自己紹介

はじめまして。東町と申します。

生まれも育ちも神奈川県で大学を卒業し、今は秋田県で仕事をしていますがもう辞めようと思っています。

特に文才があるわけでもなく面白いことを言ったり人に勇気づけられるようなことを言えるわけではありませんが、同じような境遇の人たちと何か共有したいと思いここに記すことにしました。


これまでの人生何も考えずただただぼーっと過ごしてきました。

大学時代はサボりにサボり落とせるだけ単位は落とし滑り込みで卒業しました。高校から軽音部に入っていたのでなんとなく軽音サークルに入り、その中でしか友達はできませんでしたが、それなりに楽しい大学生活を送っていました。

就活の時期になり今後何になりたい、何がしたい、どうなりたい、なんて考えることも嫌いだった私は「バイトが新聞営業だったしとりあえず営業職で。商社勤めって響きがなんかかっこいいから商社選ぼ」とかいうなめ腐った軽いノリで地元に本社を置く専門商社から内定をもらいました。

その会社は財務状況もよく大手企業との取引も盛んなため親はとても喜びました。コロナ禍での就活や私の学業状況を心配した親がとてもストレスを抱えていたのを察していたのでなるべく早く内定先を見つけて親を安心させよう。そして自分も楽になろうと思い、ろくにしていない就活を7月にピリオドを打ちました。

そこからはコロナ禍なのに飲みに行く、旅行に行くなど今考えればなぜ感染しなかったのかと思うようなことばかりしていました。

そして来る2021年4月1日。入社式で配属先が社長から発表され私は絶句しました。

秋田営業所

(えっ、、、、、、、、内定者面談の時、配属の希望聞くって言ったじゃん。関東近郊がいいって言ったよ、、、、、ど田舎だし雪めっちゃ降るらしいしやべえじゃん、、、、、秋田とか行ったことねえよ、、、、、、学生時代の友達ほとんど関東いるのに俺だけ一人ぼっちかよ、、、、)

私の脳内はこんな感じでした。

親にはまあ修行だと思って頑張りなと言われ、学生時代いじられキャラだった私は友人に報告するとめちゃくちゃ笑われました。

旅行や知らない場所に行くことが好きなためなんとかポジティブな気持ちでいることに徹しましたが5月からの配属にとても不安を感じながら4月の本社研修を終えて本配属の日を迎えました。

人事部長からは「僕はずっと関東近郊で働いてきて地方で働いたことがないから君が羨ましいよ」と鼻で笑うように言われた時、とてつもない怒りを感じたことを覚えています。

そして秋田へ旅立つことになります。





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