昭和レトロの買い物
昭和30年代前半の買い物風景をふと思い出しました
当時は乃木坂近くに住んでいましたが
今とは全く違い 終戦直後に建てたらしい
トタンぶきの赤黒く錆びた 住宅がまだ結構ありました
特に いま 赤坂アークヒルズが立っている辺りは
その昔は 傾斜地に トタン住宅が密集して建って
いました
森ビルは よくぞ 都市開発したものですね
生鮮食品は 街の八百屋さん、パン屋さん、肉屋さん
などが商売していましたから そこらで買っていましたが
青山に ピーコックストアや東光ストアが開店すると
モノが良いというので そちらに行くようになりました
青山通りと外苑西通りの交差点近くにあるピーコックの
駐車場に車をとめて買い物し 徒歩で反対側の東光ストア
にも行くというパターンです
東光ストアから 少し渋谷方向に行くと ユアーズという
輸入物の食品、雑貨を集めたスーパーがあり
値段が高かったので買わずに見物だけしていました
青山通りも今ほどの交通量はなく のんびりとしたもので
青山1丁目交差点の いまは ホンダビルがある角のところは
石勝という石材屋さんがあって、石(青山墓地用ですかね)
や木材が立てかけてありました
当時は ガンノイローゼが流行り また色白にはビタミンCで
ハイシーだとかで 市販薬への 需要が高まるのですが
ディスカウントストアのはしりとしては
神田駅のすぐ近くに ピンクベアという大型の
ディスカウント薬局があって 結構繁盛していました
何しろ ヨーカドーもイオンも ダイエーも マツキヨも
まだこれからという時代です