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セルインメイ 5月で売って9月まで戻ってくるな!



セルインメイとは

「5月に売って去れ、そしてセントレジャー・デーまで戻ってくるな」
“Sell in May, and go away, don't come back until St Leger day.”
「5月に売ってどこかに行け、セント・レジャー・デーまで戻ってくるな」という意味です。
本来これは、イギリスの投資の格言で、
「夏の株式相場は盛り上がらず、株価が上がらないので、5月には株を手放して、9月の中旬に開催される有名な競馬レース『セント・レジャーステークス』後に株を再開しなさい。」ということを表しています。

私はほぼ積み立て投資しかしていなかったので売り時、買い時があるのかと驚きました。もっと早く知りたかったな・・・

では実際どうなの??

本当に実在しているのか気になり、検証してみることに姉しました。

  • 米国のS&P500指数

  • ナスダック総合指数

  • 日経平均株価

の1945年~2024年7月までの第二次世界大戦後の月間騰落率の平均値を元に比べてみました。

米国のS&P500指数

上昇率の高い月
12月、11月、4月

暴落率の高い月
9月、2月、8月

ナスダック総合指数

上昇率の高い月
1月、11月、12月

暴落率の高い月
9月、8月、10月

日経平均株価

上昇率の高い月
1月、4月、11月

暴落率の高い月
9月、7月、10月

まとめ

9月は総じて暴落率が高い。
上昇率は1月4月11月12月が全体的に多い。
暴落率は8月9月10月2月が多い。

セルインメイの格言にあてはめますと9月は暴落するから買い・・・?
5月が暴落するというデータは取れなかったのでその前の4月は上昇率が高い傾向があるようです。

全くこの通りになるとは限りませんが昔の人の言った知恵や不思議な現象、頭の片隅に置いておきたいですね。


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