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HSPが繊細気質を活かして豊かになるために必要な心得とは


以下の記事を書いてから、1カ月半経ちました。

ありがたいことに思った以上の反響を頂きまして、つくづく世の中には、

“繊細気質を無理なく上手に活かして豊かになっていきたい!”というニーズがあることを感じました。

私自身、今まさにブログと物販で自分の繊細気質を活かして豊かになろう検証の真っ最中なのですが、


“真面目で優しい”がこの無機質な資本主義の世界で報われてほしい…


と痛切に感じてます。

そこで今回は、HSPが繊細気質を活かして豊かになるために必要な心得について書いていきたいと思います。




さて、まずは今回の記事を書くきっかけになった本をご紹介します。

その名も、『人間ぎらいのマーケティング 人と会わずに稼ぐ方法』です。

最初に断っておくと、極度の活字嫌いであることと情報量の多さに圧倒され、実際はかいつまんでしか読めなかったのですが😓

この本の著者である林直人氏は、15歳から引きこもりになるも独学で慶應義塾大学に入学し、ネット家庭教師のビジネスを始めた方です。

人間ぎらいと称している通り、本の中でもその描写がところどころ出てきます。

ご本人は自称“プチ「HSP」”と書いていますが、

もともと精神的ストレスが多い性質

『人間ぎらいのマーケティング 人と会わずに稼ぐ方法』より引用

私は人がたくさん集まる場所が苦手です。人がたくさん集まる場所には独特の「気」があり、その「気」がなんとも言えず苦手なのです。

『人間ぎらいのマーケティング 人と会わずに稼ぐ方法』より引用

とあり、「気」という単語を使うあたり相当のHSP気質をお持ちなのではないかと思われます。

肝心の、“人と会わずに稼ぐ方法”とはいったいどんなものなのか?ですが、林氏が行っているビジネスは高学歴という経歴と桁違いのバイタリティがあるがゆえにできることなので、

え、人と会わないでお金を稼ぐ方法ってあるの??とわくわくした気分で読んでみると、再現性という点であまり参考になりません。

ただ、この本をざっと読んでみて、また私がブログと物販ビジネスの活動を通して感じたことをまとめると、


  • 人と違うことをすることを恐れない

  • 自分の定義づけは自由にしていい

  • とにかくやってみないと始まらない


この3つが、HSPが繊細気質を活かして豊かになるための心得だと感じました。


私は前まで、ブログで稼ぐお金はどこか“ニセモノ”のように感じていました。

きちんと外に出てどこかに雇われて稼いだお金じゃないと“ホンモノ”のお金じゃない、と思っているところがあったんです。

お金にニセモノもホンモノもないのですが、それだけ少数派の生き方を選択することに対して抵抗がありました。

それはどこから来ていたかというと、“人と違うことをしてはいけない”という固定観念からでした。

人と違うことをしても幸せになれない、豊かになれない、なってはいけないと、心のどこかでずっと思ってきたんです。

それが、ブログでの収入が少しずつ増え(といっても今はまだ4ケタですが)、物販ビジネスでも商品が売れ始めると、


人と違うことをして豊かになってもいいんだ


と私の中で少しずつ考えに変化が出始めました。

なんてことないようにも思えますが、この“人と違うことをして豊かになっていい”という心境に至るには、私はかなり時間がかかりました。


また、私は今定職についていないので、普段はほぼ家の中で過ごしています。

ブログやnoteの記事を書いたり、商品が売れれば発送したり、家事をしたり、昼下がりはどうしても眠くなるので瞑想という名の昼寝をしたりしています。

自分としては、自分なりに今できることをしているつもりですが、はたからみたらいい年をして親に養ってもらっている自立していない人とも言えます。

ただ、見方によってはこれも大きく違ってきます。

林氏は著書の中で、

「人間ぎらいのマーケティング」とは何か?
それは「引きこもり」を「24時間365日対応」と書き換えることです。

『人間ぎらいのマーケティング 人と会わずに稼ぐ方法』より引用

と記しています。

引きこもりはよく“自宅警備員”と揶揄されることがありますが、自宅警備員は控えめにいって最強です。

まず、荷物の受け取り要員として重宝されます。何よりその名の通り、いつも自宅にいるので空き巣や盗難の被害にあう危険性もありません。

家に常にいるので、当然ながら家事もこなします。運転免許を持っていれば、天気が悪いとき、家族の急な用事の時に送迎の運転手にもなります。

私の場合だと、物販において値下げやまとめ買いの交渉がきたときにすぐに返信でき、商品も24時間以内に発送できます。

なにせ常に家にいるので、どんな対応もスピーディーに行えます。

これが、2つめに挙げた自分の定義は自分で自由にしていい、ということなのです。

そしてこれは何も引きこもりだけではなく、定職についている人にも言えます。

仕事ができないから…
すぐ疲れちゃうから…

などと自分を卑下してしまうと、自分の繊細気質を一向に活かすことはできません。

もちろん、私の場合、養ってもらっていることの意味をきちんと把握し、自立していく道を模索することは必須ではありますが、

自分の存在価値や自分が行っていることの定義は、自分で自由に決めていいんです。


また、自分を卑下して否定している状態だと、何事も始められません。

自分が望む未来を手繰り寄せるには、行動しかありません。

さかのぼること1年8カ月前、私は仕事ができなさすぎて落ち込んでいる中、

思いきってレンタルサーバーの契約をし、右も左も分からない状態でブログを始めました。

そこからコツコツと記事を書き続け、最近ようやくアドセンス広告の振込み基準額(8,000円)に到達し、収入を得ることができました。

とにかく、なんでもやってみる。その失敗経験ですら、財産になります。

そもそも、繊細気質を持つというだけでかなりの能力の持ち主と言えます。

なぜなら繊細さんには、唯一無二のセンスや物事の捉え方、価値観などがあるからです。

深い洞察力や共感力、些細な事柄を幾重にも分解して感じ取れる能力は並大抵のものではありません。

それを堂々と武器にしていいのです。お金に換えていいのです。


HSPがその繊細気質を活かせたとき、HSPであること自体は生きる上で関係なくなり、

ご紹介した林氏のように、かなりのHSP気質であっても“プチHSP”と名乗れるようになるのかもしれません。




真面目で優しいことは、武器になります。

ただ、いい意味でしたたか・・・・に生きないと、その真面目さや優しさは搾取されて終わってしまいます。

むしろ、真面目で優しいことは、現代社会においては、“短所”や“デメリット”として評価されてしまいかねません。

自分のことは自分がプロデュースしてあげないと、誰にも見つけてもらうことはできません。

繊細さんにはたくさんの可能性があります。

セルフブランディングを確立し、どんどん自分を売り込んでいっていいのです。

遠慮はいりません。謙遜もいりません。

繊細さんは、自らの手で自分を豊かにすることができるのです。

どうか、自分の可能性を狭めずに、自分の持って生まれた才能を開花させていってあげてください。



あなたの真面目さや優しさが報われますように…🍀





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スイ@HSP
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