【デジカ】展開して攻めたてろ!魔獣構築
皆様はじめまして、本日はデジモンカードゲームについて比較的安価で作れて、尚且つやりたい事がまとまっているデッキ、紫魔獣型について解説していこうと思います。
構築費(5000円-10000円 ※独自調べ)
構築の理由とその性質
この見出しではデッキを構築するにあたって
何をしたいのか
何ができるのか
何に弱いのか
を書いていこうと思います。
まず何をしたいのかですが、アヌビモンが制限された現在でトラッシュを活用した、横への展開が強いデッキを組もうと思ったのが発端です。
EX5-062 アヌビモンとは簡単に言うとメイン効果の手札破棄でトラッシュを自ら増やしてトラッシュから登場コストを最大6減らして登場する上に進化元効果やテイマー、自分のターン効果でメモリー+も手札補充もLv.5以下への制圧も出来るぶっ壊れデジモンカードでした。
著者はこのデジモンが収録されたアニマルコロシアムをカートン買ったのですが…、他のカードと共に制限されて環境から姿を消してしまいました。
しかしその後、
BT16-BT17にかけてドーベルモンの進化系が大量に追加、その全てのカードが登場時効果や登場させる効果を有しており、これは全盛期のアヌビモンのようなトラッシュを利用した横展開デッキを組めるのではないかと考えたのがこの魔獣構築です。
次にこのデッキで何をできるがですが、非常にシンプルに横展開とそれを利用した戦闘が出来ます。
ST16-04 ファスコモンやBT16-068ドーベルモンの登場時効果でブロッカーを盤面に増やすことで相手の攻めを妨害、
EX5-061 ケルベロモンX抗体とマインドリンク持ちのテイマー 永住瑛士(クラッカー・ファング)の進化元効果、BT14-081 フェンリルガモンのアタック時効果で1ターンに何度も相手デジモンを除去しながらセキュリティを削りきることが出来ます。
この攻めと守りを両立出来るデッキがこの魔獣構築です。
最後に何に弱いのかについてです。
こちらの構築の戦い方は"Lv.4以下のデジモン"を"登場"して攻めるのでこれらを制限されれば当然何も出来ずに敗北します。
まず"Lv.4以下のデジモン"の部分ですが。
これらの低DPを除去するデジモンや全体的に効果を発揮するデジモン達にはめっぽう弱いです。
殴り合い以前に盤面の準備をすることも難しい場合があります。
そして"登場"の部分ですが、分かりやすいですね、紅焔です。
セキュリティから出てきても相手の手札から投げられても1枚でこちらを壊滅させることが出来るカードです。
こちらは横に展開するデッキ、そしてこのカードの使用コストはこちらのデジモン1体毎に減っていきます。
ほぼ無償でこちらを焼きつつ次のターンまで何も出来なくなります。
今の環境ではその1ターンで敗北することもザラなので投げてこられたら諦めましょう。
レスト固定や進化元破棄などもありますが主な負け筋はこのぐらいです。
採用カード
この見出しでは採用しているカードや採用した理由、それらの構築内での優先順位。
そして試行錯誤したカードについて解説します。
デジモンはLv.3▶Lv.6の順に載せます。
Sランク(優先的に4枚採用)
ご自身の好みによって枚数を変更しても大丈夫です。
このデッキで最も高いパーツ(1枚700円ほど)
ST16ツノモンでも十分代用可能なのでそちらもオススメです。
BT13-078 ファスコモン
魔獣型なのでフェンリルガモンで登場出来る貴重なLv.3、消滅時効果でケルベロモンX抗体の進化元効果で消滅させて手札交換をすることが出来ます。
Lv.3の魔獣が少なめなので採用したデジモン。
ケルベロモンX抗体や人狼モードで出して防衛を担当します。
BT16で新しくなったドーベルモン。
低コストで出しやすく進化元効果も横展開に対応。
フェンリルガモンで出した時にはブロッカーとして活躍します。
消滅時効果でトラッシュを増やしつつテイマーも救出できるつよつよカード。
手札が事故したときはとりあえずバトル場に出して消滅するのを待ちましょう。
先の2つのドーベルモンと合わせて主な進化元として活躍するカード。
ドローと道連れ、どちらも強いので4枚採用。
BT16で登場した新たなケルベロモン。
トラッシュから魔獣を回収出来るので立て直しが可能だがこちらはX進化やモードチェンジする為の素材の為に4枚採用。
速攻も地味に強い。
進化時効果でトラッシュからファスコモンやドーベルモン系を3体まで出すことが出来ます。
アタック時効果で簡単にLv.6まで焼くことが出来、Lv.7を焼くことも可能に。
またターン終了が相手側の3以上になるのでメモリー確保出来なくても1回殴る余裕は出来ます。
Aランク(好みで調整可)
優先順位が低いだけで単体で見ればSランクより弱い訳では無いです。
進化元効果で連撃を可能にしたカード。
ケルベロモン(人狼)から0コストで進化できることも評価。
メモリーとトラッシュが確保出来ていればケルベロモンからフェンリル進化でLv.7まで焼きながらセキュリティチェック出来る逸品。
ドーベルモン達を救ったと同時にアヌビモン達にトドメを指したテイマー。
連携のおかげで魔獣にお手軽セキュリティ2チェックを付与してくれる、このテイマーが居なければ魔獣構築は完成出来なった言っても過言ではない。
これらのテイマー犠牲にしてブロッカーで守ることも可能…あまりやりたくは無いですが。
手札破棄と相性のいいオプションカード、偶に除去として活躍してくれる。
BT6ツノモンと併せて手札の枯渇を減らしてくれる。
Cランク(優先順位は低いが採用の価値あり)
優先順位が低いだけで(ry
進化元効果目的です。
費用に余裕があればルガモンにした方が良いと思います。
ルールで魔獣型を手に入れました。
進化元からブロッカーファスコモンを出せるのが優秀。
X抗体が強いのでこちらを入れるかは好みで。
再録でかなり安くなったので採用。
このカードを採用するかアリスを採用するかは好みで。
試行錯誤したカード
ケルベロモンがトラッシュ回収に特化し採用するメリットが薄くなったので不採用に。
神人を採用するのならありかも。
ケルベロモンが新しくなり完全上位互換になってしまった為不採用に。
2ドロー1枚破棄とメモリー+の組み合わせが好き。
先の制限で1枚しか採用できなくなったカード。
メイン効果でバトル場にいる限りトラッシュを活用できる。
テイマーで連携したい時は魔獣に付けてこちらをレストしよう。
横展開するにあたってとりあえず究極体に添えた2体。
タイタモンはアヌビモンありきなのと進化時効果と自分のターン効果があまりこの構築と噛み合わなかったので不採用に。
ファラオモンは新ドーベルモン系と収録されたカードの為使用、消滅させる効果が微妙であまり横展開出来なかったのと魔人なのが扱いづらく不採用に。
EX2ドーベルを採用するにあたって登場コストを減らす為使用。
自分のターン効果も強く、登場コストも低いためメモリー操作で活躍。
トレーニングを無くしてこちらを採用してもあり、消滅組とも相性がいい。
最後に。
こちらはできるだけ安く、尚且つ1つのテーマに沿ったデッキの為初心者にオススメです。
「ブロッカー」「連携」「マインドリンク」などの効果を遺憾無く発揮できるためデジカを楽しく学べると思います。
ST16ガブモンについては思い切ってスタートデッキを買ってみてもいいかもしれません!
デジモンカードゲームをやってみたいなと思ってる方は、ぜひ組んでみてください!
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