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保護犬引き取りガイド【第10回】マイクロチップ挿入は義務

保護犬のラミとまめ、ボーダーコリーのソナを家族に迎えたダンデライオン@保護犬広め隊です。

たくさんの愛をくれて素晴らしい伴侶となれる保護犬が、犬を飼うときの選択肢のひとつになることを祈って、保護犬のことや元保護犬との生活を中心に発信しています。


ラミを保護団体から引き取った過程をシリーズ化。
全15回でお届けします。

今回は第10回「マイクロチップ挿入は義務」

保護犬引き取りガイド
【プロローグ】はじめに
【第1回】No.1を見つけよう
【第2回】コンタクトをとってみよう
【第3回】保護犬の譲渡条件って厳しい?
【第4回】自宅訪問って何?
【第5回】譲渡決定!迎える準備をしよう
【第6回】譲渡費用について
【第7回】我が家へようこそ
【第8回】多頭犬飼育の迎えかた
【第9回】病院受診をしよう
第10回】マイクロチップ挿入は義務
【第11回】フィラリアは予防が大切
【第12回】ワクチン接種をしよう
【第13回】ノミ・ダニ対策も必要
【第14回】元野犬を引き取るということ
【第15回】保護団体とのおつきあい
【エピローグ】おわりに


【第10回】マイクロチップ挿入は義務

ちょっとおかたい話しも混じりますが、おつきあいください。

22年6月から、新しく飼う犬のマイクロチップ挿入と登録は義務化されました。
マイクロチップ登録と同時に市区町村の登録もされるので、しばらくして登録完了の封書が届きます。



突然ですが「マイクロチップ」を知っていますか?

マイクロチップ

マイクロチップは犬の首の後ろに挿入されていますが、とても小さく触ってもわかりません。

マイクロチップの番号は15桁。
番号は、病院で読み取る機械を首の後ろに当てて教えてくれます
このときに、犬には痛みはありません。

マイクロチップが挿入されていなかった場合は、病院で入れられます
挿入費用は病院によって違うので、病院で聞いてみてください。


マイクロチップのメリット・デメリットを調べてみました。

【メリット】
室内飼いでも外飼いでも、犬がマイクロチップを装着するメリットは変わりません。例えば、災害時や不測の事態で犬が外に出てしまった場合、首輪だと外れてしまう可能性がありますが、チップは外れることがありません。迷子は突然起こることなので、備えとして登録いただくと、愛犬が飼い主さんのもとに戻れる可能性が高まります。特に災害時の同行避難の際や一時預かりを行う場所で、マイクロチップの有無が重要になってくることもある

【デメリット】
チップ自体も非常に小さいもので、犬の体への影響やデメリットはありません。また、チップの耐久年数は約30年といわれていて、犬の寿命が全うされるまでの間での影響はないといわれています。

マイクロチップは愛犬の体に害はないの?飼い主の疑問に答えます|いぬのきもちWEB MAGAZINE (benesse.ne.jp)


いつどこで災害が発生するかわからない日本では、愛犬を守るためにも、マイクロチップを入れてある方が安心ですね。


登録方法

登録は環境省にします。
費用は、ネットで300円、紙申請で1000円かかります。

現在は、譲渡や販売する前にマイクロチップを挿入するようになっていますが、迷い犬等は保護してから挿入する場合もあるかと思います。

マイクロチップが挿入されている場合と挿入されていない場合で、登録方法が違うので、注意が必要です。
ネットでの登録は、5分もあればおわって「登録証明書」を印刷できます。

使うのかわかりませんが、うちの子たちの登録証明書は印刷してあります。


【マイクロチップ挿入後、登録する場合】

マイクロチップを挿入すると、病院から「マイクロチップ挿入証明書」が発行されるので、それを見ながら環境省のホームページで登録します。

病院でもらう「マイクロチップ挿入証明書」


【マイクロチップ挿入済みで、所有者登録変更する場合】

環境省のホームページで所有者の変更手続きもできます。
前所有者の暗証番号が必要なので、以前に登録したときの「登録証明書」必要です。
画像でもOKです。

登録者変更は30日以内にしましょう。

登録証明書


まめを引き取ったときに困ったこと

まめは、病院で調べてもらうとマイクロチップは挿入されていました。
しかし引き取ったときに「登録証明書」がありませんでした。

まめは、保健所⇒保護団体「ちびたまのしっぽの愛護会」⇒我が家に来たので、保護団体の方に保健所に問い合わせをしてもらってから登録したので、登録に時間がかかりました。

保護犬を迎える場合、事前にマイクロチップ挿入の有無・挿入済みの場合は「登録証明書」の確認必要だと思いました。


第10回はここまで。
第11回は「フィラリアは予防が大切」です。


第8回までの保護犬引き取りガイドはマガジンでどうぞ。

私にとって犬は家族であり宝物

そんな犬を家族に迎えて「迎えてよかったこと」「迎えて大変なこと」を書いた記事。
犬を迎える参考になったら幸いです。

これからも保護犬に関する情報を発信していく予定です。よかったらフォローやスキをお願いします!


1匹でも多くの保護犬の未来が、明るく輝きますように


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ダンデライオン@保護犬広め隊|元保護犬2匹+3代目ボーダー1匹との暮らし|金曜日7時投稿
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