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P210のブルーイング 。

スイス🇨🇭といえば、精密機器。ドイツ🇩🇪といえば、機械モノ。
というイメージが、私には相当ありまして、これらが合体した上で、さらにデザイン性が加われば、こりゃもう、最高です。

銃器の世界では、スイスのSIG社とドイツのザウアー&ゾーン社が組んだSIGザウエル(SIGザウアーとも)の鉄砲は、高品質で有名です。自衛隊も、ここの拳銃を採用しております。

で、中でも最もカッコ良いと私が思う、

P210

というモデルを、ど素人ブルーイングしました!

うーん、カッコええわー。

詳細なブルーイング方法や用語などは、ど素人ブルーイング!の第1回目に少し詳しく書きましたので、こちらからご覧ください。

今回のP210のベースは、MGCのモデルガンです。旧型モデルの中古品をネットオークションで格安ゲット。グリップは、アフターパーツの木製にチェンジしてます。
反対側もどうぞ。

デザイン的なハイライトは2点ありまして、

1点目は握りの親指付け根が当たる部分のクビレ。これは、モデルガンメーカーによってデザインが違っていて、私はMGCのがホンモノよりカッコいいと思ってます。ホンモノはこれ。↓

ほーら。ホンモノよりMGCの方がクビレてますよね。

モデルガンなんだから、ホンモノに忠実な方が良いんじゃないの、という説もありますが、私はカッコいいデフォルメならええやん、と。カッコ派なので。

2点目は、スライドがフレームに噛み込まれている点。
意味が分かりにくいですよね。
こういうことです。普通は、スライド側(銃の上半分)がフレーム側を包み込むんですね。こんな感じで。これは、P226というモデル。↓

でもこのP210の場合はそれが逆になってます。フレームがスライドを包み込んでる。↓

これによって、デザイン的には、スライドが細く見えて繊細な感じが出ます。有名なCZ75もこのタイプですが、P210を参考にしたと言われています。
外観としてはすごくヨーロッパっぽい香りのするデザインだと思います。

それでは、素人ブルーイングの過程を。
まずはバラバラにして徹底的にペーパーがけ。

↑ペーパーがけが終わった状態ですが、スライドにザラザラ感が残ってますよね。これ、結果的に失敗に繋がります。鏡面のようにブルーイングしたい方は、もっともっと、ペーパーが必要かと。

↑次にモデラーです。これは、フレーム側だけ終わった状態かな。金属的光沢が出てきてるのがわかると思います。

↑これが、スライドだけブルー液で染めた状態です。ペーパーがけの不足でザラついた感がそのまま残って染まっちゃってます。

↑染めの後にスライドとフレームを合わせてみたところ。マルシンのハイパワーより、黒っぽく仕上がりました。また、マルシンの素材より、染めが難しかったですね。

別の白っぽい光で撮るとこんな感じ。
比較のためマルシンのブローニング・ハイパワーを載せて、終わりにします。
それでは、またー。

P226のブルーイングは、こちら


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