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第4回トナメ杯~1回戦 感想&作者予想~

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作者予想

1-1:ユーゴスラビア
1-2:白小秋
2-1:ほろ
2-2:ごぼてん
3-1:シチテンバットー
3-2:のぼーる横丁
4-1:KOH
4-2:与田
5-1:ピーチ
5-2:S藤
6-1:水虎
6-2:やきふの道
7-1:ウザペソ
7-2:饂飩

コメント

1-1

母音を合わせるところまでは出来ているが、そこから先の子音まで合わせに行く、フルネームで迫力を出すといったもう一つ上の段階にはまだ届いていない印象を受けました。新井兄弟のセット起用や、やけにヤクルト要素が目立つところ、ベース知名度の高い選手や現役の選手が多い中で唐突に喜瀬や布施といった古い選手が出てくるところなど、やきゅうたに対するセンスと熱量を感じる部分も多々見受けられ、今後大きく飛躍する可能性を秘めていると思います。上から目線なコメントでごめんなさい。

1-2

基本に忠実な歌詞の中でも、難しい歌詞の処理(例:ベロス エレラ)や統一感のある起用は秀逸でした。「前佑囲斗」「郡司 宇野」辺りは玄人感があって好きなポイントでした。

2-1

一見すると読み手の能力に依存する部分の多い歌詞ですが、口に出して歌ってみるとどう歌えばいいのか混乱することはほとんどなく、むしろ技術の高さの窺える歌詞でした。この技術で、一年しか在籍していないような古い選手に頼る場面がほとんどないまま最後まで到達している点は素晴らしいです。一方で、そのような技術に頼らず素直に当てはめられたのでは?と思う場面もいくつかあり、バランスの難しさを考えさせられる歌詞でした。

2-2

カスパラビッチのような普段使われることの少ないの選手起用や阿部 戸郷~の巨人統一フレーズ、バーネット~の外国人統一フレーズ、畝・狩野・後藤の統一感など、細かなこだわりを感じる作品でした。新しい~に対して八田とカスパラビッチを当てているところは地味だけど大事な考え方だと思います。

3-1

伊東甚吉の適材適所感が気持ちよかったです。また、「さらり」「きらり」の「り」に対して全箇所で子音が含まれる(〇井にしてない)ように立ち回っているところは注目すべきだと感じました。

3-2

難しい歌詞に対して綺麗にまとめられている良い作品です。ただ、裏を返すとインパクトがあるわけでも元歌詞に寄せきれているわけでもないどっちつかずな状態ということもできると思います。寄せに行くなら冒頭の石井をキニーにしたり、新治、フィアリーの部分でキラ/吉良とリーや木浪を使ったりと、古い選手に頼らない範疇で近づけられると思うので、この辺りを詰めていくとより完成度が高まるのかなと思いました。上から目線なコメントでごめんなさい。

4-1

相原和友は上手くハマるなあと思いつつ自分の作詞スタイル的に避けた部分だったので、代わりに当ててくれる人がいて嬉しかったです。KOHさんの強みはインパクトのあるフルネーム起用だと思っているので、寄せに行く路線よりは多少ゴリ押しでもパワーで乗り切ろうとする方が合っていると個人的に思います。対戦相手が古い選手を使ってでも刻んで来ようとする誰かさんだったので、なおさら同じ土俵で戦おうとするのは避けた方が良かったと思います。何ならそっちの方が嫌でしたし。

4-2

〇井には極力したくない(それをしてるから悪いわけでは全くない)ところから三澤やら淺間やらトリッキーな起用が目立つことになった。結果どんどん沼にハマってマイナー選手のオンパレードになったところは納得してない。ホルト→本堂の方がいい。思いつけなかったのが悔やまれる。二度の「連れてって」の前半に鉄平を入れて後半にヘイデン・ペンにする起用がよく見られたが、それだと二回の歌い方と歌詞にズレが生まれると思ったため、ウェンデルケンとヘイデン・ペンにした。こういうところを評価してもらえると嬉しい()

5-1

中田翔とロブ・ディアーの間に東野とかが無かったのがちょっともったいなかったです。ウェイン・ギャレットや赤見内銀次など、個性的なフルネーム起用が見られたのは特に良いポイントでした。

5-2

誰かウルキデス使ってくれないかなあと思っていたので、使ってくれてありがとうございます。王 長嶋の並びの小ネタも自分好みです。欲を言えば、阿部 クルーン→巨人並び、阿部 龍空→中日並びと来ていたので、最後の阿部は阿部健太にしてヤクルト並びにするなど、もっと細かいこだわりがあるとより良かったと思います。そこまで見てる人はほとんどいないと思いますが()

6-1

フルネーム多めでここにこの選手が入れられるんだと発見の多かった作品でした。一方で畳みかけていない部分の選手起用はまだ詰められると感じる箇所がいくつかありました。例えば「いろいろ→伊藤 伊藤」は音を合わせに行くなら井野/井納/伊能、こだわるなら伊東昂大/亮大兄弟、フルネームなら井藤真吾と、もう一押しできるポイントだったと思います。このような部分でよりメリハリがつけられるともっといい作品になると感じました。上から目線なコメントでごめんなさい。

6-2

セ・パ13球団それぞれで縛りゾーンを作っているところが非常にいいです。加登脇は門脇誠でいいと思いますけど。また、潔く「夕日」に合わせるためにダルビッシュ有を「有」で起用しているところも大事だと思います。自分は同じような場面でためらって龍憲一あたりに逃げて何とも言えない感じになることが多いので、こういった思い切った姿勢は評価したいです。

7-1

非の付け所がないです。刻んで寄せに行くスタイルでこの曲を作るとした場合の最適解を常に叩き出している歌詞です。バーデンとかレビーラ、ケージといった「ー」の使い方も完璧で、明石 岩切といった工夫も抜群に決まっています。同じ作風で作った誰かさんと違って、下手に崩さず佐々木で揃えるところもいい割り切りだと思います。

7-2

一回戦きっての問題作で、読み手の実力が求められる歌詞だと思います。相手が極限まで刻んで作ってくるスタイルの頂点にいる方なので、正反対の全編フルネーム突き通し作詞で挑むのは正しい戦略だと思います。若干無理のある起用も見られますが、フルネームで縛っている以上仕方のない部分だと思いますし、読めない方が悪いと投げつけていいレベルだと思います。


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