ブチ切れたイエロー。 〜アライ ジョーイ・ダンロップ
皆さん、この人、誰かわかりますかー?
真っ黄っ黄のヘルメットで、ブチ切れたようなスピードで走る人です。黄色でも、セナじゃないですよー。
もういっちょ写真、行きます。
カッコいいですねー。ジョーイ・ダンロップです。
今回は、カラーリングの話ですけど、デザインそのものがカッコいいというより、かぶってる人が凄いから、ヘルメットが憧れの対象っていうパターンですね。
知ってる人には説明無用ですが、ジョーイ・ダンロップは、公道レースのマン島(グレートブリテン島とアイルランド島の真ん中に浮かぶ島)TTレースで、何と26回も勝ってるんですね。
公道ですから、サーキットのような安全設備が一切、ないんですね。一番の違いは、道の脇にセーフティゾーンがないこと。道のすぐ脇が、家の壁だったり、生垣だったり、木が生えてたりなんで、こんなとこでバイクをトバすと、
本当に、危ないです。
サーキットなら、仮にブレーキをミスってコースアウトしても、グラベル(砂利が敷いてあるゾーン)なんかがあるので、すぐに壁にぶっつけることはありませんが、公道レースは、ミスるとすぐ、大クラッシュです。
こんな感じです。
最近はmoto GPも観るんです。凄いテクニックで、観るの好きなんですが、
マン島TTと比べると、なんか、見た感じの速さのレベルが違うんですよね。
いや多分、実際のスピードはそんなに変わらないか、moto GPの方が速いのかもしれないですが、間近の障害物をかすめて走っていくのでそう見えるんでしょう。オンボードカメラなんか見ると、ホントに、
走りがブチ切れてます。
ダンロップ一族の走りは、映画「ROAD」で存分に見られます。スピード出すぎで怖いです。よろしければ是非。
そのジョーイ・ダンロップのヘルメットが、この真っ黄っ黄のヘルメットです。アライをかぶってるときが多いです。アライさんもレプリカを販売されてました。
でもね、これはね、畏れ多くてかぶれないです、公道では。
かぶったら300km出さなきゃいけない気がしますから。
でも、憧れのデザインなんですよね。
そこで、10年以上前かな、色を替えて、塗ってもらいました。その頃、MVアグスタというバイクがF4というモデルで復活したんですね。赤とシルバーの清いツートンカラーで。これがまた凄くカッコよかったので、その色で。
それを紹介して、本日はお別れにします。
いかがでしょうか。何かのご参考になれば幸いです。それではまたー!
(写真:ベースはGP-4Xです。私、バイザーの回転軸のところがカバーされてるデザインより、見える方がレーシングっぽくて好きなので。)