エリオ・デ・アンジェリスのSIMPSON M30。
独断と偏見でカッコいいヘルメットを紹介する「何やこのヘルメット、カッコえぇ〜」シリーズ、今回のは究極にカッコいいので、最終回になるかもしれません…(これまでの回はこちらから是非。第1回、第2回、第3回、第4回)
そのヘルメットとは、
エリオ・デ・アンジェリスの、シンプソンM30。
です。ドーン💥
M30は、元々はシンプソンが70年代に製造していたモデルで、2012年に復刻版として再登場。
ビンテージM30の程度の良いのは、ものすごく高かったので、復刻版を出してくれたのは本当にスバラシイ。内装は取り外し式となり、技術は最新、カッコは忠実にオリジナルを復刻。これは拍手喝采👏です。
素の状態はこんな感じで↓、これで十分カッコいい…のですが、やはり初志貫徹ということで、お金を貯めて、ペイント屋さんにペイントしてもらうことにしました。
初志貫徹というのは、僕の場合、M30のカラーリングといえば、エリオ・デ・アンジェリスと決まっていたのです。
80年代、特にロータス時代に活躍したアンジェリス、以前、ロータス81のミニカーを紹介したとき、シートに座っていたのがアンジェリスです。
なんと!
このフィギュアのヘルメット、しっかりM30のチンガードの形まで再現してます。スゴイね。
M30は、デザイン的には、ダース・ベイダーやストームトルーパーのような要素もあり、ワルの様相。チンガードの五角形やスリットのデザインがスカルっぽくもあります。
そしてアンジェリスのヘルメットで特徴的なのが、カラーリング。 ↓
いやぁ、カッコイイですな。昔のF1ドライバーのヘルメットのカラーリングはシンプルで、子供でも描けそう。最近のは結構、複雑ですものね。
あまりにカッコいいので、のちに、
ジャン・アレジもパクりました。
ていうか、アレジはアンジェリスをリスペクトしてたんですね。
別の角度のもどうぞ。↓右のおじさんは伝説のロータスの創始者コーリン・チャップマン。
こちらを見ておわかりのように、チンガードの下のラインをグリッとえぐったようなデザインになっていて、これがかなりの小顔効果を発揮。実際、かぶるとアゴが少しはみ出るくらいのコンパクトな作りです。
さていよいよお金のメドがつき、ペイントを発注する際は、ネットでスポンサーと思しきマークやロゴを探したり、サイズや色味の検討で、随分ペイント屋さんとやりとりさせてもらいました。こんな感じで↓参考画像を送ったり送られたり。
ROLLY GOってのは、スポーツウェアのメーカーらしい。
GUIDA MONACIってのは、イタリアのビジネス情報会社?
このやりとりが、すごく楽しかったんですけどね。全くメンドくさくなかったです、ハイ。
で、いよいよ塗装開始!
ペイント屋さんが途中の画像を送ってくれて、
期待が高まります!
そしてついに!
完成品が届きました。
こればっかりは、もったいなくてほとんどかぶってません!
引き続き、棚の肥やしになることでしょう…
それでは、またー!