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梅祭りについて
梅まつり開催 歴史古く670年の古木も
梅は厳しい寒さにもめげず凛と咲き、馥郁たる香りを漂わせます。
私は梅の花が咲くと、新元号「令和」の意義を思い起こします。
皆様よくご存じと思いますが、元号の「令和」は万葉集にある、
「初春しょしゅんの令れい月げつにして 気淑きよくく風かぜ和やわらぎ 梅うめは鏡前きょうぜんの粉こを披ひらき 蘭らんは珮はい後ごの香こうを薫かおらす」
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との文言から引用したものです。
「令和」と決定した当時の内閣官房長官は「悠久の歴史と薫り高き文化、四季折々の美しい自然。こうした日本の国柄を、しっかりと次の時代へと引き継いでいく。厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人ひとりの日本人が、明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたい」と述べています。
私はこの談話は、梅が一番合うと思います。
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梅は、九州の太宰府天満宮から、南北朝時代に当町の小杉天満宮(現在の梅園神社:越生梅林のすぐ近く、川を挟んだ山側にあり梅林からも見えます)を分祀した際、菅原道真公にちなんで梅を植えたのが起源であると伝えられています。
梅園神社に残る棟札から、太宰府天満宮と深いつながりがあったことがよくわかります。
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このように梅の歴史は古く、越生梅林は古木が多くあるのが特徴です。
一番の古木は「魁かい雪せつ」と命名されており樹齢は約670年で大変貴重なものです。
古木は90本もあり、魁雪の他樹齢400年300年250年200年等のものがあります。
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この季節、町の多くが梅の花で覆われ、特に夜などはほのかに花の香りが漂います。
「いつきのみや梅まつり」は毎年2月末から3月の初めに、明和町の斎宮歴史博物館の南にある梅林の見ごろに合わせて開催されます。
熱気球のフライト体験や、ゆるキャラとのふれあい、ステージイベントなど親子で楽しめるイベントも満載です。
クライマックスには斎王が登場し、息を飲むような華麗な姿を見ることができます。
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