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保護犬引き取りガイド【第3回】保護犬の譲渡条件って厳しい?

保護犬のラミとまめ、ボーダーコリーのソナを家族に迎えたダンデライオン@保護犬広め隊です。

たくさんの愛をくれて素晴らしい伴侶となれる保護犬が、犬を飼うときの選択肢のひとつになることが当たりまえになることを祈って、保護犬のことや元保護犬との生活を中心に発信しています。



ラミを保護団体から引き取った過程をシリーズ化
全15回でお届けします。

今回は第3回。
「保護犬の譲渡条件って厳しい?」

保護犬引き取りガイド
【プロローグ】はじめに
【第1回】No.1を見つけよう
【第2回】コンタクトをとってみよう
【第3回】保護犬の譲渡条件って厳しい?
【第4回】自宅訪問って何?
【第5回】譲渡決定!迎える準備をしよう
【第6回】譲渡費用について
【第7回】我が家へようこそ
【第8回】多頭犬飼育の迎えかた
【第9回】病院受診をしよう
【第10回】マイクロチップ挿入は義務
【第11回】フィラリアは予防が大切
【第12回】ワクチン接種をしよう
【第13回】ノミ・ダニ対策も必要
【第14回】元野犬を引き取るということ
【第15回】保護団体とのおつきあい
【エピローグ】おわりに

「保護犬聞いたことがある」という言葉とともに「保護犬ってひき取るのって大変なんでしょ?」と聞きます。


本当に保護犬を引き取ることは大変なんでしょうか。
何が保護犬を引き取るのは大変と感じさせているのでしょうか。


【第3回】保護犬の譲渡条件って厳しい?

ラミを引き取るときに、我が家にいらした保護団体「ちびたまのしっぽ愛護会」の訪問ボランティアさんは、『条件が厳しいね。』と言われるそうです。

本当に厳しいの?

「ちびたまのしっぽ愛護会」が提示している里親になるための条件と、私が思ったことを書いてみました。

里親応募の条件
⇒私が思ったこと

ご質問・アンケートにきちんと答えていただける方
⇒命を預けるのだからあたりまえ
●完全室内飼いのお約束と、その環境をお持ちの方
(犬についても基本的な生活空間は室内となります)
⇒犬も家族だから室内飼育がいいのではないか
●脱走防止やその対策をきちんとしてくださる方
⇒子どもがけがをしないように対策をすることと同じ
●健康管理に留意し、食餌に気を使い、病気の時は最後まで適切な治療をしてくださる方
⇒家族だもんね
●不妊手術の大切さをご理解いただける方
⇒不幸な子を増やさないため
●年1回のワクチンを接種をしてくださる方
(犬については、毎夏のフィラリア予防、市町村への飼育登録もお願いします)
⇒子どもが産まれたら、出生届を出してワクチン接種するのと同じ
●定期的に近況報告をしてくださり、譲渡後、こちらからの連絡にきちんと対応くださる方
⇒大切に保護した子の将来は気になると思います。そして、困ったことがあれば相談できるメリットもある!
●ご自宅までのお届けを、快くご了承くださる方
⇒かえってありがたい
●終生家族の一員として大切にしてくださる方
⇒家族として迎えますから
●転居・結婚・妊娠等で飼育環境に変化があっても、手放さない心構えのある方
⇒家族になった犬とは一生のおつきあい
●譲渡後必要と判断した場合、家庭訪問させて頂く場合もありますので、それに必ず応じてくださる方
⇒犬の命を守るためには必要なときも出てくるのかも
 そんなことにならないようにしよう
●未成年の方とは交渉できませんので、必ず保護者の方からご連絡下さい
⇒保護犬譲渡に限らず、未成年は保護者の承諾が必要です
●大学生・一人暮らし・同棲中の方とは、更に慎重な交渉となりますので、ご了承の上お問い合わせください
⇒生活環境が変化する可能性が高いからかな
●動物を飼育するにあたって、専業主婦以外で無職の方はお断りします
⇒ワクチンや食事など、意外とお金かかります
●長い年月を、家族として過ごす事になる子です
お問い合わせの前に、ご家族で良く話し合われてからお問い合わせをお願いします
⇒そのとおり
●直接譲渡に伺います
その際、譲渡で発生する交通費負担のお願いをしております
(高速料金・ガソリン代の往復分等)
ご負担いただいた交通費は、犬猫の保護や、野良猫のTNR等の医療費その他に役立てさせて頂きますので、ご理解ください
⇒きっと意思の最終確認の場。私は連れてきていただけるのは、ありがたいな。
●契約書に署名・捺印を頂きます
また、58歳以上の年齢でご希望の方は、動物に飼い主同様の責任を持てる後継者の方が必要です
その際、後継者の方の誓約書も頂きます
⇒何かあったら連絡できるから、この方が安心なのでは?

上記のほか、下記譲渡契約書をご確認いただき、ご同意いただけることが条件となります。

里親になるには | ちびたまのしっぽ愛護会 (chibitama.or.jp)

読んでみてどのように感じましたか?

この記事を書くために、久しぶりにじっくり読んで見ましたが、そんなに大変なことを求められていないのではないかと思いました。

ペットショップでも、このくらいの確認をすることは、命を売る責任なのではないでしょうか。


皆様はどのように感じましたか?


第3回はここまで。
第4回は「自宅訪問って何?」です。


保護犬引き取りガイドシリーズはこちらからどうぞ!


私にとって、犬は家族であり宝物です。

そんな素晴らしい犬を「迎えてよかったこと」「迎えて大変なこと」のリアルを書いた記事。
犬を迎える参考になったら幸いです。


これからも保護犬に関する情報を発信していく予定です。よかったらフォローやスキをお願いします!

1匹でも多くの保護犬の未来が、明るく輝きますように


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ダンデライオン@保護犬広め隊|元保護犬2匹+3代目ボーダー1匹との暮らし|金曜日7時投稿
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