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保護犬引き取りガイド【第12回】ワクチン接種をしよう
保護犬のラミとまめ、ボーダーコリーのソナを家族に迎えたダンデライオン@保護犬広め隊です。
たくさんの愛をくれて素晴らしい伴侶となれる保護犬が、犬を飼うときの選択肢のひとつになることを祈って、元保護犬との生活を中心に発信しています。
ラミを保護団体から引き取った過程をシリーズ化。
全15回でお届けします。
今回は第12回「ワクチン接種をしよう」
保護犬引き取りガイド
【プロローグ】はじめに
【第1回】No.1を見つけよう
【第2回】コンタクトをとってみよう
【第3回】保護犬の譲渡条件って厳しい?
【第4回】自宅訪問って何?
【第5回】譲渡決定!迎える準備をしよう
【第6回】譲渡費用について
【第7回】我が家へようこそ
【第8回】多頭犬飼育の迎えかた
【第9回】病院受診をしよう
【第10回】マイクロチップ挿入は義務
【第11回】フィラリアは予防が大切
【第12回】ワクチン接種をしよう
【第13回】ノミ・ダニ対策も必要
【第14回】元野犬を引き取るということ
【第15回】保護団体とのおつきあい
【エピローグ】おわりに
【第12回】ワクチン接種をしよう
そもそもワクチン接種は必要なのでしょうか。
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予防できる病気は予防したい。
痛い思いはさせたくない。
ワクチンは害である。
いろいろな考え方がありますよね。
結論からお伝えすると、犬のワクチン接種は必要です。
ワクチンは2種類に分けることができ、年1回の接種が義務付けられている「狂犬病ワクチン」と、任意の「混合ワクチン」があります。
なぜ、狂犬病ワクチンの接種が義務付けられているかというと、狂犬病を発症すると、犬も人間もほぼ100%の確率で死に至る恐ろしい病気だからです。
そのため、厚生労働省は、生後3カ月以降のすべての犬に対し、年1回のワクチン接種を義務付けており、未接種の場合、20万円以下の罰金が科せられる場合もあります。
「混合ワクチン」の接種は義務ではありませんが、ドッグランやペットホテル、ペットサロンなど、さまざまな犬が利用する施設では、利用時に「混合ワクチン」接種の証明書が必要になる場合もあります。
義務の有無に関わらず、快適なペットライフを送るためにワクチン接種は必要なものと考えておきましょう。
狂犬病ワクチンも混合ワクチンも、自分たちだけでなく愛犬の命を守るために必要というですね。
そのためどちらのワクチンも接種終了しないと散歩には行けないので、ワクチン接種の計画を病院で相談しました。
ワクチン接種は毎年必要
どちらのワクチンも、毎年追加接種が必要です。
狂犬病ワクチン
狂犬病のワクチンは、初回を生後91日以降に接種し、以降、年1回の間隔で接種しましょう。もし生後91日以上で、ワクチン未接種の犬を迎えた場合は、お迎えから30日以内に接種しておきましょう。
なお、狂犬病ワクチン接種後に混合ワクチンを接種する場合は、2週間程度の時間を空けるのがよいとされています。
また、接種方法は、自治体による集団接種と、動物病院での個別接種があります。
狂犬病ワクチンは接種義務があるワクチン。
自治体による集団接種、動物病院での個人接種が選べます。
集団接種の場合、毎年春に市区町村からワクチン接種のハガキに、接種会場と時間が記載されています。
ラミとまめは、たくさん犬がいる環境だと吠えてしまう可能性があること、とても臆病で怖くて脱走してしまう可能性があるため、我が家は病院で個人接種しています。
狂犬病ワクチンの費用は自治体や病院にもよりますが、3000~5000円ほど+登録料550円(初年度のみ3000円程度必要)。
ワクチンの費用は、病院によって違うので聞いてみてください。
混合ワクチン
「混合ワクチン」には、感染率や重症化率、致死率が高いウイルスに効果があり、すべての犬に接種が強く推奨されている「コアワクチン」と、多頭飼育など生活環境や居住地域などにより感染リスクが高い犬に推奨される「ノンコアワクチン」があります。
(略)
混合ワクチンは任意のため、動物病院での個別接種になります。
2~10種混合まで組み合わせの種類があるので、愛犬にはどの種類のワクチン接種がいいのか、獣医師と相談しながら決めるといいでしょう。
混合ワクチンは数種類あり生活環境などで違うので、ぜひ病院で相談してください。
生活環境によって感染するリスクのある病気がかわるそうです。
散歩などの生活環境などが変化したら、獣医さんに相談してみるといいかもしれません。
わかりやすくまとまっている記事を発見しましたので、読んでみませんか。
混合ワクチンの費用は3000~10000円ほど。
何種のワクチンを接種するかによって違うようです。
ワクチンの費用は、病院によって違うので聞いてみてください。
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混合ワクチンは任意接種のワクチンですが、トリミングやドッグランでは毎年提示を求められます。
初代ボーダーコリーのとき、初年度は7種混合ワクチンを接種しました。
1年いっしょに生活して、川や野原などには連れて行かなかったので、次年度からは5種混合ワクチンに変更してくれました。
ワクチン接種に関してはいろいろな考え方がありますが、愛犬が元気で楽しいワンライフを送るために、どちらのワクチンも毎年接種しています。
第12回はここまで。
第13回は「ノミ・ダニ予防の必要」です。
これまでの保護犬引き取りガイドはマガジンでどうぞ。
私にとって犬は家族であり宝物。
そんな犬を家族に迎えて「迎えてよかったこと」「迎えて大変なこと」を書いた記事。
犬を迎える参考になったら幸いです。
これからも保護犬に関する情報を発信していく予定です。よかったらフォローやスキをお願いします!
1匹でも多くの保護犬の未来が、明るく輝きますように。
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![ダンデライオン@保護犬広め隊|元保護犬2匹+3代目ボーダー1匹との暮らし|金曜日7時投稿](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143278407/profile_974c60cd9848ab5f579689b32856c02b.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)