第三回トーナメント杯~2回戦~
トーナメント杯についての概要は主催者であるウザペソさんのブログをご覧ください。
※この記事は作品公開から数日後の9/20に書かれたものです。
ごぼてんさんに作品公開時点での所感を書いてほしいと言われたので残しておきます。
率直な感想としては、ラップ部分では戦えてるけどその他は負けっぽいかな?というところ。ボーナスについては、かなり獲得できたがお互いに素直な作詞だったので乱打戦になっていそう。総じて、素点で刻みすぎなことがどう評価されるかがカギになりそうだと。
正直、ラップ部分だけなら他のどの作品と対戦していてもいい勝負になっていたと思う。個人的な見解だが、ラップはアーティスト側が細かな子音を意識してフレーズ選びを行っている場合が多いため、やきゅうたにおいてもそこを意識した作詞にしないといけないと思っている。そのため今回、自分はクドいくらいに刻んで作詞した。ここはラップ調の作品に挑戦した経験がどれだけあるかが重要だったと思う。
解説
(上から順に替え歌歌詞、原曲歌詞、解説)
ヘンリー ジェン 川瀬 メイ メイ メイ ギブンス ジョシュ・ショート
Hey DJ カマせ yeah×3 気分上々↑↑の
→後半にも出てくるが、DJという歌詞が極力DJに近い音だと感じられるように意識した。そのためジェンを起用した。ジョシュ・ショートはちょっとやりすぎかなと思ったが、ごぼてんさんも使っていたのでホッとした。
張本 清 音 奈良 千田 アーリン ナイト
針落とせ 音鳴らせ パーリナイ
→かなり無難。千田 アーリンが少しクドいかも。
野茂 蓬萊 ライト ライト 宮出 近藤廉
飲もうライ×3 みんなで踊れ!
→ライトの連打は好みが分かれそう。また、ケネス・ハワード・ライトが若干グレー感あるので、一体クライド・ライトにしてもよかったかも。
ピント オビスポ 筧 デイモン ミラー クルーン 難波
Hip-Pop ピーポー かけてよミラクルNumber
→オビスポがちょっとひっかかるかも。Hip-Popの処理は地味に大変だった。その他はとにかく一致させることを意識。
横尾 矢地 ダイ 丹羽 梶間 呉(ウー) ユーイング
Yo!こんな時代に 分かち合うMUSIC
→Yo!は陽岱鋼だろうと思っていたし、最初はそうしていたが、どうしてもサビ前に持っていきたかったので横尾を起用。あとはとにかく刻んで空耳になるように。
嵯峨 志田 クレイマー ワズディン 久喜
探したくて 回す地球儀
→個人的お気に入りポイント。程よい刻み方で処理できた。
グラン ウルフ 安 レイ 瀬井 勝野 レイ 高良 バワーズ デューシー
グラつく不安定生活 それだからバランス重視
→刻みすぎたかもと思いつつ、下手に母音だけでお茶を濁すと違和感が生まれそうという気持ちが勝ったためこんな感じに。最初、勝野は「ラッツ 曽根」、バワーズは「伴 ランス」だった。
ロイ 高 戸羽 上茶谷 原 「丹波 レルー」
良いことばかりじゃないから 「頑張れる!」
→上茶谷がやりたかった。その他がクドいのでインパクト枠。あとは基本に忠実に。
甲斐拓哉 ウィリー ニック
最悪な日にキック
→「日に」を「キニー」にすると「キニー ニック」となって歌いにくくなったのでウィリー・バンクスに。これ以降の「キック、クリック、TRIP」は「っ」が入るような起用を意識。
才木 東野 ロマック リック
再起動のボタン クリック!
→クリックはダグ・クリークもありだが、「っ」が入るかどうかでこうなった。
D・J 筧 ネイラー ボーリック
DJかけて!! 今 TRIP
→満を持してD・Jが登場。正直この歌詞で使わないわけにいかないし、本当は掴みに持っていきたかったが、ここの処理が厳しすぎたのでここで登場。ラドウィックを思いつけなかったことは悔いが残る。が、ラドウィックだとその前がクシャクシャになりそうだったのでこれでも良かったかなと。
ジャン レイ テル ピート 井納 チェン バンチ 呂(ル) 鎌田祐哉 荘 陽(ヨウ)
シャレてるビートに乗って 感じる体揺らそうよ
→やりすぎ感がある。ラップが終わったところなのでインパクト重視にしてもよかったかも。
ブレイディー ジェンク 川瀬 ヘイデン・ペン 金無英 長野
Hey DJ カマせ yeah×3 気分上々↑↑の
→ボブ・ジェンキンスをジェンクで起用。画像さえあれば便利な選手になりそう。ブレイディーは前述の通りDJに寄せるため。賛否が分かれそう。
張本 慶元 長瀬 バッキー マイク
針落とせ 音鳴らせ パーリナイ
→思いつかなかった。バッキー マイクはやりすぎ。
野母 大貝 ライト ライト 三宅宗源
飲もう ライ×3 みんなで踊れ!
→ラップで刻んだ都合、フルネームを入れたかったので三宅宗源を起用。
リーソップ ドミンゴ バンヘッケン ジョン・ミラー グルン 難波
Hip-Pop ピーポー かけてよミラクルNumber
→60点くらいの歌詞。ミラクルNumberを一致させたかった。
採点基準はラップ部分の処理の上手さを重点に置いた。それは過去にヒップホップで作った経験から、そこを審査するなら自分だろうという自惚れによるもの。その他、繰り返し部分の処理や統一感は一貫して評価。
・ボーナス回避について
率直に言うと、素直に作詞するのが吉だと考える。それは、クオリティを落としてまで回避する旨味が少ないから。今回の大会はタイマン勝負という特性上、必ず自分か相手のどちらかに投票される。ボーナス回避で相手が-1pt=相対的に自分に1pt分のアドバンテージが取れるというのが回避によるメリットである。一方、素点を落とすと自分が-1pt、相手が+1ptの2pt分のアドバンテージを与えることになる。しかも、採点するのは全参加者と審査員の26名のため、複数人が相手に入れると大打撃になる。そのリスクを背負ってまで回避するなら、何らかの縛りを設けるかクオリティに響かない程度に抑える、フルネームで理由付けする辺りが落としどころだと思う。今回で言えばD・Jは入れないことのデメリットが大きすぎるので、素直に使った方が戦いやすいのでは。
ただ、大野を大野守にする、タイプの細工は大いにあり。
※ここからは結果発表に書かれたものです。
素点で勝てたのが何よりの喜び。ただ、勝野の「の」は自分でもちょっとなあと思ってただけに裏目になってちょっと悔しい。カズの方が正解っぽい。ボーナスを限界まで費やしてもらえたのは誇り。自分ももっと予想するべきだったのが悔やまれる。アーリンとか難波連打ぐらいはやってもよかったなあと。ただ、変化球が来た時が怖かったので結果論と割り切ってますし、下手に外さなかった分で首位打者取れたので満足です。根尾藤原世代の大阪桐蔭を追い詰めた履正社みたいになりたいので、絶対優勝してください。
おわり。
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