コクピットと呼びたい格好いい運転席特集その2。
カッコいいクルマのコックピットを紹介して、タイヤをキュッキュ言わせて山道をブッ飛ばす気分になっていただくこの企画。
第2回目は、このクルマから。どーぞ。
アルファロメオ・SZ。
コンパクトにまとめた感のあるインパネ。大小のメーター類を、ブラックアウトしたインパネに埋め込んでドライバー側にギュッと曲げるこの手法。やはり、
航空機の香りがします。
も少し寄ってみましょう。
いやー、このメーター類のデザインは、実際にかなり航空機を意識したのでは?
あと、ステアリングまで、イタリアのカロッツェリア(主にクルマのボディデザインを請け負う会社)であるザガートがデザインしていて、カッコいい。
ただ、予算不足で空調やオーディオまではデザインさせてもらえなかったのではないか…と感じますね。
お次はこちら。
競技のために生まれてきたようなクルマ。
ランチア・ストラトスです。
ステアリングのスポークや、昔風のシフトノブもいけてますが、も少し寄ってみると…
ほーら。
コンパクトにまとまったインパネもカッコいいんです。あと、
スピードメーターが端っこに追いやられてる
のも、レーシングマシンっぽくてイイ!
ファミリーカーはスピードメーターが真ん中に鎮座してますが、競技車両は、何キロ出したって良いんですから。
お次は国産車に行ってみます。忘れられないのは、こちら。
日産・スカイラインGTR(R32型)。
全部で9つのメーター。こんなにメーターのあるクルマ、今ないでしょう?
あと、室内の雰囲気とばっちりマッチした曲線美の、
ステアリングのデザイン。
R32のGTRを買ったら、ボクは絶対、このハンドル替えないな。デザイナーのもの凄いコダワリを感じるハンドルだ。
デザインが完成しすぎていて、これ以上、さわれない。
国産車では、こちらもスバラシイ。↓
トヨタ・2000GT。
こりゃ、停めてもずっと座っていたくなりますな。
あまり言いたくないですが、トヨタも日産も、これら2台を超えるクルマを生み出せていないと思います…
あとね、カッコいいというのとは違うんですけど、こちら。↓
いすゞ・ピァッツァ(初代)。
未来的なデジタルメーターも今となっては味があって良いんですが、注目いただきたいのはハンドルを10時10分で握った位置から指を伸ばして操作できるという、
サテライト・スイッチ。
命名がイカす。サテライトってのは衛星です。つまり、ステアリングが太陽で、それを取り巻く衛星のようにスイッチを配したという…
素敵だ。
今の車もこういう冒険をして欲しい。
いやー、まだまだあるんです、ご紹介したい、カッコいいコックピット。また次回に。
それでは、またー。