『あいつ、タコになるってさ』EDHケネッソス観点での追加カード考察。
モダンホライゾン3、発売
記事を執筆している時点では今週末に発売する新しいセット。
エルドラージが楽しそうに白浪五人男ごっごをしているイメージ画像からして「ろくでもないことが起きそうだな」という印象しかない訳だが、
個人的には、このホライゾン商法は全く好きにはなれない。
エターナルフォーマットは、本来「持っているカードをずっと使える」ことが最大の魅力のフォーマットなのに、このホライゾンセットが出るたびに、
誰の思い出でもないカードが、誰かの思い出のカードを使う機会を奪っていく。
大切なものが何故か塗り替えられていくことは、ごく個人の観点ではとても首肯しがたいことだ。
・・・とはいえ、自身はモダンやレガシーといったフォーマットから、EDHに主戦場を移したことで、精神衛生は非常に良くなった。
新しいおもちゃが出たら普通に買いはするだろう。一枚でいいもんね、というのは
実に気楽なもんである。
なので、「まぁ壊れているカードが壊れているんだろうな」程度のことは思っていて、
それ以上のことは、あんまり興味がなかった。
徐々に発表されるプレビューを眺めて、
ネクロの再録に眉を顰めたり、ナドゥは戦場でボリウットダンスをどうしても表現したいカードデザイナーがいたんだろうな、という感想を持ちつつ、
さて今回はどこでパックを買おうかな?なんてぼんやり考えていたとき。
こんなニュースが飛び込んできた。
オラクル更新
・・・セファリッドがタコになる。
正直、壊れているカードの壊れ具合をプレビューで眺めるよりも、モダホラ3関連で最も驚いた情報だった。
この情報自体は、マジックで時折ある、総合ルールの更新でマイナーな部族の変更があった、というだけの話だ。
部族は個性の一部なので、
マイナーで独特な部族が亡くなってしまう事は、フレーバーが変わってしまう、という事なので、基本的には物悲しさが勝る話・・・と思いきや、
冷静に考えると別に影響はないし、まぁいっか、となりがちな類の話題だ。
ほぼ、大多数には。
しかし、ごく少数にはとんでもない大ニュースだ。
どういう事かというと、こういう事である。
タコというのは、ちょっと特殊な部族だ。
詳しい話はウーラの寺院の探索のmtg wikiページをご確認頂くとして、上記のようにタコを含む海産物部族を優遇するカードが存在する。
現在、サンダージャンクションの無法者および、モダホラ3の統率者デッキまでの時点で、
クラーケン、リバイアサン、タコ、海蛇であるクリーチャーは114枚のカードをWisdom Guildでは確認する事が出来る。
そんなかで、今回、タコになるセファリッドの枚数は25枚。
ちなみに、セファリッド消滅前の現時点では、タコは15種類しかいないので、セファリッド視点では規模で劣る格下に併呑されたということになる。
タコ部族の目線で言えば、
使用可能なカードプールが脅威の266%に増えている事になるし、
水棲4種の海産物のカードプール目線でも、20%に相当する量の選択肢が急に増えた、という事を意味している。
この海産部族は、普通のエキスパンションが発売されても、そんなに枚数が増えない。
ちなみに、モダホラ3には新規の海産物はない。
モダホラ3統率者で新規に追加されるのは、7マナ7/8のエルドラージ・海蛇。能力はバニラである。
にも関わらず、こんなに大量のおもちゃがいきなり渡される事になる、となっては、
ケネッソス使いにとっては思わず「はぁ!?タコぉ!?」と口に出てしまうほどの大ニュース、という訳だ。
しかし、このニュースを知ったのがリモートワークの日で本当によかった。
会社だったら誰かにパワハラ嫌疑で内部通報されて、うっかりパリーグ入りするところだったかも知れない。
セファリッドというタコ
実は、よく知らない。
セファリッド・ブレイクファーストも名前くらいしか知らないな、程度なんだけど、
25枚しかないなら、折角だしケネッソス視点で全部チェックしてみるか、というのが本記事の趣旨だ。
全体をざっと見てみると、なんかタコと言うには賢そうな奴が多いな・・・。という印象。
水棲4種の海産部族はマナコストもサイズも能力も豪快で大雑把なので、セファリッド達はなんとなく小回りの効くカードが増えたな、というのが第一印象。
また、セファリッドで最も大きいマナコストが6マナなので、ケネッソスの能力に依存しない、手札から普通に唱える事が多そうな中小型のサイズの選択肢が増えた。
早速、Wisdom Guildのデータをマナコストの軽い順に一枚ずつ見ていこう。
なお、6マナを中型、とか言うあたりから、
考慮者のカジュアル度合いを推し量って頂ければと思う。
お告げの行商人/Omen Hawker (青)
クリーチャー ― セファリッド(Cephalid)・アドバイザー(Advisor) MOM, アンコモン
(T):(◇)(青)を加える。このマナは、能力を起動するためにしか支払えない。
1/1
ケネッソスの起動型能力と相性が良いので、
元々リストに入れる事を検討していたカードだが、タコになった事は明確に良好点。
勿論、このマナ域だとケネッソスの能力から出ても損でしか無いが、一応、場に出るのは評価できる。
実用的には、圧倒的な波を打っても手札に戻ってこないので、ケネッソスの起動マナを確保しやすい点は評価できるかも知れない。
(なお、肝心のケネッソスは手札に戻る。)
このマナ能力は能力起動にしか使えないので、手札のカードを消費する時には全く仕事をしないのは気になるところ。
採用するならギャレンブリグ城などのフィルター要素のある土地を考慮する必要はあるだろう。
一長一短だが、専用オタクカード感はある。
Learned Learner (青)
クリーチャー ― セファリッド(Cephalid)・ウィザード(Wizard) _MB, コモン
0/3
幼子のクラーケンの下位互換。
流石に出番はなさそう。
セファリッドの文化破壊者/Cephalid Vandal (1)(青)
クリーチャー ― セファリッド(Cephalid)・ならず者(Rogue) TOR, レア
あなたのアップキープの開始時に、セファリッドの文化破壊者の上にシュレッダー(shred)・カウンターを1個置く。その後、セファリッドの文化破壊者の上に置かれているシュレッダー・カウンター1個につきカードを1枚切削する。
1/1
使い道がなさそう、を通り越して、
占術でトップ操作をするコンセプトと喧嘩してる。
セファリッドの密告者/Cephalid Snitch (1)(青)
クリーチャー ― セファリッド(Cephalid)・ウィザード(Wizard) TOR, コモン
セファリッドの密告者を生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時までプロテクション(黒)を失う。
1/1
ケネッソスの固有色が青緑なので、よほどの友情コンボが起きない限りは何も起きなさそう。
セファリッドの斥候/Cephalid Scout (1)(青)
クリーチャー ― セファリッド(Cephalid)・ウィザード(Wizard)・スカウト(Scout) ODY, コモン
飛行
(2)(青),土地を1つ生け贄に捧げる:カードを1枚引く。
1/1
貴重な飛行要員。ケネッソスは大概空が止まらないので割と価値が高い。
能力は、訓練所が出ている状態だと、島から青マナを捻って探ると、手札に変換出来ると言う事なので、
ペミンのオーラ&2マナでるマナクリからの無限緑マナ
↓
ケネッソスを無限起動でデッキの海産物を全出し
↓
セファリッドの斥候はタコなので、ケネッソスの能力で場に出ている
↓
ケネッソスをさらに起動して欲しいカードがライブラリトップにくるまで起動
↓
斥候の能力で青マナ払って土地をサクり、調和の中心を引いてキャストして、海産物全員速攻でアタック。
みたいな挙動が可能になる。
さらに、追加で浮きの青1マナがあればライブラリートップを再度操作して、大群の功績を引いて全員毒殺ルートに行ける。
従来、無限マナ発生時に盤面を作るのとライブラリートップの操作までは出来たが、
そのターンで決めるにはワンドローをするカードか、キーカードを手札に引いている必要があった。
しかし、今後は海産物出すだけでその最後のキーパーツがを引くカードが場に出ている、と言う事になる。
・・・あれ??超強くね??
セファリッドの幻術師/Cephalid Illusionist (1)(青)
クリーチャー ― セファリッド(Cephalid)・ウィザード(Wizard) TOR, アンコモン
セファリッドの幻術師が呪文や能力の対象になるたび、カードを3枚切削する。
(2)(青),(T):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。このターン、それに与えられる戦闘ダメージと、それが与えるすべての戦闘ダメージを軽減する。
1/1
ケネッソスは占術でライブラリートップを操作するデッキだからぁ、(略)
裏通りの暴れ者/Backstreet Bruiser (1)(青)
クリーチャー ― セファリッド(Cephalid)・ならず者(Rogue) SNC, コモン
防衛
あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーの中のカウンターの総数が2以上であるかぎり、裏通りの暴れ者は防衛を持たないかのように攻撃できる。
3/3
水中の監視者やアリクメテスと微妙にシナジーがありそうだけど大体は殴れなさそうだし、3/3のスタッツが微妙すぎる。
セファリッドの顔借り/Cephalid Facetaker (2)(青)
クリーチャー ― セファリッド(Cephalid)・ならず者(Rogue) NCC, レア
セファリッドの顔借りはブロックされない。
あなたのターンの戦闘の開始時に、これでないクリーチャー1体を対象とする。あなたは「ターン終了時まで、セファリッドの顔借りは1/4で『このクリーチャーはブロックされない。』を持つことを除き、対象にしたクリーチャーのコピーになる。」を選んでもよい。
1/4
うーん、産卵するクラーケンとかコピーしたら強そうだけど、自軍に戦闘誘発関連の生き物がそんなにいないので微妙かも。
と思いきや、相手のクリーチャーも対象とれるの?
流石にセファリッドだぜ・・・。
そんな賢そうな能力をタコが持ってるとは思わなかったんだぜ・・・。
パッと思いつかないが、例えばだけど相手のラガバンになったら愉快そうだな。ありかも。
セファリッドの警官/Cephalid Constable (1)(青)(青)
クリーチャー ― セファリッド(Cephalid)・ウィザード(Wizard) 10E, レア
セファリッドの警官がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーがコントロールするパーマネントを、最大その点数に等しい数まで対象とし、それらをオーナーの手札に戻す。
1/1
パンプ要素がないから微妙かなー。
流石に何もしなさそう。
セファリッドの抜け道魔道士/Cephalid Pathmage (2)(青)
クリーチャー ― セファリッド(Cephalid)・ウィザード(Wizard) LGN, コモン
セファリッドの抜け道魔道士はブロックされない。
(T),セファリッドの抜け道魔道士を生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。それはこのターン、ブロックされない。
1/2
産卵するクラーケンと相性良さそうだけど単体だと流石にキツそうなのでキツそう。
タッサでいいや感。
てか産卵のクラーケンが強いだけ定期。
セファリッドの物あさり/Cephalid Looter (2)(青)
クリーチャー ― セファリッド(Cephalid)・ならず者(Rogue) ODY, コモン
(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引き、その後カードを1枚捨てる。
2/1
ルーター!?
十分強そうだけど、器用さでは斥候の方が強そう。
墨吐きセファリッド/Cephalid Inkshrouder (2)(青)
クリーチャー ― セファリッド(Cephalid) JUD, アンコモン
カードを1枚捨てる:墨吐きセファリッドはターン終了時まで被覆を得るとともに、このターン、それはブロックされない。(被覆を持つクリーチャーは呪文や能力の対象にならない。)
2/1
リアニやマッドネス要素は特にありません。
使わなさそう。
無神経な抑圧者/Callous Oppressor (1)(青)(青)
クリーチャー ― セファリッド(Cephalid) ONS, レア
あなたは、あなたのアンタップ・ステップに無神経な抑圧者をアンタップしないことを選んでもよい。
無神経な抑圧者が戦場に出るに際し、対戦相手1人はクリーチャー・タイプを1つ選ぶ。
(T):選ばれたタイプでないクリーチャー1体を対象とする。無神経な抑圧者がタップ状態であり続けるかぎり、あなたはそのコントロールを得る。
1/2
面白そうな能力だけど不確実すぎるし遅そう。
コンマジで良くね?
苦悶の占い師、クェザ/Queza, Augur of Agonies (1)(白)(青)(黒)
伝説のクリーチャー ― セファリッド(Cephalid)・アドバイザー(Advisor) SNC, アンコモン
あなたがカード1枚を引くたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。
3/4
ケネッソスと色アワネ。
セファリッドの家来/Cephalid Retainer (2)(青)(青)
クリーチャー ― セファリッド(Cephalid) ODY, レア
(青)(青):飛行を持たないクリーチャー1体を対象とし、それをタップする。
2/3
小回りは効きそうだけど1番止めたい飛行に無力だし、青青は贅沢なんじゃないかなー・・・。
常夜会一家の目、カミーズ/Kamiz, Obscura Oculus (1)(白)(青)(黒)
伝説のクリーチャー ― セファリッド(Cephalid)・ならず者(Rogue) NCC, 神話レア
あなたが攻撃するたび、攻撃クリーチャー1体を対象とする。このターン、それはブロックされない。それは謀議する。その後、パワーがそれよりも小さい攻撃クリーチャー1体を選ぶ。ターン終了時まで、そのクリーチャーは二段攻撃を得る。(クリーチャーが謀議するなら、カード1枚を引き、その後カード1枚を捨てる。これによりあなたが土地でないカード1枚を捨てたなら、そのクリーチャーの上に+1/+1カウンター1個を置く。)
2/4
ケネッソスと色アワネ。
セファリッドの仲介人/Cephalid Broker (3)(青)
クリーチャー ― セファリッド(Cephalid) ODY, アンコモン
(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを2枚引き、その後カードを2枚捨てる。
2/2
2倍ルーター、って書いてあるな・・・。
どんだけ器用になれば気が済むんだ。。
まぁ流石にデッキに採用することはなさそう。
常夜会一家の介入者/Obscura Interceptor (1)(白)(青)(黒)
クリーチャー ― セファリッド(Cephalid)・ウィザード(Wizard) SNC, レア
瞬速
絆魂
常夜会一家の介入者が戦場に出たとき、これは謀議する。これによりこれが謀議したとき、呪文最大1つを対象とする。それをオーナーの手札に戻す。(クリーチャーが謀議するなら、カード1枚を引き、その後カード1枚を捨てる。あなたが土地でないカードを捨てたなら、そのクリーチャーの上に+1/+1カウンター1個を置く。)
3/1
色アワネ。
セファリッドの女帝ラワン/Llawan, Cephalid Empress (3)(青)
伝説のクリーチャー ― セファリッド(Cephalid)・貴族(Noble) TOR, レア
セファリッドの女帝ラワンが戦場に出たとき、あなたの対戦相手がコントロールするすべての青のクリーチャーを、オーナーの手札に戻す。
あなたの対戦相手は、青のクリーチャー呪文を唱えられない。
2/3
唐突に青メタ。単体で使いたいとは思わないし、ペインター使えば挙動は面白そうだけど流石にそこまでしたくなさそう。
宴をかき乱す者/Revel Ruiner (3)(黒)
クリーチャー ― セファリッド(Cephalid)・ならず者(Rogue) SNC, コモン
威迫(このクリーチャーは2体以上のクリーチャーにしかブロックされない。)
宴をかき乱す者が戦場に出たとき、これは謀議する。(カード1枚を引き、その後カード1枚を捨てる。あなたが土地でないカードを捨てたなら、このクリーチャーの上に+1/+1カウンター1個を置く。)
3/1
色アワネ。
セファリッドの賢者/Cephalid Sage (3)(青)
クリーチャー ― セファリッド(Cephalid) TOR, アンコモン
スレッショルド ― あなたの墓地にカードが7枚以上あるかぎり、セファリッドの賢者は「セファリッドの賢者が戦場に出たとき、カードを3枚引き、その後カードを2枚捨てる。」を持つ。
2/3
手札増えるのは偉いんだけど、単体では微妙だし無限マナ入っている時ともシナジーないので微妙かな。
スレッショルドも遠そう。
超能力すり/Psychic Pickpocket (4)(青)
クリーチャー ― セファリッド(Cephalid)・ならず者(Rogue) SNC, アンコモン
超能力すりが戦場に出たとき、これは謀議する。これによりこれが謀議したとき、土地でないパーマネント最大1つを対象とする。それをオーナーの手札に戻す。(クリーチャーが謀議するなら、カード1枚を引き、その後カード1枚を捨てる。あなたが土地でないカードを捨てたなら、そのクリーチャーの上に+1/+1カウンター1個を置く。)
3/2
割とありかも。
こいつがトップにいる事が分かっててケネッソスの能力使えるなら、使いたい局面は多そう。
セファリッドの貴族/Cephalid Aristocrat (4)(青)
クリーチャー ― セファリッド(Cephalid)・貴族(Noble) TOR, コモン
セファリッドの貴族が呪文や能力の対象になるたび、カードを2枚切削する。
3/3
なんかデカい幻術師だな・・・と思いきや、無限マナから確殺ルートっぽいものがある・・・?
ケネッソスを無限起動する。
↓
セファリッドの貴族とセファリッドの幻術師と、セファリッドの斥候と収得のタコが戦場に出る。
↓
ケネッソスでトップ操作してタッサの神託者を積み、斥候の能力で引く。
↓
貴族と幻術師の間を、収得のタコが換装で無限に反復する。
↓
ライブラリが無くなるので、タッサの神託者を置く。
↓
タッサの神官と神託者が揃ったことで、正統性をめぐる醜い宗派争いがはじまる。
ちなみにタッサ本人を目の前にして言い争う事もあるが、対戦相手はあまりの滑稽さに呆れて投了する。
・・・なんだこの闇ケネッソスは・・・。
さっきまでと雰囲気が違うぞ・・・?
無限マナだけで統率者使ってコンボするのは強すぎんか・・・?
盾の斡旋屋/Shield Broker (3)(青)(青)
クリーチャー ― セファリッド(Cephalid)・アドバイザー(Advisor) NCC, レア
盾の斡旋屋が戦場に出たとき、あなたがコントロールしておらず統率者でないクリーチャー1体を対象とする。それの上に盾(shield)カウンター1個を置く。それの上に盾カウンターが置かれ続けているかぎり、あなたはそのクリーチャーのコントロールを得る。(それがダメージを受けるか破壊されるなら、代わりにそれの上から盾カウンター1個を取り除く。)
3/4
こういうのでいいんだよ、こういうので。
突然コンマジするのはかなり楽しそう。
スタッツも悪くない。
セファリッドの皇帝アボシャン/Aboshan, Cephalid Emperor (4)(青)(青)
伝説のクリーチャー ― セファリッド(Cephalid)・貴族(Noble) ODY, レア
あなたがコントロールするアンタップ状態のセファリッド(Cephalid)を1つタップする:パーマネント1つを対象とし、それをタップする。
(青)(青)(青):飛行を持たないすべてのクリーチャーをタップする。
3/3
えっ、タコ対立ってこと?
スタッツはかなり心許ないが、デッキ内のタコ比率が上がるなら戦闘では実用的。
種子生まれの詩神が出てると相当ヤバそうな動きをしそう。
まとめ
なんか、ざっと見た時は盾の斡旋者とか面白そうだなーと思っていたが、
ちゃんと見ていくとセファリッドの斥候がケネッソスのマスターピースであり、最大の収穫だろう、という発見があった。
また、対象になると切削する能力を持つ幻術師や貴族は、ケネッソスとは根っこの部分では相性が悪そうなものの、コンボルートとしては戦闘不要な勝ち筋が実用的になった、という見方が出来そうだ。
海産物で怪獣大決戦がしたいデッキからすると微妙な気もするが、少なくともケネッソスのポテンシャルが競技寄りに広がった、と言ってもあながち間違いではないような気がする。
今回は突然のことだったが、お気に入りの統率者の幅が広がる事を楽しめたのは僥倖だ。
モダンホライゾン3のオラクル変更を楽しんでいきたいと思う。
今日はそんな所で。