全国行脚の旅 第一世代第二世代編(3DSVC版)のパーティ紹介、感想
まずはそれぞれの旅の記録です。パーティ紹介とありますが所謂秘伝要因は省きます。
ピカチュウ版
ピカチュウ、ニドキング、ウツボット、フーディン、ドードリオ、パルシェンの6匹。初代では性別はなかったが第二世代に連れてきた途端全員♂なのが判明してとてもむさ苦しい。
1 アイボウ
初っ端から電気技撃ててぶいぶい言わせるかと思いきや最初のジムでいきなり挫折を味わうのがこのピカチュウ版でパーティの編成をいきなり体験できます。そんな中でもめげずに最後までついてきたのがこの子です。わりと序盤から火力に悩まされますがピカチュウ版ではそれまで赤緑青では叶わなかった「10まんボルト」を自力で習得できるのも魅力です。また進化前でありながら素早さもそこそこ高いので麻痺撒きして後続のサポートもこなせるのでパーティに必要不可欠な存在でした。
クリスタル版では実質専用アイテムの「でんきだま」で火力を伸ばせるので思ったよりも最後まで火力面では第一線級に活躍してくれましたね。
2 ノスタルジ
レベルの足りないピカチュウではニビジムの突破が困難なため「にどげり」を早期習得してきました。それだけでなく覚える技の豊富さ、バランスのいい種族値で一発屋になることなくパルシェン不在のワタル戦でも勝負を決めることができました。でも何で「あなをほる」を覚えないんでしょうか?
クリスタル版では新たに「かえんほうしゃ」を習得しましたが結局「じしん」でしか殴ってない場面は多々あったと思います。その方が単純で強いというのもありますが。
3 マンカイ
アイボウでは火力不足、ノスタルジくんではまともな有効打がないハナダジムの救世主として加えたのがマンカイです。ですが縛りの都合で肝心なハナダジムでは出場できず出落ちかと思いきや最後のトキワジムで無双した戦歴の持ち主でもある。「まきつく」+毒のスリップダメが強力、習得がちょっと遅めだけど実質威力110の「はっぱカッター」も強力で出せば取り敢えず仕事はする。
クリスタル版では「まきつく」の仕様変更に伴い「まきつく」「どくどく」、ついでに「はっぱカッター」を忘れさせ、高い攻撃を活かせる「ヘドロばくだん」、「にほんばれ」「ソーラービーム」のコンボを使用した完全な攻撃型へと変貌してます。積み技もあるのでそれなりの火力を出してくれるが、決して耐久素早さは高くないので使い方は実は結構慎重でした。
4 ナックル
ケーシィ時代は介護枠、進化してからエスパー技で暴れ散らかした幻のポケモン。最強格の一角だけあってパワーと素早さは桁違い。また「でんじは」までこなせるナイスガイ。
クリスタル版では名前負けしない三色パンチを習得し、広い技範囲と高火力からばったばったと薙ぎ倒す予定だったがあまりにも強すぎたため出番には恵まれない。ただ初代で頑張りすぎたと思えば……。
5 シュンソク
典型的な紙耐久の高速アタッカー。自力でも覚えるけど習得レベルの遅い「トライアタック」を技マシンで覚えさせ、加入してからある程度レベルさえ上げてしまえば「ドリルくちばし」まで覚えるので旅パには実はうってつけすぎるポケモン。「はかいこうせん」で倒してしまえば無反動で動けるので下手したらナックルよりも止まらなかったかもしれない。
クリスタル版では加入時期や相手とのレベル差、「はかいこうせん」が最後っ屁にしかならないことを考えると正直微妙と言うざるを得ない。ただ「そらをとぶ」が飛行技最高打点にならないのはとても使いやすい。
6 ボンゴレ
ピカチュウ版で最後に加入し、唯一レベルだけ粘った二枚貝。氷タイプ故に最強技の「ふぶき」を一致で撃てるやべーやつになる予定だったのに一番出てほしいワタル戦で縛りの都合上まさかの不在。なので実は結構印象が薄い。
クリスタル版では特殊が特攻と特防に分けられそこそこだった特殊耐久がペラペラになったことで少し使いづらさが増してしまった。ただ防御は異常に硬く、その硬さから物理主体の相手や後続のための中継ぎを担ってくれるので最終的にはいぶし銀な活躍をしてくれたんじゃないでしょうか。
クリスタル版
バクフーン、ドンファン、クロバット、グランブル、ランターン、スイクンの6匹。まさかの準伝ポケモンが参戦。第二世代出身ポケモンで固めたいのにあまりにも少なすぎる。
7 ボルケーノ
一番最初に貰う最初の相棒枠。またネズミ。御三家種族値のためバランスがとてもいい。何とあのリザードンと同じ!サブも「かみなりパンチ」「じしん」と補完に優れているため使いやすい。一応主人公ポジなのに出番食われがちだっただけに最後の最後で一番輝いてました。
8 ローラー
苦行枠。クリスタル版で最序盤に仲間にできるとはいえ技が揃わない、遅いとおおよそ旅パには向かない重量級。こっちもまるころはしたかったんだ。ただ「どろかけ」による命中ダウンは無限の勝ち筋は生むし、自前でまるころコンボ(今回の旅では「ころがる」は技マシンで習得)はできて、HPが減れば威力が上がる「じたばた」で攻撃面は意外と何とかなった印象が強い。なぜか氷タイプのジムを三タテした。最終盤でようやくメインウェポンの「じしん」を覚えたが使うところがなく終わるところだったのは秘密。レッドさんと2回戦う予定は無かった。
9 リリス
苦行枠2。縛りで回復を禁止にしていたので「きゅうけつ」が使えず長らく介護してもらってた。また物理技使うのであればある程度個体値が保証されてる♂がいいんだけど、洞窟に入る前に捕まえたかったのと出現率の低さも相まって♀で妥協したというのは裏話。自力でようやく殴れるようになっても「かみつく」が特殊技なのもあって火力に悩まされ、「ヘドロばくだん」も覚えないとなればもうどくまもするしかないよね。散々お荷物感あったのにも関わらずカントー編では覚醒し、くじの当選率もかなり高かった。素早さが高いのはやはり正義だということを思い知らせるし耐久もそこそこあるという。回復禁止でなければちゃんと「たべのこし」持たせましょう。
10 ジャスミン
火力担当。タイプ一致かつ命中安定の「おんがえし」がまず強力。懐くまでは「ずつき」や「かいりき」でOK。サブも「シャドーボール」と「ばくれつパンチ」(今回の旅では「めざパ闘」に変更。威力はたぶん40くらい)で事足りるのでもうひとつの技は比較的自由枠になる。ノーマルタイプが故の弱点の少なさ、並の耐久はあるので強すぎてマジで笑いながら使ってました。足が遅いのが難点なので「先制の爪」持たせることが多かったですが実はレッド戦では割り切って「ピンクのリボン」持たせてました。似合ってるし。
11 ヒカリ
ウソッキーと旅パの枠を争ってその座に就いた子。スイクンパーティインすることは当初より決めていたので水被るのはどうなんだろうか?と思いはしたもののウソッキーもウソッキーで物理アタッカーが被るしパーティが物理一辺倒になりかねなかったのでこっちを採用することになりました。あとこれは記事でも触れてますがパーティ全体で水タイプに弱すぎるというのもありました。結構使えるとは聞いていたけど実際そんなことなく、後半はマジで「でんじは」でメシを食う覚悟をしてました。さすがに「スパーク」と「めざパ氷」ではどうしようもないので一生懸命お金貯めて「10万ボルト」と「れいとうビーム」覚えさせました。他の子にも覚えさせてるんですがその切っ掛けになってるのはだいたいこの子。だからといって特別弱いということはなく、クリスタル組の中では「でんじは」撒き担当であるのでやっぱり重宝はするんです。実はカントー編の終盤で後のシリーズの主人公のデフォルトネームだということに気づく。
12 ブフ
準伝。クリスタルになって徘徊ではなく実質固定シンボルで捕まえられるようになったので旅パに入れました。正直簡単にモンスターボールに入ってくれるとは思いませんでした。ちなみに準伝をパーティに入れるのはこれが最後という訳ではないので悪しからず。「なみのり」とかよりも「オーロラビーム」「こごえるかぜ」「れいとうビーム」を撃つ機会が多かったので氷タイプみたいなところあると思います。耐久種族値なので耐えるところはしっかり耐えてちゃんと仕事はしていく。さすが準伝。でも強いていうならもうちょい技範囲欲しかった。
感想
唐突に過去シリーズやりたくなってどうせなら全部やろうとなって始めたのがこの企画なんですが、自分でもかなり楽しくプレイできました。縛りのせいでどうしても運ゲーに持ち込まなくてはならない場面があるのですが、その無限の勝ち筋を拾うために何の補助技残すかは割と重要で、高速フルアタが正義の通常の旅パではないようなパーティの仕上がるのはなかなか面白いです。パーティメンバーも事前に決めてるのもあればその場のいきいったりばったりで決めることもあるので実は縛りプレイでありながら計画性はゼロでもあります。なので想定してないことはまあまあありますね。
パーティの合流について
本当は最初から最後まで6匹のパーティで終えられればそれで良かったのですが、VC版でもこうして互換性あるのでだったら前の旅でこのパーティとはさよならはあまりにも味気ないしそれで終わりたくなかったからクリスタル版の後半ではああいう措置を取りました。またこれはこのシリーズのクリア後における様式にしておこうとも考えております。ただ次にやるのはエメラルドです。当然3DSとの互換はないですし、当時のゲームボーイカラーとの互換もありません。この第三世代で一度完全な互換切りがあった訳ですね。なのでまた1からのスタートでもあり、ここからが本当の始まりでもありますね。初代、第二世代と第三世代~今世代までって割と別ゲーなところありますし。特に初代は完全に別ゲー。
ちなみにクリスタルではレッドさんを2回倒してるがさすがにこれっきりです。HGSSのどちらかやる時はもうきっと大所帯になっているはずなので(笑)
エメラルドやるにも多少の準備はあるのでしばらく更新ないと思いますが、再開した際にはまたゆるく見守ってくださると幸いです。