不味い酒
新卒で入った会社の同期に誘われて
昔お世話になった先輩たちと飲み会へ
私と同時期に辞めた河田と一緒に参加
5年ぶり位にみんなに会う機会
山根さんがインド駐在から帰ってきていた
山根さんは尊敬していて大好きな先輩だ
久々の再会でも山根さんは変わっていない
優しくて、でも知的な鋭いボケを入れてきて
たまに、ピリついたふりして場を和ませる
この人本当にイケてる。
飲み会途中
厚木から帰ってきていた吉田さんが合流した。
吉田さん変なイキリ方してて怠かった
昔はもっとなんかフレッシュでかっこよかった印象だったけど、まあ変化はするよね。
吉田さんが来てから
話の軸が過去軸、他人軸になっていった
あいつはこうでキモいとか
あいつはあれで陰キャだとか
なんか話の軸が全部面白くない
というかネガティブで悲観的だ。
それで笑ってる周りの程度も知れてしまうというか、素直にこの会社辞めて良かったなって思った。
もう私から進んで会うことは無い
楽しくないし
なにより
酒が不味くなる
私もその会社に在籍していたから分かるが
組織の中にいると、
そういう"気持ち悪さ"に気づきづらくなる。
染まっていくから。
これが仕事の飲み会って感じかもねw
みんな本音はなくて忖度だらけで気持ち悪い
処世術と言えばそれまでだけど
そんな術を身につけている先輩は滑稽にも見えた
前向きで明るい話だけしろ。なんて言わない
ただ、昔の仲間を迎えれる器量も然り
明るくやってほしいなと思った。
そうか、仲間なんて思ってた人なんていなかったんだなって。寂しいね。
今の会社の仲間が好きだ
周りの環境は選べない。と
周りの環境を選べなかった人は言うが
周りの環境は選べる。
自分の感性に近しい仲間を見つけられる。
ただそれには、努力が必要だ。
自分を知る努力。
環境を知ろうとする努力。
他責に考えていたらなにも好転しない
誰も自分になんて興味ないんだから。
自分が1番自分に期待する。
自分しか自分を見てあげれないんだから。
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