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ムジラー夫婦が無印良品の店頭に立った話

こんにちは
EASTWOOD(イーストウッド)です。

僕たちは
島根県安来市を拠点に
夫婦で活動している
レザークラフトユニットです。


ブランドを立ち上げて約一年
毎日コツコツと製作を続け、
少しづつ作品数も増えてきました。

今では山陰各地のイベントに出店して
販売をさせて頂いています。


こんな僕たちが先日、
無印良品イオンモール日吉津店さまから
お声がけを頂き、

無印良品店内で開催される
「つながる市」というイベントに
出店させて頂きました。


実は僕たち夫婦
大の無印良品好きで
いわゆる『ムジラー』です。

そんなムジラー夫婦が
無印良品の店頭に立ったお話です。





5月某日
インスタのDMにメッセージが届きました。

無印良品のスタッフと名乗る方から
イベント出店のお誘い

ナニコレ、、
ドッキリかな?

それとも
AIのアルゴリズムが
僕の無印良品好きを察知して
変なとこに情報漏らしてるのかな??

などと訝しむ僕


恐る恐る返信すると
どうやら本当にお誘いの様子

なぜお声がかかったのか

よく分からないまま、
とりあえず妻に報告


なんかEASTWOOD凄い事になってない
ヤバくない、、


そんな会話をしながらも
徐々に気持ちが昂ぶり

担当の方とメッセージの
やりとりを繰り返しながら
ひそかに興奮する僕


とはいえ、
話が流れることも考え
少しの間は誰にも話すことなく
ひっそりと心の準備に備えました。


何日か経って
正式にイベントの日程が決まり
ホッとしたと同時に
マジでヤバいことになってきた、、、
そんな不安に駆られました


Xデーは
2022年6月26日(日)
第4回 山陰つながる市



このとき開催まで残り約1ヶ月半
ノープランで挑めば恥をかくだけ

ムジラーの意地とプライドをかけた戦いが
始まりました(大袈裟www)


限られた時間の中で
イベントを成功させるための戦略を
ない頭で必死に練り練り


とりあえず、、


①過去データを基に出品するアイテムと出品数のリストアップ

②無印良品のテイストに合う色合いの革の選定と調達

③このイベントに向けた新作の企画


これらを開催日から逆算して
スケジューリング


この間
お受けしていたオーダーの製作、
イベントの出店、
新たな委託販売の準備などなど、


いつも以上にタイトな
スケジュールをこなしつつ
PDCAを繰り返す毎日


ぼんやりとイメージ出来てきたところ


5月29日(日)に僕たちが出店する前の回の
『第3回 山陰つながる市』が開催されました。

担当のIさまにご挨拶がてら
会場の雰囲気を様子見させて頂いたところ

ヤバい、、
俺たち全然準備足りてない(汗)

これがこの時の印象。。


とはいえ
ぼんやりとしたイベントのイメージを
より具体的にイメージすることが出来ました。


戦略をさらに練り直し
イベント当日に向けて集客活動と製作に
フルコミット

とりあえずフライヤーも自作して
インスタを毎日更新


それでも、
こうした方がいいかな
こっちがいいかな
これもつくった方がいいかな

もう毎日が
軌道修正と試行錯誤の連続


毎回のことですが
イベント前日まで改善を繰り返すので
いつも夫婦喧嘩が勃発

今回も出発ギリギリまで
準備と製作と喧嘩をしていました(笑)





2022.6.26
無印良品つながる市 当日

8:30イオンモール日吉津に到着
担当のIさんにエスコートして頂き店内へ

ご用意して頂いた什器にディスプレイを開始

事前にサイズなどをお聞きしていたので
ある程度イメージ通りに設営出来ました


オープン前
スタッフ皆さまへご挨拶を終え
いよいよかと気持ちが高まる


そして10:00


聴き慣れたイオンモールのアナウンスと
無印良品のBGMがファンファーレの合図

スタートしました


オープンと同時に
一直線にお越し頂いた最初のお客様は

ミニチュアフード界の巨匠にして
山陰ハンドメイド業界のアイドル

ぺろりんさん @handmade_perolin


僕たち夫婦がこの世界に入った時
最初のイベントでお隣になってからのご縁で
多くのつながりを頂いた尊敬する大先輩

そんなペロリンさんが
差し入れを持ってお越し頂き
しかも新たにがま口をご購入。。

ペロさん、、
これでがま口3つ目ですよ(笑)


たくさんのご縁を繋いでもらった女神が
幸運を運んでくれたのだろうか

ここから怒涛の来店ラッシュ


いつも応援して頂いているお客様
リピートでお越し頂いたお客様

過去のイベントでEASTWOODを
知って頂いたお客さま

もちろん、
無印良品に買い物に来られた
初めましてのお客様


本当にたくさんのお客様に
お立ち寄り頂き
休憩を取る暇もないまま
必死で接客させて頂きました。


差し入れを持って遊びにきて頂いた
友人や作家仲間の皆さま
ホント嬉しかったです(泣)


ムジラーズハイ


そんな言葉が
あるかどうかは知りませんが(ないわw)

ランナーズハイに陥ったような
どこか不思議な感覚

無印良品好きが店頭に立って接客する
普通ではありえない体験

時間の感覚が麻痺してしまい
16時のイベント終了時刻も
あっという間


無印良品 つながる市 終焉


EASTWOODにとって
最高の1日となりました。





改めて


ご来場頂きました皆さま、
本当にありがとうございました。

無印良品イオンモール日吉津の皆さま
大変お世話になりました。

そして担当頂いたIさま、Mさま、店長さま、
本当に本当にありがとうございました。

イベントをご一緒させて頂いた
c-anさま
お疲れさまでした。


無印良品大好きな夫婦が
自分たちで作った作品をもって
無印良品の店頭に立つという
とても貴重な経験をさせて頂きました。


いつもと違うイベント


お客様が来られなかったらどうしよう
無印店内でポツンと一軒家みたいになったら
どうしよう

そんな不安な毎日を過ごしながら
必死で作品をつくり
インスタで毎日告知を続けてきました。

誰かに届いているんだろうか、、
そんな不安が消えないまま迎えた当日


皆さまのお陰で多くの方に
EASTWOODの世界観を楽しんで
頂けたと思います。


インスタを見て来たよ

そんなお声をたくさん頂き
ポーカーフェイスを決めこみながらも
マスクの中ではニヤついた表情を
していたのはここだけの話


初めましてのお客様も
皆さまフィーリングよくお話を聞いて頂き
やっぱり無印良品に来られるお客さまは
ホントみんないいひとばかりでした。。





いまから約30年前

アルミの筒形ペンケースを買ったのが
僕の無印良品デビューでした。
(今も持ってます)

何年経っても色あせないそのデザインに魅了され
ソファやテーブル、ベッド、冷蔵庫、
洗濯機、自転車、文房具、洋服、下着
などなど

身の回りは大体無印

僕たち夫婦にとって
無印良品はGAFA以上に
ライフスタイルのプラットフォームに
なっています。


無印良品に囲まれて生活する僕たち夫婦が
無印良品に囲まれて自分の作品を販売する


こんなにも幸せな経験をさせて頂いた
無印良品に改めて感謝申し上げます。


そして、
クリエイターが表現する場を与えていただいた
このつながる市


今回、担当のIさまに
イベント出店のお声がけを頂いたきっかけを
お聞きしたところ、

ある方のインスタ投稿を見てEASTWOODを
知って頂いたとの事

その方とは、

EASTWOODがイベントデビューした際の
一番最初のお客様で、

今もよくイベントに遊びに来てくれる
とても大切なお客さま

そんな奇跡のようなつながり。。


このイベントが
無印良品と地域の方々がつながる場として
これからも広く広く
伝わることをお祈りしています。


最後に

EASTWOODはいつでもつながる市に
出店する準備はできています

次のオファーお待ちしております(笑)

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