知識は誰かのために使ってはじめて知性になる。
おはようございます。今日も毎日20ページずつ読んでいる本の内容について自分なりの感想を述べていきたいと思います。読んでいる本は、「頭のいい人が話す前に考えていること」安達裕哉 ダイアモンド社 です。
今日は、頭のいい人の知識の使い方について書いていきます!
頭のいい人知らないふりをする
相手が悪い?
皆さんはこういった経験はありませんか?
・同じようなことを何回言っても改善されない。
・毎回同じようなミスをしてくる。
等です。
自分もよくこういった経験をします。毎回同じようなことを言っているのに、なぜ改善されないのでしょうか。
それは、相手が自発的にできないことや、ミスに気づかないからです。
言われてみれば当たり前ですよね。
これを見て皆さんはこう思ったのでは無いでしょうか。
何度も言っているのに自分で気づけないなら相手が悪いと。
しかし、それは違います。
上のような状態に陥るのは、相手を注意するこちら側にも問題があるのです。
頭のいい人
頭のいい人は、知識を振り回し、賢いふりをするのではなく、知らないフリをします。
上のような場合だと、
「ここはなんでこうしたの?」
と、まず理由を聞きます。
そこから、相手に考えるきっかけを与えるのです。
目的はなんなのか。
足りないことは無いか。
自分以外にも伝わるか。
こういったことを一緒に確認し、相手に自発的に気付かせるのです。
自分で気付いたものは、簡単にな忘れません。なぜなら、自分で頭を使って考え、たどり着いた結果だからです。
こういったように、頭のいい人というのは、知らないふりをしつつ、相手が自分で気づけるようにように導くのです。
アドバイス
頭のいい人は、知らないふりをすると言いましたが、全てにおいて知らないふりをする訳ではありません。
ですが、簡単にアドバイスはしません。
まずは、相手の話を聞くのです。そして、相手の意図、思考を確認しながら、その間違いを正しく修正するため、あるいは、手助けするために必要なアドバイスします。
つまり、相手のためにアドバイスをするのです。
例を挙げると、
カフェに入り、カフェオレとカフェラテの違いをただ説明する人は、賢い振りをしている人です。
ですが、カフェオレとカフェラテの違いを知った上で、相手が甘いのを飲みたいといった時、カフェオレがおすすめだよと教えてあげることは、相手のために知識を使ったことになります。
これが、タイトルにもある通り、
知識は誰かのために使ってはじめて知性になる。
ということです。
こういったことを続けることで、ただ自分の考えを押し付けてくる人や、知識をひけらかし、賢いフリをする人ではなくなり、相手のことを思ってアドバイスを送ってくれる信頼できる人と相手からの印象が変わっていきます。
まとめ
今日は、頭のいい人の知識の使い方、アドバイスの仕方についてまとめてみました。
今の時代は、調べれば色々な情報が出てくるため、ただ知識をもっているだけでは何の役にもたちません。
ですが、その知識を持った上で、
どう行動するか。
何を考えるか。
が大事だと自分は考えています。
そのために、ただ知識をインプットするのではなく、自分の言葉でまとめ、アウトプットし、自分のものにしていく必要があると思います。
今日のnoteの内容は、今の時代を生き抜くために必要な能力になってくると思うので、今日から一緒に実践していきましょう!