信頼を得るために賢く振る舞う

おはようございます。今日も毎日20ページずつ読んでいる本の内容について自分なりの感想を述べていきたいと思います。読んでいる本は、「頭のいい人が話す前に考えていること」安達裕哉 ダイアモンド社 です。


賢く振る舞うとは?

賢く振る舞う

それはどんなことだと思いますか?

賢く振る舞うと聞くと、賢い振りをするように聞こえるかもしれませんが、それは違います。

賢い振りというのは、それっぽい言葉を並べて中身のないことを言うことです。

例えば、

お客さんのニーズを捉えて適切な対策を打とう。
検討しよう。
議論しよう。
目的によって問題は変わるよね。

等です。

これってアドバイスとしては、適切かもしれませんが、中身は無いし、具体的に何をすればいいのか分からないですよね。

しかも、ありきたりな言葉が多く、その場しのぎな印象を受けると思います。
こういった賢い振りでは、人の心は動かないし、評価を得ることも出来ません。

最初の発言

実際、ある会社では、会議の中で一番最初に発言する人を評価するそうです。

なぜなら、ある発言を批判するのは誰にでもできる賢い振りですが、一番最初に意見を出すというのは勇気が要ります。

賢い振りをする人は、1を2にしたり、100にしたりできるかもしれませんが、一番最初に意見を出す人は、0から1を作り出すことが出来るのです。

この最初の意見が、会議を活性化させ、さらなる意見を生むのです。そのため、一番最初に意見をするというのは、とても重要なことで、評価されるに値するのです。

信頼を得るために

ここまで、賢く振る舞うことと、賢い振りをすることの違いを述べてきましたが、そこから信頼を得るためにはどうすればいいのでしょうか。

それは、相手に、この人は考えてくれてるなと思ってもらうことです。

例えば、何かを買う時、

商品のいい所だけをひたすら言われると、この人は、自分の利益のために買わせたいのだなという印象を受けると思います。

少なくとも、自分はそう思います。

ですが、もし、店員さんが、商品を買う目的や、どんな商品が欲しいのか聞いてくれたとしたら、

そして、それに合わせた商品を提供してくれたら、

この人は自分のことを考えてくれてるなと感じると思います。

この2つの違いはなんでしょうか。

それは、相手のことを考えているか否かです。

1つ目のひたすらいい所を言う人は、上で述べてきたような賢い振りをしている人です。
相手の目的等を考えずに、目先の利益にとらわれて、ひたすらその商品をおします。

2つ目の目的や、どんなものが欲しいか聞いてくる人は、相手のことを考え、その人のための商品を選ぼうとする、賢い振る舞いをしている人です。

こうした、賢い振る舞いというのが、相手から信頼されることにつながり、

また次もここで買いたい。
みんなにおすすめしよう。
口コミでいい評価を書こう。

と結果的には、大きな利益を生むのです。

まとめ

これらのことからわかるように、賢い振る舞いは、相手との信頼関係を育み、結果的に大きな利益を生むことが出来るのです。

相手のことを考えた行動なんて難しいと思うかもしれませんが、目的や目標を聞くだけでいいのです。

その目的、目標に合わせた回答をするだけで、相手は自分のために考えてくれていると思うことが出来ます。

なぜなら、人がなにか行動を起こすとき、絶対に目的や目標があるからです。

ぜひ今日から一緒に実践していきましょう!!

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