学生時代、ぼっちだった女の子の話②
前回の続きです。
中学校時代
中学校は、元々1、2年で通ってた小学校と卒業した小学校の生徒が集まっていた。
だから、私にとっては顔見知りばっかりだった。ただ、友達がいなかったので何も感動の再会とかはなかったですが。
心境の変化
案の定、中学校でも友達はいません。
中学校は小学校の時と違って、直接的ではなく、間接的な陰口とかが多かったです。
私と同じ班になったりすると、あからさまに嫌な顔をしたり、コソコソと「またあいつと一緒最悪」的なことを言っていたり。
でも、スピッツという出会いを果たした私は、最強でした。
心の中で
(ごめんねー。私もおんなじ気持ちだから。私も我慢してるから貴方も我慢してねー)
と毎回思ってました。
期待と裏切り
中学校時代、私にとって忘れられない嫌な出来事があります。
これに関しては、悲劇のヒロイン振らせてください。
卒業式の最後のページが真っ新だった私ですが
、男の子に呼び出されたことがあります。
(初めて告白をされるのではないか)
別に好きな子というわけではないですが、ちょっと舞い上がってました。
ついて行ったわけですよ。その子に。
まあ卑猥なことをしてと言われたわけですが。
いろいろショックでした。
そんな目で見られてることも。
それを受け入れてくれると思われてることも。
ちょっと舞い上がってた自分も。
私は黙って首を振りました。
ただ、その次の日もまた別の日も
「あの話考えてくれた?」だの
「お金払うから」だの
耐えかねて幸い同じ学校に通ってた従姉妹に相談して先生に言ってくれて謝ってくれたけど、許してないから。
そいつめちゃくちゃ頭良い奴で良い高校に入ったけど、本当は全生徒にこのことバレて人生終わって欲しかった。
高校時代
中学校を卒業して、全く新しい顔がやっと拝める高校へ。
不安もありましたが1番平和でした。
高校時代の1番の思い出は部活です。
私は吹奏楽部のパーカッションをしてました。
理由は、音楽が好きだからです。
軽音部、合唱部もありましたが、やりたい音楽が吹奏楽だったので入部しました。
入った頃は部員はたったの7人
しかも、3人いた3年生は5月頃にすぐに引退するので、実質4人。
途中から1人増えて5人になった。
それでも、音を合わせるのは楽しかった。
少ない人数だからこそ、気を張らずにできた。
友達とは
私は部活仲間はいたが、やはり友達ができなかった。
私自身も1人に慣れすぎて、要らんわと思ってしまったということもある。
ある日の帰り道。
部活帰りはいつも部員と帰る。
今日は、他の子が用事があったのか、2人で帰っていた。
なんの話だったか覚えてない。
ただ私が「私って友達いないから」と言った。
それに対してその子が、
「私の前でそんなこと言わんといてや」と悲しそうに言った。
部活仲間は部活仲間であってプライベートで遊んだりはしなかった。
友達ができたことのない私は友達の基準が分からない。
自分だけ
吹奏楽部は、めでたいことに1年生が増え部員が9人になった。
しかし、高校生活、最後の方はコロナが流行って吹奏楽部は壊滅的だった。
私たち、3年生は定期演奏会をするのか選択を迫られた。
3年生は因みに4人いた。
私はせっかく頑張ってきたからしたいと言った。私にとって高校生活で部活が1番楽しかったから。
でも、他の3人はしたくないと言った。
あとは自分が降るだけ。
3人の顔は完全に私からの「わかった」を待っていた。
圧に押し負けて「わかった」と言った。
言った瞬間に「じゃあ先生に伝えとくねー」って。
楽しかったの自分だけだったんかなぁって。
この後のコロナの流行り方を思うと、しなくて正解だったと思う。
でも、なんかなぁ。
あまりにもあっさり終わってしまったなぁ。
終わり
かなり自分語りが多く、悲劇のヒロインムーブしてしまったが、そういうことです。
嫌なことがあったら、自分はヒロインって思っても良いと思う。
そうするとなんでも許せる。
嫌な人がいたら、私の人生の物語の引き立たせ役って思ったら良いよ。
あとは人間は愚かな生き物だと思ったら、全てが可愛く見えてきて、人を好きになれる。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございます。