F1史上最も美しいマシンと、1990年の宝石箱。 〜フェラーリ641/2ほか
アラン・プロストとナイジェル・マンセルのフェラーリ641/2(ロクヨンイチ・スラッシュ・ツー)。
我らがマクラーレン・ホンダのアイルトン・セナと、1990年に壮絶なチャンピオン争いを演じた、皆さんご存じ伝説のマシンです。
カタチは圧倒的にフェラーリの勝ち
でしたが(ワタクシ的には、ですよ)、この年のタイトルはドライバー、メイクスとも、セナとマクラーレンがもっていきました。
いやーしかし、なんでしょうかこの艶めかしいサイドポンツーンのカーブは。
グッと力強く膨らんでから、テールに行くに従って、スーッとしぼんでいく。
コークボトルとか花瓶のようでもあり、もはや芸術品の雰囲気。
では、同じ時代の他のマシンはカッコ悪かったのか?というと…
↑ネルソン・ピケとアレッサンドロ・ナニーニのベネトンB190とか、
↑ティエリー・ブーツェンとリカルド・パトレーゼのウィリアムズFW13Bとか、
↑中嶋悟とジャン・アレジのティレル019とか、
↑イヴァン・カペリのレイトンハウスCG901とか、
↑ガブリエレ・タルキーニのAGS・JH25とか。
いやはやどうして、トップチームからテールエンダー(失礼!)まで、モノ凄い役者ぞろい
じゃないですかこの時代! 全部カッコいいね。まさにこりゃ、
90年はF1の宝石箱や〜!
って感じです。
でね、実は市販車でも、この80年代後半から90年頃という年代は、すごい当たり年だったんですよー。例えば、
↑フェラーリF40。87年デビュー。
↑BMW 初代M3(E30型)85年デビュー。
↑ドゥカティ750F1。85年デビュー。
↑日産スカイラインGTR(R32型)。89年デビュー。
デビューしてからちょっと間があってレースシーンで活躍しますから、90年頃のレースはホント、カッコ良かったです。懐かし懐かし。
今日はこの辺で。
それでは、またー。
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