【WEB再録】エスパーダ怪文書
こちらは2020年10月に評論系WEB即売会『ぴくすく研究部』にて頒布させていただいた『エスパーダ怪文書』の再録となっております。
仮面ライダーセイバーセイバー第5章『我が友、雷の剣士につき』についてのリアルタイムの感想なので情報がまだ出ていない段階での感想となっております。ご理解ご了承の上ご覧ください。
なおオリジナル版から一部加筆修正をしております。オリジナル版が読みたい方はBOOTHの方でダウンロードをよろしくお願いいたします。
エスパーダ怪文書本編
*まえがき*
初めましての方もそうじゃない方もこんにちは。屋上わーくす+α主宰のぱいせん彼方と申します。
2019年の秋、インテックス大阪にて開催されていたこみっく★トレジャーにて別ジャンルでキャッキャしてからの帰りのサイゼリアで「刃唯阿がつかさ先輩に似ているよね~」とゼロワントークに花を咲かせるオタクくんたちにガチで嫉妬して、『なら俺は中田で殴るぞ』と始まった萌えよ中田ヒーローズシリーズ。
実は初動こそ渋かったのですが(それこそメロブ担当とかごく少数の知り合いにしか反応無かった)、有難いことにちょくちょくコメント等が頂けるようになりまして全てモチベーションになっております。特に他人の推し語り。あれはいい味ですね。みんなもやるといいよ。
去年の9月あたりは「平成終了してから全然居ないけど年始になったらなんか解禁するやろ」という軽いノリでいましたが、冬に入って負傷の話を知り、『軽率に立てたこの企画から降りてはいけない』と思い直しました。
1月のこみっく★トレジャーでの初頒布日にアクションクルーとして復帰したゼロワンのエピソードが放送され、運命じみた物を感じました。途中何度もくじけたり、コロナの件とかあったり、虚空に向かって「中田…今日も頑張ってるな……」と後方彼氏面をしたりと色々ありましたね。
ホントありがとう。エスパーダありがとう。
エデンもよろしく、ゼロワン劇場版楽しみだね。
というわけで今回は怪文書だけのコピー本です、よろしくお願いいたします。
10月某日・ぱいせん彼方(屋上わーくす+α)
ぶっちゃけエスパーダ初戦が最高だったという話
ということで見ましたか君達、10月4日放送の仮面ライダーセイバー第5章『我が友、雷の剣士につき』。1年以上続けてきたJAE出演情報のチェックで、推しがなんと2番目クレジット。あぁやっぱり黄色のあいつはお前なのか…
ぶっちゃけセイバーのOP&ED動画が出た時点で『エスパーダの担当中田さんじゃない?』という声自体はあったのですけれども、ゼロワンの1年で疑心暗鬼になってしまっていたので「軽率な言葉でオタクを混乱させるんじゃない!!」と叫んでいました。
…マジで人の目を曇らせますねこの空白期間は。
まぁ本筋に戻りましょう。アクションの話なのですが、マジで1年以上待たされた甲斐がありました。平成が弔われてから何一つ音沙汰がなく、その後2015年の相棒だった魔法忍者の実家の方へ遊びに行く姿を見たり、JAE公式動画でのたどたどしいメリークリスマスを見たりそれらのネタを擦りながらホントに待っていましたとも。
いったいどれだけRIDER TIME仮面ライダーシノビを周回プレイした事か。あれマジで中田さんの魅力さっくり体験版として最高ですね……機会があったら見てください。
中田さんがスーツアクターを担当する仮面ライダーエスパーダ。変身者の名前は富加宮賢人。ソードオブロゴスに所属する雷の剣士であり、仮面ライダーセイバーの神山飛羽真の幼馴染という役柄で、飛羽真の失った記憶について何か思う所が……という感じです。
幼い飛羽真とよく物語の登場人物になって遊んだりする仲だったとのことで…いや、てぇてぇッスねコレ。
最初の登場時点で銀河鉄道の夜を出してきたので関係性オタクとしては性癖にぶっささりまくりですよ(宮沢賢治大好きマン)
そして更には敵の仮面ライダーである仮面ライダーカリバーが実の父親という、セイバーの物語の中枢にグイグイ食い込んできそうなポジション。期待しかないですねこの明らかに裏筋に食い込んできそうなキャラクター。えぇ1年間見守る価値があるという物ですよ。
初変身はまずバンクの剣捌きが美しい、ここまで華麗に回せるものかとビビったし(だから手元みせて、全体構図見せてほんとマジで)、マントをはためかせ雷鳴剣黄雷を持ち換え、一閃してからの構え。一連の所作がスピーディーかつスタイリッシュでほんとカッコいい。あとすごくスタイルもいい。
そしてピラニアメギドの背後からの襲撃をスッと横に構えてからの剣での受け。最小限の動きですね。
そして続く攻撃を受け流し、間合いを取ってからの一閃。この時に左の肩マントを掴んでるのホント美しい。マジでエスパーダの左肩マントの布の端になりたい。
この布を掴んで左肘上げているフォーム、ホント美しすぎる。
いやね、受け流してれびくんのカットの時点で好きだったのだけれど、映像で見るとやっぱえっちだね。…えっちっていうのよくないけどえっちだね。というか…
マジで予想以上に飛ぶな!?
いや中田裕士アクロバット信仰者であるため、とりあえず飛んでくれたらキャッキャするタイプのオタクでしたがこれは予想以上。
静の所作での受けを行っていたのでまさかエスパーダが飛ぶタイプのキャラだとは思わなくて衝撃的でした。止め絵だとちょっと笑っちゃうくらいの躍動感。あ?お前のような剣士がいるか。
剣士ってなんだっけ…剣士って……
いやホント、剣使い美しすぎてもうマジでめっちゃ飛ぶ。めっちゃ飛ぶよ。飛びまくりだよ。なんでそんな飛ぶのエスパーダ。なんで飛ぶの。マントひっかからないように気を付けてね。
そしてやはりカリバーとの対峙でのあからさまな動揺。
セイバーの事まで突き飛ばして特攻する姿は先刻の華麗なる居合のアクションとは打って変わって、がむしゃらに切りかかりながらも裏切った事実が未だに信じ切れていない姿。
いやホントたまらないッスね!この一連で分かるエスパーダの戦闘スタイルや富加宮賢人自身の内に秘めた危うさ。先ほどまでの居合のアクションとは一転した芝居。いいですね……
そして尾上さんとのやりとり、飛羽真との会話のシーンで確かに飛羽真は大切な物を失ってはいるが、確かに彼は自分に守られる存在ではないという事を賢人は知る。
まぁこの後の賢人には迷いはないわけですよ!ランドガトライガーに乗っての変身。やっぱりマシンに乗りながらの変身はロマン。クライマックスの居合アクションいい。姿勢も背中も美しい。やっぱ男は背中で語らないといけない。アオニンジャーも背中が好きだったなぁ。
ところで、クライマックスのキメ技のシーンで「なにか見覚えあるよね~」というツイートを見かけて「わっかるー!手裏剣戦隊ニンニンジャー忍びの33のスズメバチとの決着シーン思い出すよな!」と思っていたら、後日鬼滅の刃の善逸の居合シーンの事を言っていたと知りました。
……クソァ!
*あとがき*
そんなこんなで初戦は最高でした、ここまで待たされた甲斐があった。今後の仮面ライダーエスパーダ・富加宮賢人の活躍に期待大ですね!セイバーの浅井さんとはジュウオウジャー以来ですし……
手裏剣戦隊ニンニンジャーの時に1年かけて『これは小さい頃に見たタイムレッドを越える出会いだった』と認めてからある程度前線からフェードアウトをしていていたのですが、5周年の節目にやろうとしていた企画を本格に動かせるようになってよかったです。
負傷の長期療養とかライダー班のスケジュール自体向けの調節等も行っていたのですが(元々メインで追いかけているコンテンツが戦隊なもので、その調子でやっていたら1弾で地獄のような目にあった)、春頃にコロナなどで様々な状況が絡み、どうしようもなくなったりしていましたが、本人の頑張り等のお陰で再びスタートラインに来られました。あぁよかった……
とりあえず中間フォーム的な立ち位置として、2021年1月に開催されるこみっく★トレジャーにてゼロワン劇場版とエスパーダ関係で頒布させていただく想定でスケジュールを進めております。ゼロワンの劇場版、コロナの影響で冬に後ろ倒しになったので円盤発売も恐らく5月。
一応本筋版の2弾は来年5月のコミックマーケットを予定している進行なのですが……
………
……
…
……ゼロワン周回プレイ頑張るね(真顔)
にしても思う事あるのですが、丈の余っていない中田裕士キャラを見るのってすごく久しぶりな感情です。今までだとお腹見ると普通に分かるアレ。ゲンムは流石に気になるアレではなかったのですが、中田さん自身の元々の骨格かな……
あと足もキレイ!足キレイ!!元々そこまで中田さんの足に注目していなかったタイプだったんですが…あの……意識すると足ホント綺麗っスね……
あー!とにもかくにも楽しみがすぎるぞこれからのセイバー!怪我だけには気を付けて完走してほしいですね!
自分自身このシリーズ、次の看板にはエスパーダを据える決心を付けているんですが、ある意味自分の中で絶対的な壁だったアオニンジャーくらいにはフラットな目線で接していきたいとおもっております。その辺ほんと恐ろしい壁ですけれども。
とりあえず、他の中田裕士キャラについてもこれからちょくちょく触れていくと思います。
いままでを見つめ直し、そしてこれからに向き合う年にしたいなとおもっております。不足分を感じましたら容赦なく指摘なり発信なりよろしくお願いいたします。
ぱいせん彼方(屋上わーくす+α)
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今だからこその話(※書き下ろしパート)
こののちの話ですが、新型肺炎コロナウイルスの影響がヤバくてこみっくトレジャーは欠席となりました。参加したかった。まぁ別途で劇場版感想本を出したんですけれども。
WEBイベント合わせのDL頒布という手法はずっとやっていたのですが、数字としては弱かったなぁ~と思ったので展示で良かったよねコレとなりました。まぁオール開示方向で好きに書くなら一定数ふるいにかけた方が執筆者メンタルとしてはやりやすいんですけどね。
エスパーダ怪文書は仮面ライダーセイバーの販促のガタガタっぷりで最終的に盛大にヘラって3弾は凍結しちゃったのですが、深罪の三重奏が月末公開されるので全体公開式のnoteでやりたいなぁと思っております。
しかしホントにコロナでサークル自体の方針がめちゃくちゃブレていきましたね。最終的にこういう方向でやりますーってトコロで落ちつけてよかったんですけれども。ただホント、Vtuberオンリー帰りのサイゼのオタクくんがターニングポイントなんですよね。あのオタクくんたちが存在していなかったら私はどういう活動していたのでしょう。
……それはまぁ、いいでしょう。
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