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NOTEで分析している通り、レガシィなブランドは完全崩壊

写真はバリ島のシヴァ神ご本尊です。
シヴァ神は、破壊と創造、まさに自動車産業はこの世界。
内燃機関を破壊し、デジタルソリューションEV(コネクテッドカー)を創造。
日本とドイツは、ソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)で中国に遅れているのが現状です。
戦略マーケティングは、地域の社会変化を捉える手法です。
日本だけでなく、ドイツも成功体験に固執し、時代を読み間違えたのです。

【筆者の週刊エコノミスト寄稿記事】
国際・政治 エコノミストリポート
自動車 クルマの大転換期 ファーウェイが狙うEV覇権 通信と半導体で一歩リード=豊崎禎久2021年11月22日有料記事


【ドイツブランド崩壊】
~引用~
中国広東省を拠点とする起業家ライアン・シュさん(36)は、ドイツの自動車メーカーにとって理想的な顧客だった。
3人の子どもを持つ彼女と夫は「ポルシェ911」とメルセデス・ベンツの「Gクラス」を所有。10万ドル(約1500万円)超を投じ、ポルシェ初のフル電動スポーツカー「タイカン」をいち早く購入した。
しかし、馬力やハンドリングといった従来のセールスポイントよりも、テクノロジーの洗練度合いを重視する中国人消費者が増えるにつれ、彼女のドイツ車に対する見方は変わった。
シュさんはタイカンのソフトウエアシステムは「ひどい」と感じており、「ただの電動ポルシェだった。それだけだ」と言い放つ。
彼女の見方は特殊ではない。中国が内燃機関(エンジン)車から離れていく中で、フォルクスワーゲン(VW)とメルセデス・ベンツグループBMWは、3社にとって最大かつ最も稼げる市場で顧客にアピールする電気自動車(EV)を提供しようと取り組んでおり、350億ユーロ(約5兆7000億円)の投資に賭けている。だが、3社は先週、そろって中国での7-9月(第3四半期)の販売低迷を明らかにした。
BMWおよびMINI(ミニ)ブランドの納車台数は30%近く減少し、4年余りで最大の落ち込みとなった。メルセデスの納車は13%減った。「Sクラス」や「マイバッハ」などの高級車買い控えが響いた。
ポルシェの中国販売台数は19%減と、10年で最悪の7-9月期業績だった。タイカンのグローバル需要はほぼ半減した。
ポルシェとアウディの親会社VWは15%の落ち込みを報告。VWの販売を統括するマルコ・シューベルト氏は、「中国での競争は特に激しい」と述べた。


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