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GOLD RUSHについての所感

初めてのnoteがこんなんでいいのか?
まあいいや。

というわけでどうも、通りすがりの(ry)です。
皆さん『学園アイドルマスター』やってますでしょうか。私はぼちぼちです。複数にわたる事務所の掛け持ち、プロデューサー以外にも転校生だったりドクターだったりマスターだったりトレーナーだったりの兼業。
そのため、というのは半ば言い訳くさいですが、専業Pの方や、アイドルに脳を焼かれた方々ほどどっぷりと浸かってはおりません。精々手毬を溺愛しているくらいです。

なので、だからこそ。『GOLD RUSH』を平に見ることが出来るのではないか?などと思い、この記事をしたためている所存です。
尤も、私も(執筆当時の無料分である三話までしか読めてはいませんが)ゴルラに関してはまだ手離しで絶賛するほどの魅力らしい魅力を見つけられていない人間です。

拙く見苦しい文章になるかとは思いますが、お時間よろしければご拝読お願い存じ上げます。

※noteの編集の仕方が若干わかってきたので、少しだけ見やすいように手を加えました。(2024/11/01)


初見の衝撃

765AS!?!?
とは当然なりますよね。一体どういう関わりが発生するんだ?単なるカメオ出演なのか?
そして大コマに描かれることねと…ユニットメンバー!?シルエット的に手毬たちではさそう…。

正直掴みはバッチリだと思いました。この初見のワクワク感に嘘はつけません。皆さんがいうように、ASの発言に多少の違和感はあるものの、少なくとも私はこの時点では大分大当たりだと感じていました。
何より、単純に絵が素晴らしい。描き込みも非常に丁寧だし、表情がコミカルでコロコロ変わって目が飽きない。私としてはこの時点で大分加点なのです。
描写も上手いと感じました。ことねの収入と初星学園の学費を視覚的かつ映像的に比較する技術。読んでいて「そう描くか、そう描くか!」と無意識に口角がつり上がっていたのを覚えています。

その合間にちゃっかり登場する、天才プロデューサー。此方は後々にじっくりと語りますので割愛。一番の争点でもありますしね。

そして商店街ステージ。ここもまた良かった…!
確かに一学生に商店街のステージを任せるのはなんで?とはよくよく考えればなりますが、それは彼女の人徳ということで。
ここで描かれることねの「アイドルというものへの向き合い方」の基礎等は非常に良かったですし、何より…『READY!!』!?!?
藤田ことねが『READY!!』!?!?
ウオオオオオオオオオオオ!!!!

ライブ終了後、ことねを天才がスカウトし、今までドベもドベだったのが急にA判定!どうして!?

からの有村さん!?し、篠澤さん!?!?

(なんかサラッと昔会ってた発言してるな…)

からの

765AS!?!?
ここで第一話が終わります。ぶっちゃけこの時点で心配要素は…あるにしろ、大きく評価が下落するようなことはないだろう。私の初見での感想はこうでした。

犬束静紅という女

さて、ここからは所感に移らせていただきますが、早速この方について語っていこうと思います。
天才プロデューサー、犬束静紅。

ビジュ良し、設定の濃さ良し、性格の濃さ良し。

好きな人はめちゃくちゃ好きだろうな、というキャラデザインです。
さて、ではそんな彼女を私はどう感じたかと言いますと

好ましいとは言い難い。
これに尽きます。
個性モリモリのオリジナルプロデューサーだから?いやいや、それを言うのなら私はアニマスやアニデレに出てくるプロデューサーの方が苦手です。それに、そういうのはウマ娘のアニメのトレーナーで慣れました。
正直、個性を盛る事自体は悪いことではないと思います。それで魅力的なキャラクターに仕上げられたら、の話ですが。

プロデュースの天才?

まず、天才プロデューサーという設定。
これが一番わからない。前提が一番わからないってなんなんすかね?
プロデュースの天才ってそもそもなんなのでしょう。コネが太い?営業が上手い?指示が上手い?売り込み方が上手い?今のところ、彼女の天才たる所以が描写されていません。
強いて上げればことねをA判定に引き上げたことですが、これは学マス本編でプロデューサーが既にやっています。
そして、プロデュースの天才とのことでしたが続く第二話であさり先生は『初授業』と発言しました。
ウーン???じゃあどうしてそんな噂が立っているのでしょう。考えられることは一つ、「アイドル科時代、セルフプロデュースでやっていた」これ以外に想像ができませんし、納得のいく理由が思いつきません。
しかしこれに関して最大の欠陥があります。アイドル科生徒のセルフプロデュースは、十王会長が会長権限で特別に許されている例外中の例外という事実が、ゲーム本編で語られていることです。
尚更わからなくなりました。猪ノ谷先生は一体どのような理屈を用意するのでしょうか。

もう一つ、バイトをさせないというアイデアは「どんなバカでも思いつく」という発言。
そのアイデア自体は、学マス本編のPもやっていました。(尤も、彼はバイトを悪だとは切り捨てては居ませんが…)この発言は、少なからず本編Pに対してマイナスな指向を持つ発言です。
ではなぜ彼女にそんなセリフを言わせたのか?
憶測にはなりますが、「天才描写」をしたかった…のではないでしょうか。新人も新人、情熱と行動力だけの素人である本編Pの行動をバッサリと切り捨てることで、彼女は天才である、という描写をしたかったのではないか。という解釈。
もしそうなのであればちょっと下手すぎです。そうでないのならセリフ選びが下手すぎです。

それにもう一つ、彼女は言葉が足りません。
漫画的演出で引っ張るためだとしても、読者に対してではなく、ことねにだけ伝える方法はいくらでもあります。ことねに意図を伝えたあと、その芽が出るシーンで回想を挟み込めばいいだけの話です。言葉足らずと言いますと、口下手なデレアニPが居ますが、彼は過去の影響で言いたいことを伝えられない性格になってしまったという背景がありますが、犬束さんは作中で何度も「彼女は天才である」という発言があります。で、あるならば言葉足らずも意図的なことでしょう。…そうだとしたら、ことねを不安にさせたり、変にストレスを与える彼女のやり方を「天才のプロデュース」と評するにはいささか難があると思えます。
尤も、彼女が「周りから天才と持て囃される、努力と錯誤から生み出された口下手モンスター」だとしたら「ああそう来たか中々考えたな…」となりますが…。
この時点では、客観的に彼女を「天才である」と評価するのは一概には判断できかねます。

花岡ミヤビと犬束静紅

次に、花岡ミヤビのプロデュースついて。
彼女の登場はすごく嬉しかったです。これは後で語ります。
彼女とことねの同時プロデュース。これはまず犬束さんから言い出したことです。その際に、ことねがオーディションを受けることを示唆し、ミヤビさんは自分もそれに出場し、勝った際には自分専属のPになることをお願いしました。犬束さんはそれに了承。
この行為に対して、ことねは「ありえないよね!」、ことねの友人も「騙されてる!遊ばれてる!」
この時点で、犬束さんの行動が異常であることがしっかりと描写されています。
これに関しては何の考えがあるのだろう、と考えさせられました。
結果的に、ミヤビさんはオーディションで彼女に敗退しました。
これを、犬束さんは「私のプロデュースじゃ君を勝たせられなかった」と発言しました。

…私はこの発言、大問題だと感じました。
そもそも大前提として、彼女はことねとミヤビを同時にプロデュースしています。
二人は同じ人の下でプロデュースを受けているわけで。それなのにミヤビさんに「勝たせられなかった」と言ってことねに「よくやった」というのはあからさまに差別をしています。なんならことねに「勝つと信じていた」とさえ言っています。
ミヤビさんにお灸を据えるため、という意見もございますがこれミヤビさんが100%のことねに勝っていた場合どうしていたのでしょうか。
ミヤビさんとの約束を守っていた?そしたらことねに言った「東京ドームにつれていく」という約束は嘘になります。その場合ことねに「私のプロデュースでは…」を言うのでしょうか。そしたら「私が惚れ込んだアイドルはことねだけ」の発言が薄っぺらくなります。
もしミヤビさんとの約束を守らなければ、ミヤビさんの心は傷つきます。となると、ことねが勝つであろうことを本当に確信していたのでしょう。
ミヤビさんから勝負を持ちかけたとは言え、それを許可したのもそもそもプロデュースしたいと申し出たのも犬束さんです。
この事実を見て、本当にお灸をすえる意図があったとしても「当て馬にしていない」は流石に道理が通りません。お灸を据えるだけならこんなことしなくてもいいのですから。
ミヤビさんが正味とても良いキャラクターだったがために、このお話の違和感は拭えませんでした。
もしこれでミヤビさんを今後プロデュースしないとなれば読者から彼女の信用は大きく下がりますし、するとなればまたもや「私が惚れ込んだアイドルはことねだけ」の発言の価値が下がります。
これをどうにかするには「ミヤビさんが自主的に辞退をした(契約を解除した)」という展開にするしか無いのではないでしょうか。

犬束静紅の性格。

正直、彼女の大枠の性格に文句はないです。
軽薄で、ミステリアスで、女好き。悪くはないんじゃないでしょうか。そういうキャラ付けのプロデューサーが一人いても悪くはないと思います。
むしろ私の性癖上そういう女性が滅茶苦茶にされ…失礼なんでもありません。非常においしいキャラクターをしていると思います。
しかしながら、一部の方の意見である学マス本編Pの方が気持ち悪いというのはいささか同意しかねます。
彼は情熱とアイドルへの信頼と誠意と行動力の高さで結果的にあのような言動をしていますが、犬束さんは趣味です。
一生懸命な行動が気持ち悪く見えるのと、単純にそういう趣味なのでは流石に話が違います。

とはいえ、再三言うようですがそういうキャラ自体は嫌いではありません。

アイドル・犬束静紅

『GOLD RUSH』メンバー犬束静紅。
プロデューサーが…アイドル!?いいと思います。意外性に度肝を抜かれましたが、私は否定はしません。
歴代でそういうキャラが一人くらいいてもいいと思います。(アイドルが…プロデューサー!?は2名該当者がいますが逆は今までいませんでしたものね。)
正直に言うところ「プロデュースの天才」としての彼女に違和感を持ちつつも、彼女を学マス本編でプロデュースできるのであればしてみたい気持ちが非常に大きいです。
好ましいとは言い難い、とは申しましたが彼女が非常に魅力的なキャラクターであることには代わりありません。
しかし、「プロデューサーはあくまで裏方であり、アイドルの夢を導き支える者である」からは逸脱しているとは思います。前述の該当者の一人も、プロデュースをするときはアイドルの側面は見せませんもの。
そこら辺をどう描いていくかは非常に楽しみです。ライターの腕の見せ所ですね!

と、まあ犬束さんを語るだけで3,000文字を超えましたがまだまだ全然語ります。


世間の賛否に対する所感

私が観測した限り、賛否は4:6に見えます。
尤も、否定派は声がでかくなるものです。主語もでかくなるものです。私も無意識になっているかもしれません。なっていたら是非コメントで指摘してください(Xでのポストで指摘されましても、私が該当ポストを見つけられない限り反省しようもないので…)。
その内、否定派はやはり犬束さんに対する批判が大きくそれらに関しては大体語り尽くしましたので、犬束さんから一点、作中の演出から二点、例のアイドルについてから一点語らせていただきます。

藤田ことねの夢小説?

犬束静紅が藤田ことねの夢主のようではないかという発言。
大変的を射ております。
「そう言う人は夢小説を読んでいない。本当の夢主だったらまずことねのポジションにつく」と仰有る方もいらっしゃいますがこれは違います。
藤田ことねに対する夢、という話です。学マスの夢だったらその意見は間違っていませんが、藤田ことね夢小説の夢主であれば犬束さんはもう100点満点のTSUEEE系夢主です。
ことねと過去に出会っており、他称天才で、あさり先生とただならぬ関係で、イケメンで女の子たちにモテて、うーん…。中学女子のかんがえる夢主w(筆者の偏見が混じっております。)そう思われてもおかしくはない設定の盛り具合です。
私は嫌いではありませんが、この批判は大変笑わせていただきました。

とは言えそれは現段階の話。完結に至っていないのにこういった評価するには早すぎます。

知らん曲を使うな

ことねが『READY!!』を歌ったことに関して、学マス専属Pの中には否定的な意見を持った方もいるそうです。
しかし考えてみてください。ことねはまだ無名で自分の曲すら持っていない、なんなら学園の課題曲すらマスターできていない。しかも、歌えたとしてその曲自体の知名度は薄い。
そんな中で、ことねが一人でも多くの脚を止めようと選んだのがその世界で有名なアイドルの楽曲というのは大分正当な演出だと思います。

学園祭とかでも自己満足に近いオリジナル曲をやるより、AKB48とかSEKAI NO OWARIとか嵐歌ったほうが盛り上がるでしょう。それと一緒です。
事務所越境が苦手な方はもう諦めてください。アイマスはそれで約20年間食ってきたコンテンツです。
今でこそ固有のアイドルだけで勝負をしているデレマスすらも765ASがゲーム内にいました。

結末を最初に見せるな?

最初から東京ドームへ行くことが確定している物語なんて…みたいな意見をちらほら見かけます。
いや、少し待てよと。これに関しては大いに異議ありです。
ドベだった彼女が、どうやって東京ドームへ至るのか。どのように仲間が増えていき、どのようにアイドルとして成っていくのか。その経緯を楽しむのも漫画の楽しみ方の一つです。その軌跡を辿るだけが面白くないと言うのは流石にそれは言いがかりですし、もう完全に個人の嗜好の話です。一話切りで読んですらいないんじゃないでしょうかとさえ思ってしまいます。

そもそも、結末を先に見せて来たのに面白い作品なんて世の中には沢山あります。
私が最近見た中だと『戦姫絶唱シンフォギア』もその類いですが文句なしの名作だったと思います。

ゴールを先に見せられたからといって、そこまでの道筋を辿るのが全くつまらないというのは早合点が過ぎると思います。

篠澤広、というアイドル。

やはり犬束さん本人以外で一番波紋が大きかったのは彼女が東京ドームへ至るという事実でしょうか。
篠澤広さんの担当プロデューサー各位がどれほど苦しんだのかは私には想像に余りあります。『GOLD RUSH』は納得のいく経緯描写を行う義務があるとさえ感じます。
しかし、その義務を果たせたとて、尚更彼らの苦しみは深く続いてしまうのではないでしょうか。篠澤広さんを登場させてしまった時点で、大分業を背負ってしまったイメージが残ります。
そして篠澤広さんに関して素人な私も、彼女と犬束さんの相性が悪そうなことは理解できます。一体どのように彼女を引き込むのか、じつはそこが私が一番期待している部分でもあります。
この先、ゴルラは篠澤広さんが東京ドームへ至るまでの納得のいく道筋を描くことは出来るのでしょうか。
そしてそれが描かれた時、彼らは笑顔でそれを見届けることが出来るのでしょうか。

悪いところだけじゃない。

ここまで殆どがマイナス意見になってしまいましたが、当然と言えば当然ですが、なにも悪いところばかりではありません。
そもそも今でこそ歴史に刻まれる名作となった『進撃の巨人』も、全体的に「絵が下手だ」だとか実際は伏線だったものも「描き分けが苦手なだけで伏線じゃない」言われていましたし、超大人気キャラクターであるリヴァイ兵長も「きっとかませになる」と言われていました。
ゴルラはまだまだ第三話(本誌では四話)です。
『進撃の巨人』ではエレンとジャンが殴り合いの喧嘩をし、『ジャンケットバンク』ではまだ獅子神さんが債務者集めて王冠掲げさせてる時期です。
ここから評価なんてどうにでもなり得ます。

というわけでここからは良かったところを語ります。内容の濃度は悪いところより薄いかもしれませんが、数は負けていません。

大枠のストーリーが面白い

細かいところを見ると「んん?」となるゴルラですが、大枠のストーリーはコミュイベント等を踏襲しつつ少し外した、犬束静江と歩む藤田ことねのサクセスストーリーという形で非常に王道で面白いものだと感じます。
特に、ゴルラから入ってきた新規さんはそれを強く感じるかもしれません。
前項目で語った犬束さんの説明不足は目立ちつつも、展開の導線の敷き方は非常に丁寧で綺麗です。
ミヤビさんとの対決だって、犬束さんが同時プロデュースするという展開を抜きにすれば超王道かつ、ことねPならきっとにこにこ破顔で見れたシーンになったはずです。

第一話の引き込み方も、2ページ目でことねの見開き一枚絵を見せる→この世界における「アイドル」の説明→アイマスPなら馴染み深いアイドルたちで前述の説明を補強する→これは僕が最高のヒーローになるための物語(ちがう)で、新たな物語の始まりにときめかせ、一番最初に語った流れで読者の心をぐっと掴む。

つまるところ、構成はとても上手いのです。
その描写が賛否を起こしているだけで。

モブたちが良い!!!!

背景にちりばめられたモブ達の可愛さ!!!とても良いです。特にアイドル科の子たちは個性も豊かで、漫画やアニメにありがちな「主要キャラだけ髪色が派手で個性的」みたいな所が薄いです。
そういうのを見ると、ことね達は単なる物語の主人公なのではなく、この世界に生きる一人の人間なんだと強い実感を得られます。

そしてモブと言えば第二話のキーキャラクターでありネームドモブである…

花岡ミヤビ、というアイドル。

正直この子の登場は私の中で盛り上がりました。
アイマスくん、ゲームに登場するモブをスピンオフで肉付けするのがめちゃくちゃお上手なので、ミヤビさんも例に漏れず非常〜に良いキャラクターをしてらっしゃいました。
強気で若干嫌味な言動の節々に、根の良い子さが隠せていない。犬束さんに「礼儀よく振る舞うミヤビ」が「愛想よく甘えるようなことね」を下品に感じるシーン、あれがゴルラ一番のベストシーンとさえ思います。

彼女の性格としては、自分の実力を信じている自信家で、負けず嫌いで、レッスンに真摯で、実際優秀で、多分イケメンに弱くて、意識はせずとも観察眼は鋭い。なによりきっかけがあれば変われる子。
すごく個性的で魅力的な子じゃないですか。一番推したいのは観察眼。
ことねは皆さんご存知の通り、度重なるバイトとレッスン、ついでに帰省の繰り返しで顔色が悪くなっていました。
この時点で犬束さんがそれに気付いていたのであれば(というよりことねを観測していれば)その時点で動いていなければ「私惚ことね」がもう完全に意味のない言葉になってしまうので、犬束さんはことねの現状を知らなかったのでしょう。
つまり彼女、ことねの不調におそらく作中で一番最初に気づいた女です。
当時の彼女にそれをことねに伝える義理はなかったので伝えませんでしたが、もしその場でことねを心配しそれを教える描写があればまず間違いなくことねの親友枠を確立していたでしょう。

いや、今からでも遅くない。悪友枠を確立するのだ。
この世界線じゃ多分咲季もまりちゃんも交わらないのだろうから(逆にゴルラを結成する前提でどうやって絡ませるのかが難題。無理に絡ませようとすると破綻する。)チャンスだぞ。
というかそもそも中等部No.4なのがすごくないですか。TOP3は当然『SyngUp!』のメンツでしょうので、実質1位です。バケモノです。
これで実力ないというのはさすがに冗談が過ぎます。才能と努力の塊だった藤田ことねがオカシイだけです。
プロデュースをさせてください。貴女をトップアイドルにしたい。
あ、そうそうNo.1と言えばですよ。

中等部No.1。月村手毬、というアイドル。

二話のたった一コマの匂わせで盛り上がった手毬Pは私だけではないはずです。
そうなんです。実力はあるんですよ言動と性格に問題しか無いだけで。それを改めて再認識させてくれたのは本当に嬉しい。彼女は強者の側なんだ。毒チワワだけど。
私はなにより『二次創作とかだとネタ枠みたいに扱われがちなキャラがしっかり強者ポジにいる』のが大好きでしてウマ娘のテイエムオペラオーとかまさにそう。

なのであの一コマだけでゴルラ二話は価値がありました。
影のかかったツインテは『SyngUp!』の最後の一人だったりするんでしょうかね?めっちゃ箱崎さんを思い出すシルエット。
尤も、本気を出せば美鈴の方がアイドルとして優秀というお話は一旦置いといて。

ライブパートの演出がいい!!

音楽を扱う漫画で一番難しいのは演奏中だったり歌唱中だったりの演出をどうするかだと私は思っています。
それを!ゴルラは!990点満点を投げてきたのです!
個人的には『【推しの子】』より演出は好きです。とくに一話の『READY!!』の演出はアニメが放映された時どう再現されるのか楽しみなくらいのクオリティ…いや、脳内で映像音楽を再生できるかのようなクオリティだったと感じています。
この点に関しては本当に皆さん手離しで褒めていいと思うのです。

おわりに

さて、バカ長くなってしまいましたがとりあえず三話まで読了時点での所感は以上となります。
なるべくフラットな視点で感想を述べたつもりですが、感情が混じって理不尽だったり主語がでかくなっていましたらご指摘いただけると幸いです。

とりあえず、「面白いんだけど違和感がある、当面は様子見」が私の最終結論と致しまして当noteを締めさせていただきます。

ここまでご拝読ありがとうございました。


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