
日経の夕刊記事に感心した。
今日(8/15)の日経新聞の夕刊1面に、
「往年の名車、修理で復活 車各社が部品再生産・販売」
って記事が出てまして、興味深く読みました。
ザックリ言うと、
・トヨタが A70や80スープラの純正部品の再生産を始めた、
・ホンダがVFR750R(RC30)を復活させてくれるサービス(54万9,000円〜)を始めた
って話。
↑ A70スープラ。
↑RC30。
こういうサービスって、旧いクルマやバイクが好きな人にとって、
ホント、ありがたいよね。
1つの部品が壊れて、純正品がもう無いってそれだけで、大好きなモデルに乗れなくなったりするんですから。
おそらく、メーカーにとっては商売にならないサービスだと思いますが、しかしそれをやってくれるところに、メーカーのソウルみたいなのを感じるんですよね。しかも何十年も経営が続く大メーカーならではのサービスでしょうね。
人間って衝撃的な体験をすると、何十年も覚えているものです。
僕の場合、趣味の世界では、
モデルガンの発火を体験したこと
なんか、ホント衝撃的でした。
でね、そういう衝撃って、ワタシの場合、10代からハタチそこそこまでの、若い時に経験したことが多いんですけど、その時自分が相当アツかったから、
20年も経ってから、
やはりアレがカッコ良かったな、とか、アレまたやってみたいなって思う時がやって来る。
しかも、相当の熱量で来る。
しかし80〜90年代のクルマやバイクって、
豪快なモデルや味のあるモデルが沢山あるんだけど、ちょうど今、
壊れ時
っていうタイミングなんですよね。
だから、
まだ部品あるのか!
まだ修理して乗れるのか!
って思わせてくれること自体、お金があるとかないとかよりも先に、
すっごく重要な
モチベーションアップ要素なんですよね。
僕が直接このサービスを利用するわけじゃないですが、トヨタさん、ホンダさんありがとう!
と言いたくなりました。
それでね、この記事書いた記者さん、ちゃんと形式名まで("A70"とか、"RC30"とか)、大事な文字数を使って記事化してくれてる。
わかってるなー。
だって普通、新聞記事に書かないでしょ、カタシキ名。書いたってすごく少数の読者にしか、わかんないですもん。
そこを書いたところに、これまたソウルを感じた!
ひょっとしてクルマやバイクが好きな人なのかなーと思いました。
それでは、またー!
いいなと思ったら応援しよう!
