たぶんこう、ダイソン掃除機
ダイソンの掃除機は、「吸引力が落ちない掃除機」とのことだ。
サイクロン構造でゴミと空気を分離するらしい。家電量販店などでみて構造を考えてみた。
サイクロンのゴミ分離を一言でいうと、
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円筒の上の方で、ごみと空気を回転させると、ごみだけ落下する
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ということだろう。絵で描くならたぶんこう。
毛とか米粒などはすっと分離できる気がする。綿ぼこりなど細かくて軽いほこりは、空気中に舞い、落ちずにそのまま排気されるに違いない。家電量販店で確認するとやはり、サイクロンの後に従来のフィルターがついているとのこと。このフィルタはそのうち詰まるだろうから、「吸引力が落ちない掃除機」というのは実は間違いなのだろう。「フィルタだけの掃除機に比べて吸引力が落ちない掃除機」というのが正解だろうと勝手に予想する。
もしかしたらダイソンの取説に「後段のフィルターは別の掃除機で掃除してね。」とある予感もする。
そもそもサイクロンにゴミがたまり、それを別の袋に移し替えて捨てる手間があるのがいまいちだ。ゴミが見えるのも気持ち悪い。紙パックの掃除機の方が圧倒的に便利なのではと思う。フィルタ(しかも袋状になっててゴミが入る)を使い捨てるという設計思想はかなり素晴らしいように思える。
#以前ルンバを購入して、フィルタ部を別の掃除機で掃除するよう取説にあるのを見て腰が抜けたことがある。ルンバはゴミ収納ボックスが小さく、すぐゴミでいっぱいになる。ごみボックスのゴミを捨てたり、フィルタを別の掃除機で掃除するのが面倒すぎて、1か月で使うのをやめた。