言葉の定義に敏感になれ
おはようございます。今日も毎日少しずつ読んでいる本の内容について自分なりの感想を述べていきたいと思います。読んでいる本は、「頭のいい人が話す前に考えていること」安達裕哉 ダイアモンド社 です。
今日は、言葉の定義についてまとめていきたいと思います!
大人こそ辞書をひけ
少し考えてみてください。
みなさんは、大人になってから辞書を引いた経験、あるいは、言葉の定義をスマホで調べた経験はありますか?
私たちは、日々様々な言葉を使い、会話をしていますが、その定義を知り、適切な状況で使い分けできてますか?
普段何気なく使っている言葉でも、本来の定義とは掛け離れた意味として使っていたり、細かい違いがわからなかったりします。
特に昨今のSNSの発達によって、自分や誰かの投稿を不特定多数の人が簡単に見れる時代になってきました。
その中で、間違った定義を認識して、言葉を使うと炎上等の原因にも繋がります。
頭のいい人は、言葉の定義を知り、その言葉を使うと相手がどう受け取るのかまで考えて言葉を使っています。
言葉の定義を知り、正しく使いこなせてこそ、はじめて言葉が自分のものとなるのです。
認識のズレ
言葉には、定義がありますが、その定義も色々な意味を含むため個人差もあります。
例えば、ゴミ捨てと言われて、みなさんはどこまでをゴミ捨てと捉えますか?
家のごみをまとめてゴミ捨て場まで持って行くのが、ゴミ捨てですか?
ゴミをまとめて、ゴミ捨て場まで持っていき、新しいゴミ袋をつけるまでがゴミ捨てですか?
このように、ゴミ捨てと言われてもどこまでがゴミ捨てなのか、人によって違うと思います。
その言葉について、共通の認識を持っていないと、
なんでゴミ捨てやっておいてと言ったのに新しいゴミ袋を 用意してないの!
とストレスの原因にも繋がります。
そういったストレスが積み重なり、職場や家庭での人間関係が悪化し、悪循環に陥るのです。
なんでもいいはその典型例だと思います。
人によって基準が違い、本当になんでもいいと思って使っている人と、本当は何でもよくないのに使っている人、それによって捉え方が変わってきますよね?
皆さんもこの機会に、普段何気なく使っている言葉について、友人や家族と意味を確認して見てください。
認識のズレからなる人間関係が改善する第1歩目になるかもしれません。
横文字
言葉の定義の話をする上で重要になってくるのが、横文字です。
今や、ビジネス場面や広告等で多く使われている横文字ですが、本当に意味を理解してなんとなく使っていませんか?
なんとなく使っている人は、賢い振りをしている頭の悪い人です。
更に、それに気付かず、言葉を使い続けると、周りの人まで違った定義で言葉を使ってしまう原因にもなります。
例えば、クライアントと顧客という言葉の違いはなんですか?
言われてみると意外と違いがわからないと思います。
簡単に言うと顧客は、不特定多数の人、クライアントは、特定の人を指しています。
つまり、関係値に違いがあります。
ふらっとコンビニによって商品を買う人は、顧客ですが、毎月美容室に来てくれる人は、クライアントです。
クライアントは、こちらから連絡が取れますし、こちらからオファーした商品やサービスを買ってくれる可能性が高いです。
こういった言葉にも、細かい違いがあるのです。
横文字を使うとそれっぽいことを言っているように聞こえますが、実際ちゃんと聞くと中身がない主張であるなんてことはザラにあります。
皆さんも、言葉の定義を理解した上で、その言葉を使ったら相手がどう受け取るのかまで考えて言葉を使ってみてください!
まとめ
本日は、言葉の定義についてまとめていきました。
日常的に使っている言葉でも、本来の意味とは少しズレて使っていたりする場合もありますし、人によって基準や意味が変わる言葉も存在します。
そういった曖昧な認識で言葉を使うことは、SNSが発達した現代において、非常に危険なことであり、信用を失う原因にもなります。
皆さんも、このnoteを読んだ日から、自分の使う言葉の定義に意識的になってみて下さい!