グラーツ投資顧問は信頼できる?怪しい投資顧問の評価と実態を解明
今回は「グラーツ投資顧問」という投資助言業者についてMr.ER的な視点で私見を述べていきます。
情報の引用はネットが基本ですが、
知り合いの知り合いなども含め、可能な範囲で伝手を使いながら、なるべくリアルで偏りのない観点から考察します
グラーツ投資顧問って?
その名の通り正式な「投資顧問」会社のようです。
ただ私の知るいわゆる「投資顧問」ではないようです。
というのも、私の生きてきた金融の世界では投資顧問=資産運用会社です。
資産運用会社は資金を預かりで運用して投資信託を組成する会社ですね。
ファンドを作っている会社とご理解ください。
そしてグラーツ投資顧問の「投資顧問」の意味合いはと言うと、
有価証券を売買をする上での「助言のみ」行ってくれる会社ですね。
しかも個人向けです。
私の理解では投資助言業は機関投資家などのプロ向けなんですがね。
最近は個人向けの投資助言業も盛んに行われているようですね。
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グラーツ投資顧問のサービスって?
無料サービスはレポートや銘柄相談とかですね。
レポートを幾つか目を通しました。
正直、そこまで個性がないとゆうか、特筆すべきものではありません。
個人向けだから凝った内容にしてないだけなんでしょうか?
投資顧問なら、もっと玄人好みの内容も欲しいですね。
まぁ無料なんでこんなもんですかね。
有料のサービスは基本的に推奨銘柄・売買のタイミングを助言してくれるみたいです。
証券マンと似たような仕事ですね。
違いは有価証券を仲介してない事くらいかと。
ただ証券会社は売買の手数料しか取りませんので、証券マンの助言は基本的に無料。
手数料がそれに該当するという見方もありますが、あくまで“売買”手数料なので。
それに対して、投資助言は証券マンが無料のものを有料で提供しているわけですね。
これは値段次第では結構ハードルが上がるような。
まぁ機関投資家向けの助言を個人向けに、という事なんでそれなりの価値はあると判断できなくもないです。
有料サービスの価格は10万円~240万円。
高くてビックリですが、それだけサービスの質に自信があるという事でしょうか
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結局、グラーツ投資顧問って凄いのか、凄くないのか。。。
サービス内容的に考えて、投資助言をする上での分析判断者の実力が一番重要なファクターです。
その人にプロ向けの助言をするレベルの実力があるのかどうか、そしてそのプロレベルの助言を個人向けに行っているのか。
残念ながら、分析判断者の経歴やプロフィールを確認する事はできませんでした。
HPには推奨実績というものが掲載されており、どの銘柄を見ても、推奨後に大きく上昇しています。
問題はこれがどれくらいの確率で当たりを引けるのか、という事。
10銘柄推奨して何銘柄くらい上昇するのか知りたいですよね。
こちらも残念ながら、確率などは確認できませんでした。
プロが選んだ銘柄をプロが助言してくれるなら、仮に推奨銘柄が下落しても上手く損切りしてくれるんでしょうけどね。
ただ、お金払って教えてもらった銘柄が下落して損切りだと消費者感情的に厳しいものがありますね。
投資は1回勝負ではないので、何回も勝負してトータルで利益出れば良し、
だとは思いますが、サービス料という経費もありますから、例えば50万円でグラーツ投資顧問と契約したら、助言サービスで少なくとも50万円以上の利益は欲しいですよね。
改めて考えると結構ハードル高いですね。
少なくとも並みの証券マンでは不可能なレベル。
相当腕に自信のある分析判断者(アナリスト)がいるという事なのか。
何はともあれ、分析判断者の実力は不明なので、グラーツ投資顧問の善し悪しも判断不可となります。
最後に。
投資顧問(投資助言)に属する人間は相当なレベルの専門家だと思われます。
「専門家の中の専門家」と言っても過言ではないくらい。
経歴とかプロフィールを公開したくないのは理解できますが、それならもう少しその実力の片鱗は垣間見える要素が欲しいですよね。
例えば、レポートの内容が濃いとか、一般レベルの投資家では辿り着けない見地を持っているとか。
もっと玄人好みの、濃~い内容があると、テンション上がりますよね。
私だけかもしれませんが。
今回は以上です。
このページを最後まで読んでくださってありがとうございます。
よろしければ、他にも色々と考察しているので読んでみてください。
また、本当に安心して行える資産運用の方法をお伝えしています。
きっとあなたの為になると思います。