ただ、「料理が苦手」というのは
女性には大きなコンプレックスになりがちなので
料理にコンプレックスを感じている人がいるのなら
幸いなことに
それは習えばすぐに解消できるコンプレックスだし
私は料理を教えるのがものすごく得意だから教えるよ!
というスタンスで料理教室をしています。

習ってないからできないだけなら
習えばものすごい能力が開花する場合もあって
私はどんな場面でも
その人が自分の能力に気づいて輝く姿を見たいわけ。

今の時代、料理ができなくても食べていけるけど
料理はできないよりはできた方が選択肢が増えるし

私は、選択肢が増えるってことは
豊かになるってことだと思ってるのね。

作れるけど作らない。っていうのと
作れない。っていうのはぜんぜん違う。

人は自分が選んで食べたものだけでできているのだけど
料理が作れるようになると
今日のおかずは何にしよう?と、選べるだけでなく
料理に使われている食材の品質まで選べるようになるわけです。

さらに、生産地であるこの土地であれば
その食べ物の栽培方法まで選べるようになるわけで
なんだったら自分で育てられるわけで

もう!そんなの!すごいじゃない!!
素敵すぎて、素晴らしすぎて、鼻血が出るわ。

料理ができるようになると
自分の体や、大きく言えば生き方もコントロールできる。

そう思ってます。

そんなわけで

習ったことがないのに
「わたし、料理が苦手なんです。。」
と、能力を
くすぶらせている方がいらしたら
ぜひともご連絡くださいませ。

絵を描くのが得意な方は
料理にコンプレックスを感じがちだけど
習えば劇的にうまくなると
私は経験的に感じています

あ、でも、そうそう。
完全に言い忘れていました。

性質とか個性として
料理が苦手な人がいるのは理解しているから
私は、基本的には
料理はやりたい人がやればいいと思ってます。

習ったのにできないのはおかしい。とかならない。

習った料理との関わり方は
私の範疇外で、その方の自由だと思っています。

料理の基本は習えばできるけど
その後はできること、できないこと、それぞれあります。

けど、料理を習うっていうのは知識だから
習った料理を作らなかったとしても
その後、お惣菜の選び方が変わったり
食べ物との向き合い方が変わったり
そういう変化は必ずあるわけで

なので、気になってるけど苦手って方は
ぜひとも習って、料理の楽しさを分かち合いましょう。
って感じです。

2024年10月29日

#心の声ダダ漏れストーリーズ

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料理主義な管理栄養士 たまき
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