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マイク・ヘイルウッドのドゥカティ900TT1。

僕はですね、とにかく強いものが好きなんです。まずジャンルとして、野球とかモータースポーツとか、大好きなんですが…

強くなきゃ、ダメ。

野球なら巨人、ヤンキース。あと、マダックス、スモルツ、グラビンの時代のブレーブスとか(わっかるかなぁ…ここら辺でやめときます)。

そして、バイクなら!

マイク・ヘイルウッドでしょ!

と思うのです。いやもちろん、ガードナーとかローソンとか、スペンサーとかロッシとかマルケスも良いんですよ。共通するのは、

圧倒的な強さ。

1979年までに、かのマン島TTレースでなんと14勝。後にジョーイ・ダンロップが記録を更新するまでの最多勝記録保持者。

そして圧巻は、

1974年に一度モータースポーツ(F1)を引退してから4年も経った1978年。
38歳にして、ドゥカティ900TT1に乗ってカムバック優勝を果たします。
冒頭のはそのレースの写真。

このバイクがまた、カッコいい。

ということで、このバイクのモデルをご紹介します。

冒頭の写真を見ると、現代のバイクと比べるとタイヤが細いし、あとよく見るとスーツの膝にスライダーが付いてません。
この時代は膝を擦りながら走る現代の超ハングオフ(バイクの傾きよりライダーの方が傾いて、内側に張り出すスタイル)とは全く違う、ほぼ、リーンウィズ(バイクとライダーが一体になって傾く)のスタイルなんですね。それで平均時速108.51mphって言うんですから、173km/hですよ。平均でですよ。この旧い感じのバイクで。

信じられねぇ。

https://m.youtube.com/watch?v=Fkala1Z0lmQ

さて、モデルを見ていきましょう。
ミニチャンプスというメーカーの1/12ダイキャストモデルです。
ジャーン💥

お次は前から、ドーン💥

このカラーリング、何も知らなければ、「別にー」って感じかもしれません。特に素人臭いステッカーワークなど。
しかし、マン島TTでヘイルウッドが勝ったバイクだと知っていると、

カッコいいー!

となるわけなんですね。
カウルが外せて、ベベルギアのLツインエンジンを見ることもできます。↓

また、ドゥカティは彼の優勝を記念して、「マイク・ヘイルウッド ・レプリカ」、通称MHRを市販しました。今でも大切に乗っておられる方、結構目撃します。

そして忘れちゃならない、この当時のドゥカティのチューナーといえば、NCR(ネポティ・カラッキ・レーシング…だと思ってましたが、ネポティさんとカラッキさんとリッチさんの3人の頭文字だそうです)。↓

このカートゥーン風のデザインがこれまた、カッコいい。チャンピオンマシンのチューナーですから。

BMWでいうシュニッツァーとか、メルセデスのAMGとか、元はプライベートチューナーだったのが、メーカーに認められてついにワークスチームのチューンを担当するっていう、叩き上げのカッコいいパターン。
このステッカー、ヘルメットにはすぐに貼っちゃいましたが、↓

バイクには中々、思い切れません…(試し貼りの図)↓

ドゥカティの旧いライダーでいくと、この人もカッコいいんですよね。トニー・ラッター。

この人のことは、また機会があれば。

それでは、またー!



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