簡単!木グリの染め方:ブルーの銃には…何色のグリップ付けますか?
こんにちは。皆さん、モデルガン/エアソフトガンに木製グリップ付けてますか〜?
えぇ、私はできるだけ、付けるようにしております。付けると圧倒的に、雰囲気が良くなりますよね。
先日購入した鉄砲は、KSCさんの"CZ75 ファースト"のヘビーウェイトモデル。これです。カッコいいですよねー。私のは、色がもう少し黒い感じです。
でも先日購入した木グリの色が、どうも、鉄砲に合わないと思ったんですね。これです。
どうですか?
私は、
「白いなー」
というか色が明るすぎるなー、と思いました。
グリップは、キャロムショットさんの、紫檀(したん)という木材を使った、フルチェッカー(全面にギザギザが刻まれてるという意味です)のものです。硬い木材なんで、チェッカーが凄っごく鋭く入ってます。もう、エッジがビシーッと立ってまして、握ると痛いくらい。本当に、品質の良さを感じます。
でもねー、色が。木製グリップの材料は本物の木ですから、一つひとつ、色が違うんですよね。ネットで買いましたし、イメージと合わないのは仕方がない事です。こんだけ品質の良いグリップを世に出してくれてるだけでありがたいです。
今後、このCZはブルーイングしたいと考えてまして、仕上がりのイメージはこんなでした(これは本物の写真ですが、うまくブルーイングできると、こんな感じの質感になります。カッコいいですよね)。
この質感に、この白いグリップはどうでしょうか。ブルーイングはまだですが、そのまま付けてみるとこんな感じ。
やっぱり白いなー。
そこで、このグリップをごく簡単に染めてみる事にしました。
ただ、いくつか、不安な点がありました。
・木目がキレイなので、これが消えることなく染まるかな、という点。
・そもそもどうやって染めるか。初めてでよくわからない。
さて、結果として染めに使ったのは、
「ワトコオイル」
です。以前、古い家具のキズを治す際に使ったことがありました。チークの家具だったのですが、家具屋さんから、ワトコオイルなら木目もそのままに、キズが入った部分の補修が出来る、と教えてもらいました。
ホームセンターで売ってますが、色の種類が沢山ありますので、全種類は置いてないかもしれません。
今回は、ブルーイングするなら、赤っぽいグリップが似合うと思い、最も赤味の強い「マホガニー」を使ってみました。
このワトコオイルを筆皿や紙に出してみるとこんな感じ。あまりの赤さにビビります。赤ワインかっ!
ただ、グリップの元々の色もありますから、そのまま染めても、こんな真っ赤っ赤にはならんだろう、と想定し、このままいきます。
染め方を調べてみると、塗った後、濡れた状態のままで耐水ペーパーで研磨すると、より良い質感が得られる、とあったのですが、お知らせしたように今回のグリップは、凄っごくエッジが立っているので、ペーパーをかけてしまうとエッジがダレてしまうのでヤメ。
ホームセンターで売っているハケで、そのまま塗って乾かすことにしました。ちゃんと染み込むのか、不安はありますが、何度か塗ればそれも大丈夫かな、と。
では塗ります。
うわぁー、こりゃ、やってしまったか? ヌラヌラで、ギトギトですわ。でも裏面も行ったれー!
やりきりました。気を付けたのは、まあ、
・塗れていないところが無いようにしつこく塗った
・チェッカーの溝の奥までオイルが入るように塗った
くらいです。
でも、うーん、やはり不安。しかし、なんだかんだと触らずに、ちょっと置いておきましょう。
すると、どうでしょう!
何時間か経って、チェッカーの溝の奥に、木に染み込まずに溜まっていたオイルをウエスでポンポンと拭いただけで、こんな感じに落ち着きました。いいんじゃないの? これですでに、私のイメージ通りのカラーです。
乾かしてから何度か繰り返し塗ると良い色になる、という説明も見かけたのですが、これ以上やると暗い色になってしまうし、木目が消えてしまうかもしれない、と考え、ここで止めることにしました。
念のため翌日まで乾かして、ぎゅーっと手で押さえても、手に色は移りませんでしたので、いよいよ装着!
じゃーん!
どうでしょうか?私としては、木目も残ってて、赤味の強いこの感じ、バッチリでした。染めは、一回塗って、余分な液を拭いて、一晩乾かすだけで十分でした。全くもって、難しくありませんでした!
ただ、皆さんは、今回のは赤味が強すぎると思われるかもしれません。
その場合、「マホガニー」よりも1段階、赤味の薄い「チェリー」を選んでみるか、あるいは、ワトコオイルは混ぜても使えますので、「ダークウォルナット」や「ミディアムウォルナット」と混ぜて使うのもいいかもしれません。
いかがでしょうか。思ったより簡単にキレイに染まってしまい、ノウハウも何も無い感じですが、グリップも安いもんではないので、いきなり染めるのは勇気が要ります。ってことで、少しでも皆さんの参考になりましたら幸いです。それではまた、よろしくお願いします!
サポートいただけるなら、グンとやる気出します。