保護犬引き取りガイド【第5回】譲渡決定!迎える準備をしよう
保護犬のラミとまめ、ボーダーコリーのソナを家族に迎えたダンデライオン@保護犬広め隊です。
たくさんの愛をくれて素晴らしい伴侶となれる保護犬が、犬を飼うときの選択肢のひとつになることが当たりまえになることを祈って、保護犬のことや元保護犬との生活を中心に発信しています。
ラミを保護団体から引き取った過程をシリーズ化。
全15回でお届けします。
今回は第5回
「譲渡決定!迎える準備をしよう」
【第5回】譲渡決定!迎える準備をしよう
自宅訪問が終わってまもなく「譲渡決定」のメールが届きました。
あまりのうれしさに、ラミが我が家に来ることを、すぐに家族に連絡。
そしてラミを迎える準備を始めました。
もう少しでラミに会えると思うと、ワクワク・ドキドキ。
ラミが我が家にくる日を、保護団体・訪問ボランティア・搬送ボランティアの方々と、メールで相談して決めました。
ラミがいた「ちびたまのしっぽの愛護会」は、山口県にある施設。
そのため、飛行機で空輸する場合は1匹だとかわいそうなので、できる限り数匹いっしょに搬送してくれます。
こんな優しさも、私にとってはうれしいポイント。
さあ、準備をしよう
①生活に必要なもの
日常生活を「散歩」「ケア」などに分けて、必要最低限の必要なものを揃えました。
お店やネットで見ていると、いろいろと揃えたくなります。
あれば便利そうに感じるし、揃えたくなりますよね。
今だからいえることは、あると便利だと思うものは、いっしょに生活してから、試してみればいいのではないかと思います。
我が家もいろいろ買いました。
爪切りやブラシは、これだとやらせてくれないから、こっちで試してみようと数回買いなおしたから、数種類の在庫あり。
シャンプーは、「こっちの方が毛がサラサラになるかな」「ツヤがよくなるかな」「リンスインシャンプーにしてみようかな」と変えてみたり。
あちこちガリガリかむから、予防グッズを試してみたり。
お腹を下しているときは、ビオフェルミンをご飯に混ぜてあげてみたり。
初代ボーダーコリーのボウは、食糞したから食糞防止グッズを数種類試してみたり。
ちょっと思い出しただけで、いろいろ試しているものですね。
余談ですが、ぴったりサイズのケージが見つけられなかったので、ケージは手作り。DIYしてお迎えの日を迎えました。
作り方はこちらの記事で。
②名前
新たな犬を家族に迎えるとき、名前を決めておくことも大切です。
経験上、犬は2~3日で自分の名前を覚えます。
うちの子として迎えるから、名前大切ですよね。
うちの子の名前の由来を思い出してみました。
初代ボーダーコリー:ボウ
ペットショップで売れ残っていて「ボーダーコリーのボウちゃん」と呼ばれていて、お迎え当日「ボウちゃん」と呼んだら、こっちを向いて、もう自分の名前を覚えていたから。
2代目保護犬ボーダーコリー:おはぎ
虐待されていたため、うちでは、おはぎのように甘えてほしいし、甘えさせるという願いをこめて。
顔がほぼ黒だったことも大きいです笑
ラミ
すでに「ラミ」と呼ばれていました。
初めての保護犬を迎えたのがラミだったので、「未来(ミライ)を共に歩む」、私たちの意思表示をこめて。
ソナ
ソナは「希望」という意味。
おはぎが3歳で急逝し、引きこもってしまったラミのために迎えたソナ。ラミが元気を取り戻す希望として迎えました。
まめ
実は正式名称「そらまめ」なんです。
空高くまっすぐに成長する、そらまめのように育ってほしいので。
迎えてからわかったことは、私たちは呼びにくいし、犬たちも覚えにくいことがわかりました。
「まめ」と呼んでみると、すべて解決しました。
名前は初めてのプレゼントなので、真剣に考えました。
第5回はここまで。
第6回は「譲渡費用について」です。
保護犬引き取りシリーズはこちら。
私にとって犬は家族であり宝物です。
そんな素晴らしい犬を「迎えてよかったこと」「迎えて大変なこと」のリアルを書いた記事。
犬を迎える参考になったら幸いです。
これからも保護犬に関する情報を発信していく予定です。よかったらフォローやスキをお願いします!
1匹でも多くの保護犬の未来が、明るく輝きますように。