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ランチェスター戦略を用いたダビスタ国見BCでの成功事例
はじめに
おぐQは2022年の第5期から本格的にswitch版ダービースタリオン(ダビスタ)ブリーダーズカップ(BC)生産を開始し、国見BCに参加しています。
当時、国見BCには既に多くの有名ブレイカーや強豪馬が存在し、後発組にとって厳しい環境でした。さらに、仕事の関係で十分な生産時間を確保することが難しい状況にありました。
そこで、私は企業経営やマーケティングで用いられるランチェスター戦略をダビスタBCに応用することにしました。ここではその具体的な手法と成果について述べます。これからダビスタBC生産を始め、国見BCに参加したいという方、さらに上位進出を狙いたいという方にご一読いただけると幸いです🙇♂️
ランチェスター戦略の概要
ランチェスター戦略は、競争において「弱者が強者に勝つ方法」として知られる理論です。以下の3つの原則から成ります。
1. 差別化を図る
競合が参入していない分野で独自の強みを確立する。
2. ニッチ市場を狙う
特定の地域やターゲットに集中し、狭い市場で確実に勝利を収める。
3. 一点集中主義
限られたリソースを特定の分野に集中させ、効率的に成果を上げる。
この戦略を取り入れた結果、オーナーランキングは第5期で63位、6期で27位、そして7期には2位と成績を大きく向上させることができました。以下に、その具体的な内容を紹介します。
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国見BCの概要
国見BC(国見中央競馬界)は、配信者であるカーノックさんが主催する競走馬育成ゲーム「ダビスタswitch」のBC大会です。概要は以下の通りです。
• 開催頻度:毎週日曜開催
• 出走条件:3歳以上の馬2頭、および第7期から新設された2歳戦に1頭出走可能
• レース構成:実際のJRAおよび地方競馬の交流重賞に倣った番組編成。様々な条件のレースが用意されている
第7期からは重賞レースの連闘が不可となり、レース選択の重要性が増しています。年間皆勤した場合、約150戦に出走することができます。
リーディング上位の目安
リーディング上位を狙うためには、以下の賞金期待値が必要とされます。
• 1レースあたり賞金期待値500万 → 年間75,000万(リーディング10位前後)
• 1レースあたり賞金期待値1000万 → 年間150,000万(首位争いレベル)
成績向上のポイント
国見BCで賞金期待値を高めるには、各路線で重賞競争に高頻度で出走し続ける必要があります。重要となるのは以下の2点です。
1. 条件戦で確実に勝利すること
2. 重賞レースで2着以上を狙うこと
これにより収得賞金が増加し、賞金の高い重賞レースへの出走が継続的に可能になります。
ランチェスター戦略の具体的な適用方法
収得賞金を効率的に増やす方法について、ランチェスター戦略を交えて述べます。ポイントは次の3点です。
1. 配合の差別化
2. ニッチな条件を狙う
3. 一点集中で賞金を稼ぐ
それぞれの具体的な方法について紹介します。
1. 配合の差別化
ダビスタBC界隈では、ニトロ重視の「自家製×システム牝馬四天王※」や「自家製×自家製のアウトブリード」が主流です。(※システム牝馬四天王:スプリングスイーツ、ウンメイノアカイイト、ラブアタック、ミニミニデート)
これに対し、私はニトロを少し抑えた自家製×自家製の見事多重クロス配合を中心に行ってきました。その理由を以下に述べます。
◾️見事多重クロスメリット
• 比較的簡単にそこそこの馬を量産可能
まずは各路線でそれなりに戦える馬を多く揃えることが必要です。アウトブリードよりは多重クロスの方がそれなりの馬であれば容易に生産が可能です。ポイントはクロスの種類を短距離+速力因子などSP因子クロスを二本以上入れることです。
• 気性と根性が優れた馬を量産可能
BCで安定した成績を残すためには、根性と気性が揃っていることが重要な要素になります。特に中長距離路線で勝ち切るためには、気性値がある程度高くないと難しいです。しかし、基本的に根性と気性はトレード・オフの関係にあります。「見事底力クロス」によりこれが両立可能となると考えています。
❗️注意点
• 父馬の気性は必ずAとし、加えて母馬の気性も厳選することが好ましいです。
さらに、私は見事配合に面白配合を加えた完璧配合も多用します。これにより気性と根性の一層の両立が可能となり実戦向きの馬を量産することができます。
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7位"フォーティナイナーズサン産駒"は見事+面白配合(完璧)によりおぐQだけで16勝。面白配合を絡めるのも有効
また、システム種牡馬はバランスブレイカーが出やすい傾向にあると思います。本命の自家製×自家製配合に加えて、気分転換としてシステム種牡馬〆の配合を試すことも有効です。
2. ニッチな条件を狙う
国見BCにおけるレース選択は、以下の「激戦区」は避けました。
◾️避けるべき激戦区
• 古馬芝短距離(1200〜1600m)
• 古馬ダート全般
これらのカテゴリーは競争が激しく、下級条件戦でも勝利するのが困難です。一方で、2歳戦および3歳ダート路線は競争が比較的緩やかで、効率的に賞金を稼ぐことが可能です。また、気性の良いバランスブレイカーを保有していれば、長距離戦では勝率を高めることができます。
◾️おぐQ7期実績
• 2歳戦:賞金30,000万以上獲得
• 3歳ダート戦:賞金10,000万以上獲得
• 芝長距離戦:36戦10勝
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中長距離ゴーシグナル:期待値3340万
3歳ダートフォーマルガイスト:期待値2730万
2歳戦ユキヨマイチレ:期待値890万
また、3歳牡馬クラシック路線は上位層のレベルは非常に高いものの、古馬中長距離路線よりは層が薄めなので、持続や早普通型で自信のある馬ができれば積極的に参加しましょう。3歳の重賞においては7期からのレギュレーション変更に伴い、収得賞金がなくても比較的出走しやすい状況になっている点も抑えておきたいです。
3. 一点集中で賞金を稼ぐ
国見BCでは、毎週様々な距離・コースのレースが行われます。距離適性やコース適性を加味した一点集中型のレース選択が重要です。以下に個別の事例を紹介します。
◾️事例
• 3歳牝馬シャノワール
中山2000m得意:賞金期待値860万
牝馬の中では気性優秀なクラブ22。理由は未だによくわかりませんが、中山2000はよく走ります。6期皐月賞2着の実績があります。
• 3歳牡馬メイキングマンガ
3歳マイル特化:賞金期待値975万
サブパラと裏パラが総じて優秀な持続クラブ16です。大きいところは勝てませんでしたが、3歳マイル路線に絞って賞金獲得に貢献してくれました。
• 4歳牡馬インヴィジブル
平坦コース集中:賞金期待値700万
クラブ24、パワー低いバランスブレイカー。平坦コースの1800〜2000mに絞ることで、競争の激しい古馬中距離路線でも一定の成績を残してくれました。
これらの例は、一点集中の成果を示しています。ダビスタswitchではバランサーによりSPとSTを揃えることは難しく、さらにサブパラや裏パラまで全て揃った馬となると、ほぼ不可能に近いです。重要なことは、それぞれの馬の個性の見極めです。得意条件のレースに絞って一点突破を目指しましょう。
おわりに
ランチェスター戦略を応用することで、競争が激しいダビスタ国見BCにおいても着実に成績を向上させることが可能です。この戦略はあくまで一例です。それぞれのプレイスタイルや持ち駒と相談の上、最適な戦略を考えてみて欲しいです🏇📝
また、ダビスタswitchは国見BCだけでなく色々な配信者の方が独自性のあるBCを開催されています。毛色・システム種牡馬縛りや、最強ブレイカーの再現を狙う、最速を狙うなどなど、自分に合った楽しみ方を見つけると良いと思います😃
最後に、ダビスタ最新作の発表を心待ちにしてます🙏