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GUILD ASSASSIN 番外編 〜GUILD ASSASSIN vs GOD SLAYER〜
2人劇
30分程度
雰囲気を崩さない程度のアドリブ言い換えは可
画像はAI生成で作っております。
キャラクター紹介
・レイド
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本名 レイド・フォーカー
シリアルキラー
二つ名は『GUILD ASSASSIN』
孤児院で育った為あまり常識を知らない。
片目は視力が低く目標が定まらないため隠している。
剣を使い戦う、能力は『強制拝借』(レンタルチケット)
能力詳細 一時的に他人の能力をレンタルできる能力。レンタルできるのは一度勝利した相手に限られる。技は3つだけ選び使用することができる。
デメリット 一番最新の能力者の能力しか使用できない。
今は雇われて殺し屋をしている。
前回 リラ・シーフェルトと相打ちで終わり、その後別れたあとの物語。
・ギル
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本名 ギル・グレイブ
ギルド『マギア』のリーダー
ギルド創設者 ギル・アレイラの息子
戦闘技術がずば抜けており、神を殺すことができるほどの力を持っている。
能力『荳肴?』(谿コ螳ウ縺吶k)
異名「神殺しのギル」
グレイ
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名前 グレイ・ファースト
コードネーム『黒龍』
能力 【黒死無爪】(こくしむそう)
全てを切り裂く強靭な爪で敵を襲う能力。発動すると髪と爪が黒く変化する。
設定 ボスの元についている部下の一人、レイドの後輩でレイドを尊敬、信頼している。
性格 明るめでチームのムードメーカー、「っす!」が口癖、少し関西癖がある。
ナレーション
ナレで表記
作中用語
二つ名・異名
大きな功績や高難易度のミッションを達成すると貰える称号のようなもの。
持っているだけで強者とわかる。
ギルド
ミッションなどの為に組むパーティーの事、大体四人で組む。
皆さん楽しんで全力でやってください!!
この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。
生々しい表現やグロテスクな表現が含まれる可能性があります。
シナリオ本文
レイド(なぜだろうな…何故かリラ・シーフェルトは…あいつに似ていた…)
レイド(思い出したくなかった…あの笑顔…あの暖かさ…)
レイド(クソッ…)
レイド(微笑みは…やはりあたたかい…)
レイド(神風の嬢様…か…)
ナレ:そう考えているとレイドは何者かと肩がぶつかる。
ギル「…おっと…すまない。」
レイド「…ああ」
レイド「すまん…考え事をしていた…」
ギル「…大丈夫だ…それよりお前…今話題の『GUILD ASSASSIN』か?」
レイド「…俺はGUILD ASSASSINじゃない…」
レイド「レイッ…」
ギル「すまんすまん…レイド・フォーカー…だったな。」
レイド「…!」
ギル「自己紹介が遅れた、俺はギル・グレイブ…二つ名は『神殺しのギル』…」
レイド「神殺しの…ギル…!?」
遡ること数週間前
グレイ「パイセン、絶対殺害対象の話聞きはりました?」
レイド「…?」
グレイ「なんか、ボスが『神殺しのギル』って名乗った人物は絶対殺せ言いはってるんすよ。」
レイド「そうか…了解した。」
グレイ「了解速ないっすか?」
レイド「ボスの頼みならどんな奴でも殺してやる…」
グレイ「ごっつ怖いんやけど…殺すことに躊躇ないんエグいっす。」
レイド「躊躇したら負ける…」
グレイ「蓮花はんは助けたのに?」
レイド「あいつは幼い…」
グレイ「まさかロリr…」
レイド「あ…?」
グレイ「なんもありまへん…」
現在
レイド(まさかこんな所で出会うとは…だが…ボスの命令…すまんが殺させてもらう…)
ギル「そんな殺意剥き出しにして…俺なんかしたか?」
レイド「…!」
レイド(コイツ…危機察知能力が高い…)
レイド(なら殺られる前に先手を打つッ…!!)
ナレ:レイドは腰に手を回し小刀を逆手で引き抜く。
レイド「『破魂刀』ッ!!」(ブレイクコア)
ギル「おっとッ…」
ナレ:レイドの襲撃を見越していたギルは剣で防ぐ。
ギル「もう一回聞くぞ…俺なんかしたか?」
レイド「チッ…!」
ギル「まぁ…誰かの命令か…」
レイド「…斬刹」
ギル「お前に俺の仲間の1人がやられたからな…少し説教させてもらおう…」
レイド「殺しすぎて誰のことかわからんな…」
ギル「そうか。」
ギル「んじゃ、容赦はいらんな…」
レイド「《イザナミ》ッ!!」
ギル「《アルマゲドン》」
レイド「ッ!?」
ナレ:レイドが斬りかかった瞬間、ギルが強く発光する。
ナレ:すると、周りを巻き込まない程度の爆発が起きる。
レイド「あがッッ!!?」
ギル「《ベテルギウス》…」
ナレ:爆発の煙を切り裂くようにギルは現れる。
レイド「技変化ッ…」
レイド「《破世界》ッ!」(ブレイクワールド)
ナレ:レイドは向かってくるギルに向けて突き技を繰り出す。
ギル「《皇帝》」(エンペラー)
レイド「後ろッ…!」
レイド「技変化ッ…」
レイド「『魂世界』ッ!」(コア・アース)
ナレ:レイドはさらに技を繋げ回転斬りを魅せる。
ギル「近づかせない防御はうまいな、じゃあ攻めの姿勢はどうだ?」
レイド「舐めるな…」
レイド「斬木…」
レイド「《クシナダ》ッ!!」
ナレ:レイドは斬撃を分散させ斬り掛かる。
ギル「速さの割にはなかなかの斬撃…更に不規則な軌道…」
ギル「大体わかった…」
ギル「星斬…」
レイド「大嵐…」
レイド「《八雲》ッ!!」
ナレ:レイドは不規則な斬撃のまま八つ切りを繰り出す…が
ギル「《五月雨星》」(アークトゥルス)
ナレ:ギルは八つ切りごと斬撃で切り裂く。
レイド「技が破られたッ…!?」
ギル「さて…」
ギル「北斗七星…」
ギル「《ドゥーべ》」
レイド「ぐッ!!?」
レイド「 斬水ッ…!」
ギル「《メラク》」
レイド「《ヤマタケ》ッ!!」
ナレ:流れるように斬撃でカウンターを繰り出す。
ギル「《フェクダ》」
ナレ:ギルはカウンターを避けて斬撃を繰り出していく。
レイド「ぐはッッ!流せないほど一撃一撃が重いッ…!」
ギル「さて…あと四つだ…くたばってくれるなよ?」
ギル「《メグレズ》」
レイド「あがッッ!…くッ…《ヤマタノッ…」
ギル「《アリオト》」
レイド「ぐッッッ!!!」
ギル「《ミザール》」
ギル「さて…あと一撃だ…」
ギル「《アルカイド ベネトナシュ》ッ!」
レイド「がはッッ!!!」
ナレ:ギルの七連撃により、ヤマタケの流れは失われレイドは体制を崩す。
ギル「《アストライオス》ッ!」
ナレ:ギルは斬撃によって創られた北斗七星を粉砕するように一閃する。
レイド「ごほッッッ!!!」
レイド「がッ…あがッ…」
ナレ:致命傷となる一撃を喰らったレイドは立ちながら失神する。
ギル「さて…手負いのやつが一番怖いから…」
レイド「ゴフッ…斬月…」
ナレ:レイドは気絶した自身の分身をクシナダで創り出し、血を吐きながら後ろへ回る。
ギル「なァッ!!」
レイド「《ツクヨミ》ッッ!!!」
ナレ:ギルは技を放つ前に振り向きガードの構えをとる。
ギル「速い上に…いねぇ…!w」
ナレ:しかし構えた先にはレイドはいなかった。
レイド「《籠目》ッ…!!」
ナレ:そして横から三日月形の斬撃を無数に繰り出す。
ギル「おうおうマジかッ!!」
ギル「威力が数倍に跳ね上がりやがったッ!」
ナレ:ギルは斬撃を防ぐも不規則な三日月により腕と頬に傷が複数できる。
レイド「ごふッッ…『赤き傷の犠牲』」(スカーレットリスキー)
ギル「更に底上げかッ!!」
ギル(この能力…ああ…あの時か)
ギル『さて…手合いのやつが一番怖…』
レイド『…《強制拝借》…』(レンタルチケット)
レイド『『赤き傷の犠牲』』(スカーレットリスキー)
ギル「まったく気づかなかったッ!」
ギル「潜在能力だけじゃ"あいつ"らより上だな…!」
レイド「ベラベラ喋りやがって…ゴフッ…余裕そうだな…」
ギル「じゃないと…神殺しは名乗れないだろ?」
レイド「そうか…なら俺が今ここで…神殺しを終わらせてやる…」
レイド「影月…」(えいげつ)
レイド「《ツクヨミ》」
レイド「《朧影月》ッ!!」(おぼろかげづき)
ナレ:霞のような暗い煙が現れ周りを包み視界を奪う。
ギル「へぇ…」
レイド「”月光”」(げっこう)
ナレ:暗い海が月で照らされるように一瞬霞の中が光る。
ナレ:すると…
レイド「"一閃"」
ギル「うおッ!!」
ギル「ん…?速いだけで軽い…?」
ナレ:ギルはレイドの一閃を容易く防いでしまった。
レイド「フッ…」
ギル「…!」
レイド「斬月光陽」
レイド「コイツは…裏奥義…と奴だな…」
レイド「《天照》ッ!!」(アマテラス)
ギル「ぐッ…!!コレはッ…ヤバイッ!!」
レイド「《大神》ッ!!!」(おおみかみ)
ギル「《ネメシス》ッ!!」
ギル「ぐッッ!!光と月の斬撃ッ…更に太陽のような焼けるような痛みッ…!」
ギル「まさかこんな技を持ってたとはなぁ!!」
レイド「コイツは俺だけの技じゃない…」
レイド「俺と…ある1人の女の…想い出の技だッ!!!」
ギル「…!んじゃ…」
ギル「正面から受けてやる…!」
ナレ:ギルはそういうと剣を置き両手を広げる。
レイド「…!…容赦はしないッ!!」
レイド「はああッッ!!!」
レイド「《天月》ッ!!」(あまつき)
ナレ:レイドは力を振り絞りギルを一閃する。
レイド「はぁッ…はぁッ…ゴボッッ…」
ナレ:そのままレイドは小刀を落とし…倒れて意識を落とす。
ギル「ぐッ…いって…」
ギル「神の攻撃と違って…想いが強いな…やっぱ、人間の心が一番強い武器なのは…間違いない。」
ギル「久しぶりにいいの貰った…レイド・フォーカー…次は護れよ。」
ギル「大事な人を…」