私がばっさりショートカットにした話
タイミングを逃し続け、そろそろ髪の毛を切りたいと思っていた私。
年末に子どもからインフルエンザをもらって1度予定が頓挫し、改めて年が明けてから美容院へ行ってきました。
もともと胸まであった髪の毛。当初の予定では「結構傷んでるし、肩に触るくらいまで切っちゃおうかな?」と思っていたのですが、結局それよりも短く、ばっさりショートカットにしてしまったのです。
長さでいうと30cmくらい切ったのではないかと思います。
なぜそんな心変わりをしたのか、それはうちの長女がきっかけでした。
長女はボーイッシュ
うちの子どもは長男(12歳)、長女(10歳)、次女(8歳)の3兄妹。長女は運動が大好きなこともあって、動きやすいボーイッシュな雰囲気が好み。小学校に上がる頃にはスカートは一切NG。長女用の服を一緒に選んで買ったはずなのに、楽だからか長男が着なくなった服ばかり着ていました。
そして去年、髪の毛も短くしたいと言っていたので念願のショートカットに。髪の毛が多いので、2度目のヘアカットでは襟足からサイドまで刈り上げてすっきり扱いやすくしてもらっていました。本人は大満足。長女は小顔でスラッとしているので、私から見てもすごく似合っていると思いました。
ところがこのスタイルチェンジによって衝撃の出来事が起こるのです。
「まさか私が…?」
歯医者での定期検診。長女と次女が同時にやってもらっていたのですが、先生がポロッと言ったのです。
「お兄ちゃんの方はね…」
長女が男の子に間違われました笑
ショートカットで長男のお下がりのモスグリーンのロンT&アディダスのトラックパンツ。そりゃ出で立ちとしては私から見ても完全に男子。長女は自分が男の子っぽい格好をしている自覚があるので、あまり気にしないと私は思っていました。
でも、実際本人はまさか自分が男の子に間違われることがあるなんて思っていなかったようです。
その一件から長女の様子がどんよりしていきます。
長女に起こった変化
どこへ行くにも帽子をかぶるようになりました。
屋外のお出かけだけでなく、ショッピングセンターで買い物するだけの時でも手放しません。服装というより、思い切った髪型のせいだと思ったのでしょう。
さすがに私も娘の様子が気になったので、コーディネートに明るい色を1点入れるなど服装を変えてみる提案をして服をいくつか買い足しました。
手持ちのハーフパンツは少し丈が短いものに買い替え、トレーナーやTシャツもキャラ物だと色が明るいのでそういうものから選んでもらいました。
その結果、サッカーが好きそうな男子から、ボーイッシュな女の子にかなり寄せられた印象に。
しかし外出前には「男の子に見えない?大丈夫?」と確認してくるし、帽子も手放せない状況に変わりはありませんでした。不安感が強く、拭いきれないのです。
長女の冗談で決意
話がかなり脱線していましたが、ここから本線に戻ります。
「母さん髪の毛切りに行くんだ〜」
美容院を予約したと家族に話をしていた時、長女が冗談交じりに「(長女)ちゃんみたいに短く切っちゃう?笑」と言ってきたのです。
その場では「それはしないかなぁ。朝の準備面倒だし…」と言ったものの、髪の毛が傷みまくっていた私は内心アリかな、とも思いました。
美容院への道中もギリギリまで悩みましたが「枯葉を全部落とすと思えばいいか」とショートカットにしてしまいました。
思い切りの良さは私の長所です。
繰り返しますが、なんせ髪の毛はほぼ屍と言えるほど傷んでいたし。
家族にショートカットにするとは言っていなかったので、全員すごく驚いていました。
長女に「どう?いい感じ?」と聞いたら「いい感じ!」と言ってくれたので「(長女)ちゃんの髪型もこれくらいいい感じだよ〜」と伝えました。
長女が初めてショートカットにした日の嬉しそうな顔はやっぱり忘れられないので、あの時みたいなキラキラを取り戻してくれたらいいな。
まだ長女の様子が大きく変わることはありませんが、しばらく一緒にボーイッシュな女子を親子で楽しみたいと思います。
友人・知人にこんな細かい話をわざわざすることもないので、気持ちの記録として文章にしてみました。
すっきり〜