保護犬引き取りガイド【第7回】我が家へようこそ
保護犬のラミとまめ、ボーダーコリーのソナを家族に迎えたダンデライオン@保護犬広め隊です。
たくさんの愛をくれて素晴らしい伴侶となれる保護犬が、犬を飼うときの選択肢のひとつになることが当たりまえになることを祈って、保護犬のことや元保護犬との生活を中心に発信しています。
ラミを保護団体から引き取った過程をシリーズ化。
全15回でお届けします。
今回は第7回「我が家へようこそ」
【第7回】我が家へようこそ
我が家に来たときのことを思い出してみました。
①譲渡書
ラミは、山口県から飛行機に乗って、羽田空港から搬送ボランティアさんの車に乗って、訪問ボランティアさんにだっこっされて我が家にやってきました。
体力がない子犬が、がんばって初めての長距離の移動に加えて、知らない場所に連れてこられて疲れていると思うので、まずはゲージでお休み。
ラミがお休みしている間に訪問ボランティアさんが、もういちど譲渡について説明してくれました。
そして正式に譲渡契約書を交わしました。
譲渡契約書は、2部作成。
1部は我が家で、もう1部は「ちびたましっぽの愛護会」で保管しています。
②慣れる
訪問ボランティアさんと話している間に少し眠ってから、起きあがって、こんなにかわいい顔を見せてくれました。
こんなかわいい顔を見ただけでキュンキュンします。
小さい体での長旅だったのでとても心配しましたが、私たちの心配をよそに、ラミはゲージの中で遊び始めました。
ケージの中には、タオルケットやおもちゃを入れてあるのに、1番気に入った遊びは、気に入った寝どころでフェルト生地の犬小屋の角をガジガジすること・・・
なぜ、そこ??
ケージの中を探検しているうちに、水飲みやおもちゃを見つけました。
久しぶりに子犬のコミカルな動きに、家族の視線はくぎづけ。
遊びたい!!
さわりたい!!
でもラミが新しい環境に慣れようとしている今、私たちはガマン。
新しい環境にきたばかりのときは、犬にとってストレスがたくさんあるので、いっしょに遊んでしまうと疲れすぎて体調を崩してしまう可能性があるので、1週間くらいは構い過ぎないことが大切です。
犬はとてもきれい好きなので、おしっこをしたら褒めて、ご褒美で15分くらいケージの外で遊びました。
遊んでいる間にトイレをお片付け。
15分過ぎたら、またケージに戻すの繰り返し。
そうすれば、ラミの普段も少ない。
実は、これトイレトレーニングも兼ねています。
詳細はこちらを読んでみてください。
③体調を見守る
急に違う環境に来たので、小さい体ですごくがんばっています。
そのため、ウンチがゆるくなりやすい傾向にあります。
市販されているビオフェルミンを飲ませているブリーダーさんがいるそうです。
ウンチがゆるくなったときに、ビオフェルミンくを1錠(成犬も子犬も同量)あげてみると、たしかにいいウンチに戻ります。
それから、ビオフェルミンを置いておくことにしました。
数少ない経験ですが、ボーダーコリーはMIXと比べるとウンチがゆるくなりやすい気がします。
ラミに負担をかけないため、できることは環境を変えないようにしました。そのひとつがご飯。
来てから2~3ヶ月くらいは、同じご飯をあげるようにしていました。
何をどのくらいの量食べているか、聞いてみると気軽に教えてくれます。
ご飯を変えるときは、少しずつ新しいご飯を混ぜて(旧ご飯:新ご飯 8:2⇒6:4⇒4:6・・・)、1週間くらいかけて新しいご飯に変わるようにしています。
ウンチがゆるくなったら、元のご飯にしばらく戻します。
しばらくしてから、また新しいご飯を混ぜてみます。
数回繰り返してもウンチがゆるくなる場合は、合わないと思ってあきらめます。
第7回はここまで。
第8回は「多頭飼育の迎え方」です。
保護犬引き取りガイドはこちら。
私にとって犬は家族であり宝物。
そんな犬を家族に迎えて「迎えてよかったこと」「迎えて大変なこと」を書いた記事。
犬を迎える参考になったら幸いです。
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